リスボンからバスで片道2時間!日帰り観光も可能なポルトガルの漁師町「ナザレ」が美しい

2016.07.30 07:00 
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リスボンからバスで片道2時間と、日帰り観光が可能なポルトガルの漁師町「ナザレ」で見るべき観光地を紹介します。ポルトガル随一と言われるビーチもあり、なんとも美しい街です…。

 

ポルトガルのナザレに行こう

こんにちは、めとめです!今回はポルトガル屈指のリゾート地、ナザレについてご紹介します。

日本ではさほど有名ではありませんが、シーズン中のナザレはポルトガル人をはじめ、ヨーロッパ各国から観光客がやってくるそうです。私が訪れたのは10月とあって人もまばらでしたが、ナザレの人々の生活をゆっくり見ることができました。

美しい浜辺が広がるポルトガルのリゾート地、ナザレ。のんびりとした漁港と伝統衣装を身に纏ったおばあちゃんが印象的な、懐かしい雰囲気漂う観光地です。

 

ナザレ

 

アクセス:ナザレは、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルからバスで2時間のところにあります。リスボンメトロのJardin Zoologico駅がセッテ・リオス・バスターミナルへの最寄駅です。

ナザレ (Nazaré)は、ポルトガルの町、及び基礎自治体。3つの教区を持ち、レイリア県に属す。コスタ・デ・プラタ(銀海岸)に面したポルトガル屈指のリゾート地である。 絵のように美しい海辺の村として町を売り込み、人気の観光地となった。Wikipedia「ナザレ」参照。

 

活気あふれるナザレのペスカドーレス地区

まずは海沿いにあるペスカドーレス地区を歩いてみることにします。頭にスカーフを巻き、刺繍をほどこしたエプロンをスカートの上に重ねて履いているおばあちゃんをよく見かけます。これがナザレの伝統衣装です。
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海岸には魚の干物がたくさん。漁師町の雰囲気が味わえます。なんとかしてこの干物を食べようとカモメたちが狙っているので網がかかっています
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ナザレの朝の市場へ

そのままウロウロ歩きまわると市場に到着です。
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朝の市場は地元のおばあちゃん達のたまり場のようになっていて、とても活気があります。
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外では、漁師さんたちが獲ってきた魚を女性たちがテキパキと売りさばいていきます。これぞ海の側の市場!という感じです。
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ナザレの住宅街へ

それからも街歩きは続きます。大きな街ではないので歩いて回れます。
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ナザレは街の色がとても綺麗です。家の色もカラフルで、リスボンともまた違った雰囲気です。
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毎日、朝は曇っていたりするのに、10時くらいになるとなぜか急に雲ひとつない晴天になりました。空の色と街の色が絶妙にマッチしていて、ものすごく居心地のいい場所でした。
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そしてたくさんのお家の玄関先には鳥かごがありました。波の音と鳥の鳴き声…なんとも素敵な街です。
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料理もおいしいナザレ

お昼ご飯の時間になるとどこからともなく美味しそうな匂いがしてきます。海沿いの街なのでやはり魚を食べたい!ということで、散策途中に見つけたRosa dos Ventosというお店に入ります。
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"Saldinhas Assadas"という、ポルトガル料理を代表するイワシの塩焼きを注文しました。結構な大皿にイワシが5匹とサラダ、ポテト、パンが付いて、約850円(7.30ユーロ)でした。味も本当に美味しかったです。日本でもよく食べている魚なのに、味噌汁じゃなくてパンとサラダが付いているだけでちょっと別物に見えましたが、この組み合わせもアリでした。
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それから、この辺りでよく採れる食材のひとつ、アサリ。これはぜひ食べておきたいということで何度も通りかかって気になっていた"Casa O Santo"というお店へ。
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トマトと玉ねぎと塩っ気のあるアサリ。これを爪楊枝でほじくりながらいただきました。新鮮で最高でした。
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美しい景色が広がるシティオ地区

ナザレにはもうひとつ、シティオ地区という場所があります。山の上にあるので、ケーブルカーか階段で行きます。おばあちゃんの奥に見えている山肌に沿って伸びている線路のところがケーブルカーですDSC_0278

 

ケーブルカーを降りるとペスカドーレス地区よりも静かな街が広がっています。そして美しい景色が待っています!ケーブルカーの登って来た道も眼下に見えます。
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少し進むとメモリア礼拝堂に到着します。ここは聖母マリアの奇跡が起こった場所とされていて、キリスト教信者の方たちにとっては重要な祈りの場所のようです。中は数人入っただけでいっぱいになってしまうくらいの小さな礼拝堂ですが、人がひっきりなしに訪れていました。
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中に入ってみると、壁はポルトガルの有名なタイル、アズレージョで彩られています。小さな窓からは大西洋を望むことができます。
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そのすぐそばにノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会があります。こちらも内部はアズレージョで装飾されていて、中には4世紀にパレスチナのナザレから持ち込まれたマリア像もありました。
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ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会は、12世紀に騎士の命を聖母が救ったという伝説上の奇跡的とりなしを記念し建てられた。Wikipedia参照。

 

これ以外にも、シティオ地区にはお土産物屋などがありますが、広くないのですぐに一周することができます。

 

ナザレは夕方も美しい

夕方になると漁師さんたちが海に座ってみんなでおしゃべりしています。
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だんだんと大西洋に沈んでいく夕日も見ものです。
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こんなポルトガルのナザレですが、リスボンからバスで片道2時間、日帰りでも十分観光することができるので、ショートトリップしてみてはいかがでしょうか。

 


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めとめ

めとめ

昔から暇を見つけてはすぐどこかに行ってしまう癖のある、2児の母。子供がいたって旅はやめられない!ときに食べたかったものや行きたかった場所を諦め、ときに病院に走り、ときに感動を共有して、ときに大いに笑う。子連れバックパッカーも悪くないもんです。

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