オーストラリアのメルボルンで節約生活中だけど物欲も満たしたい!…ということで、メルボルン郊外キャンバーウェルの名物フリーマーケット「サンデーマーケット」に行ってきました。多分ここ、なんでもあります…
こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。オーストラリア南部レンマークでのワーホリ農民生活を終え、大都会メルボルンで生活しています。
(オーストラリアのワーホリ情報に関する連載はこちら)
南極大陸にも近いメルボルンは日本とは真逆で、もうじき冬が終わり、春を迎えようとしています。それでも夜はなかなかの寒さでジャケットが無いと心細くなるほどです。
でも…いつも同じジャケットを着るのも飽きてきた……。
極貧バックパッカーや出稼ぎ人とは謳いつつ頭の中は物欲でいっぱいの僕、あまりお金を使わずにお洒落な衣類を揃えるべく、メルボルン近郊のキャンバウェルで毎週日曜の午前に開かれるフリーマーケット(通称、サンデーマーケット)に行ってきました。
キャンバーウェル(Camberwell)
キャンバーウェルはメルボルンの郊外にある。CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)より10km東に位置する。Wikipedia「Camberwell」参照。
アクセス:メルボルンの中心部からキャンバウェル駅までは電車で約20分。
フリーマーケットの入り口の募金箱にお金を入れて中へ。2ドルほどが相場のようです。このフリーマーケット、普段は駐車場になっている敷地を使っている為、とにかく広大でざっと全て見るだけでも数十分はかかります。
こんなに大規模なフリーマーケットを訪れるのはキルギスの蚤の市(下の写真)以来です…。メルボルン郊外キャンバーウェルのフリーマーケットと比較していただくために、キルギスの蚤の市と比較してみてください。
正直、メルボルン郊外キャンバーウェルのフリーマーケットは、キルギスの蚤の市のように歴史にロマンを感じるようなアイテム(上の写真は旧ソ連時代や北朝鮮のバッジ)はあまり無く、ちょっと物足りませんでしたが…
それでもメルボルン郊外のフリーマーケットにも、気味の悪い人形や…
通常は値段を聞いて交渉ですが、このように一律で値段を書いている場所もありました。また、メルボルン郊外キャンバーウェルのフリーマーケットは、だいたい12時半頃には撤収作業開始になり13時頃に閉まるようです。
終了時間ギリギリになると、出店者も急に「2ダラー!2ダラー」と叩き売りを始めます。
僕がフリーマーケットを訪れたのは11時半過ぎ。あまり時間が無いのでそろそろ本気を出してお目当てのジャケットを探しましょう。まず見つけたのがこちら。奇妙な日本語が書かれていますが、イギリスではベッカムも着用したほど大人気のブランドSuperdry極度乾燥(しなさい)のジャケット。
「堅い天候の会社」って一体何なんでしょうね。
フリーマーケットでは他にもいくつかお洒落なデザインのジャケットを見つけましたが、ブランド物だったのか、どれもなかなかのお値段。
買う気満々だったジャケットがあったのですが、16(シックスティーン)と60(シックスティ)ドルを聞き間違えて、白目剥きそうになりました。もちろん街中で同じ物を買うよりは断然安いのですが、日頃使わないような高額を目の前に怖気づいて断念。
せっかく電車代や入場料を払って来たからには手ぶらでは帰れません。今回フリーマーケットで買ったものは以下の4点。
フリーマーケットでの収穫その1 ティーシャツ(5ドル)
夏場になったら着たいなと思って購入。胸ポケットがあるのがイマドキ風。
フリーマーケットでの収穫その2 フォークリング(10ドル)
この指輪なんとフォークを丸めて作られているんです。発想が面白いので購入。
フリーマーケットでの収穫その3 ブレスレット(10ドル)
見た目は至ってシンプルですが、なんとエルメスと彫られています。本物かどうかは不明ですが、エルメスのブレスレットが10ドルなら……買うに決まっています。もしかしたら今回一番の掘り出し物かも。
フリーマーケットでの収穫その4 ドット柄のワイシャツ(5ドル)
「あれ?防寒用のジャケットを買いに行ったのでは?」……お読み頂いた通り、肝心のジャケットは高くて手が出ず、春夏向けの衣類やアクセサリーばかり買ってしまいました。
お金にもう少し余裕があればもっと楽しめたとは思いますが、極貧バックパッカー、いや、トレジャーハンターの僕にとっても十分楽しめました。春が来るまで寒さは自力で我慢しなければなりませんが、購買欲が満たされて大満足です。
物価が高いと言われるオーストラリア…メルボルンの街中で新品を買うとかなり大きな出費ですが、衣類が必要ならメルボルン郊外キャンバーウェルのフリーマーケット(サンデーマーケット)を覗いて見てはいかがでしょうか?
もしかしたら思いもよらぬ掘り出し物が眠っているかも知れませんよ?
(オーストラリアのワーホリ情報に関する連載はこちら)
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