ビザの取得がちょっとややこしい東欧諸国ですが、ベラルーシのビザはそうでもないみたいです…。ウクライナのキエフのベラルーシ大使館でのベラルーシビザ取得の過程を紹介します。
こんにちは!自称マジシャンせがわーるどです。ただいま大学で勉強しているロシア語を使い旧ソ連諸国を周っています。
ウクライナからリトアニアに向かう僕の前に立ちはだかった未知の国ベラルーシ、飛行機で飛び越すのも一つの方法ですが…、せっかくだったので、ウクライナのキエフでベラルーシのビザを取って、陸路で移動する事にしてみました。
旧ソ連の一部を構成していた国の一つ、ベラルーシ。僕ら日本人にとってはあまりにも馴染みのない国ですよね。
ベラルーシは、東ヨーロッパに位置する共和制国家で世界最北の内陸国。首都はミンスク。ソビエト連邦から独立し、1994年以降ルカシェンコが大統領の座に就いており、独裁国家との批判を欧米諸国から受けている。Wikipedia「ベラルーシ」参照。
首都ミンスクの主な観光名所はこんな感じ。左上から聖霊大聖堂、聖シモン聖エレーナ教会、聖母マリア教会、国立オペラバレエ劇場、ミンスク駅前広場、独立広場。
By AlexTref871 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=45666793
主に5つあります。
1 、パスポート
2 、縦4cm 横3cm の証明写真
3 、ビザ申請書
4 、ウクライナからベラルーシへの片道乗車券
5 、ベラルーシ保険加入証明書
「えっ?保険?」と思われた方も多いのではないでしょうか?僕も、ネットで調べて行ったのですが、どうしても5つ目のベラルーシ保険加入のやり方がわからず、保険を持たないまま挑戦しに行きました。
僕はウクライナでベラルーシビザの取得を試みたので、ウクライナのキエフにあるベラルーシ大使館に向かいました。
ベラルーシ大使館(ウクライナ・キエフ)
アクセス:キエフ地下鉄1号線のуниверситет 駅(大学駅)から徒歩10分圏内に位置します。
営業日:月曜日 9:30~12:00 火曜日 14:30~17:00 木曜日 14:30~17:00 金曜日 9:30~12:00
キエフのベラルーシ大使館に到着すると、すでに8名くらいの列ができていました。どうやら2人ずつしかベラルーシ大使館内に入る事はできず、2人に対し30分以上かかっていました。
ベラルーシビザ取得のチャレンジ1回目は間に合わず、ビザ取得失敗に終わりました。ウクライナのキエフのベラルーシ大使館でベラルーシビザを取得する場合は、開館と同時かそれより前に到着しておきましょう。
次の日はベラルーシ大使館に一番乗りで乗り込んだものの、警備員に「ベラルーシ保険に加入しているか?」と止められました。「いいえ」と答えると、優しくベラルーシ大使館のほぼ真向かいにある建物のへ連れて行ってくれました。その建物こそがベラルーシ保険の手続きができる場所でした!
必要書類を書いて50グリブナ(200円)を払い、無事にベラルーシ保険を取得できました。また、ここでは日本語版のビザ申請書ももらえるので、一緒に記入しておきましょう。
ベラルーシ入国の際の国境審査で、オリジナルのベラルーシ保険証明の提示を要求される事があるらしいので、失くさずに持っていましょう。
こうしてベラルーシ保険を取得した後、ベラルーシ大使館に戻り、30分ほど待ち無事にベラルーシビザを取得できました。
今回僕がとったベラルーシのビザは、2日間のみ滞在できるトランジットビザです。
10日以内のベラルーシ短期観光ビザ取得の場合、ベラルーシの宿泊施設の責任者の署名 or スタンプ入りの宿泊予約確認書のコピーが必要です。10日以上30日以内のベラルーシ長期観光ビザ取得の場合、上記に加え、ベラルーシの旅行会社 or 旅行代理店が発行する、ロシア語の責任者の署名入りの申請書が必要です。
…と、ベラルーシのビザはややこしいので、トランジットビザをお勧めします。ベラルーシ自体そこまで見所が多くないので2日あれば十分だと思いますが…(笑)
ただし、中央アジア、ロシア、旧ソ連諸国に比べ、ベラルーシビザは取りやすいので、ウクライナやバルト三国辺りを旅される方は、「面倒だから」と諦めず、ベラルーシビザ取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
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