ベトナムの涼しい避暑地・ダラットをコンセプトに誕生してしまった、室温マイナス10℃のカフェ「アイスコーヒー」に行ってきました。
こんにちはペレストロイカ岸本です!!日本は寒いようですが、常夏の国ベトナムで今日も元気に暮らしています!
とはいえ、僕は瀬戸内育ちの根っからのジャパニーズピーポー。四季を愛でる気持ちがあるので、そろそろ冬が恋しくなってきました。
…ということで今回は、ベトナムのあるマイナス10℃の極寒カフェ「アイスコーヒー」に行ってきました!!
ベトナムの極寒カフェ「アイスコーヒー」(Ice Coffee)
住所:747 Trường Chinh, Tây Thạnh, Tân Phú, Hồ Chí Minh
アクセス:タンソンニャット国際空港のそばですが、旅行者がよく宿泊するエリアからは結構離れています。
「倉庫かよ!」と思わせるビジュアルと極寒という組み合わせ…。ヤクザ映画で冷凍庫に放り込まれるシーンを想起された方もいるのではないでしょうか?
ゴォォォォォッッッッ!!!
…という音が響き渡っていて、なおさら不気味です。
早速アイスコーヒーの中へ!
極寒カフェ・アイスコーヒーの室温はマイナス10℃なので、コート着るかどうかを入ってすぐに聞かれます。(無料なので借りましょう!)ちなみに下は短パンだったので生きた心地がしませんでした。
一応タンクトップになるまで脱いでみましたが…
…5秒後に自分を恨みました。
雪山で遭難した時に「寝るな!死ぬぞ!」の意味がよく分かります。店内に結構人がいたのですが、ノーリアクション。めっちゃスベりました。氷なだけに。……すいません。
ちょっと暗い照明といい、テーブルやソファ、挙句の果てにシャンデリアまで、全てが氷でできています。
アイスコーヒーの内装コンセプトは「氷の宮殿」らしいのですが、変わり種のラブホに見えてしまうのは僕だけでしょうか。
極寒カフェ・アイスコーヒーには、寒い&暗いという条件(言い訳?)があるので、来ていたベトナム人カップルがめっちゃくっついてイチャイチャしていました。最終的にはめっちゃキスしてました。
ラブホちゃうぞ!ラブホみたいやけど……って言いたいです。
女友達と一緒に行きましたが、全然そんなことにならなかったです。
手前はイチゴのシントー(ベトナムのスムージーみたいな飲み物)、奥はカプチーノ。両方7万ドン(約340円く)。
ベトナムの普通のカフェでは、水かお茶が一緒に出てくるんですけど、極寒カフェ・アイスコーヒーでは熱いお茶が出てきました。ただしすぐ冷えます(笑)
僕が注文したイチゴのシントーは、一般的には、温くならないようにクラッシュアイスが入っているのですが、この極寒カフェ・アイスコーヒーでは更に冷たくなっていく……この恐怖をなんと言ったらいいか…。
みなさん、ベトナムのアイスコーヒーに行った際には、温かい飲み物を注文してください!!
日本人の僕でさえ30分くらいでギブアップしそうになった極寒カフェ・アイスコーヒー。
「暑さに慣れているベトナム人の店員さんは、なんで耐えられるんだろう」と思い、店のFacebookページを見たところ、かれこれ3ヶ月くらい「寒さに耐えられる方募集中!」と書いてました。
やっぱりなかなか見つからないんでしょうね…。
ベトナムの極寒カフェ・アイスコーヒーカフェをデザイン・企画したのは、ダラット市出身のタオさんという女性だそうです。
ダラット市はベトナムの中でも中部高原と分類される地域にあり、年間を通じて湿度は低く、涼しいのでベトナム人にとても人気の観光地です。
「アイスコーヒーに来ることで冬のダラットの寒さを思い出してほしい」という熱い思いを抱いて(寒いけど)、デザインしたとか。
ベトナム・ダラットの寒さを思い出すべく生まれた極寒カフェのアイスコーヒー、でもダラットの気温を調べてみたところ、最低気温が12月の15.7℃……全然マイナス10℃とちゃうやんけ(笑)
ということで、ベトナム旅行で暑すぎてどうしようもないときは、是非アイスコーヒーに行ってみてください!
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