子連れ海外旅行先のミャンマーの床屋で、5歳の長男・渉(わたる)が散髪に挑戦!英語も通じず、髪型の注文もままならない状況で、一体どんな髪型になることやら…。
こんにちは、めとめです!
「ちびっこバックパッカーズが行く!」連載第9回目(バックナンバーはこちら)の今回は、インレー湖で有名なミャンマー・ニャウンシュエの床屋で、5歳の長男・渉(わたる)の髪を散髪してもらったときのお話です。
日本語はもちろん、英語も通じない海外の床屋で注文した「お任せでカット」。未知だけどなんだか楽しい、海外旅行先での家族イベントです…!
日本では漫画のコボちゃんのようなツーブロックの髪型をしている渉(右)なのですが…
ミャンマー旅行の数週間前から「髪を切らずに伸ばす」と言い出したので、ミャンマーで髪を切ってみることに。面白いのでやってみようと家族は大盛り上がりです。
そしてここまで髪を伸ばしてミャンマーへ。シャン州のニャウンシュエでそのときはやってきました。
道行く人に「子供の髪を切れるところはないか?」と尋ねると、「ミンガラーマーケットの近くにあるよ」との情報が。でも時刻は夕方で市場はほぼ終わり、なんだか殺風景。そしてかなり汚かったです…。
床屋はこの通り。
アクセス:ニャウンシェまでは、ヤンゴンから飛行機で約45分(バスで約9時間)。ヘーホー空港より車で約50分。
床屋の中に入ると、おじさんと息子さんらしき人が2人で切り盛りしています。ちょうど長男と同じくらいの歳の少年が髪を切っていました。「さっそく散髪お願いします!」と言いたいところですが…
英語は通じない様子で、床屋のおじさんとの交渉はこんな感じに。
私:(息子の髪を指差しながら)「カット、オーケー?」
床屋のおじさん:「3000チャット、オーケー?」
私:「オーケー!ナイスガイ、プリーズ!」
日本円で270円くらい…高いのか安いのかもよくわかりませんが、とにかく交渉成立です。笑
床屋のおじさんが「ここに座って」らしきことを言い、何の相談もないまま散髪が始まりました。
バリカンとハサミを駆使して切り進めていきます。
店内には韓流スターのようなキラキラ男子のポスターが多数あります。夫との違いに愕然としつつも、「もしかしてこんな感じにカットされるの!?」とこちらはドキドキしながら待ちます。
散髪の作業はサクサク進んでいき、5分ほどで後ろの髪は仕上がった様子。床屋のおじさんがバリカンで丁寧に整えています。
そうこうしているうちに先客の少年(左)が仕上がりました。ものすごくキレーイに後ろの髪を刈り上げられてますね。まるでスラムダンクのゴリ…。
キラキラ男子のヘアカットはどこへやら…笑
「バリカンも佳境のようだし息子もそろそろかな」と思っていたら…
床屋のおじさんが剃刀を取り出し、こう言いました。
床屋のおじさん:「危ないよ、動かないでね」
「まさか…息子もスラムダンクのゴリみたいになるの!?」と期待と不安半分で見守っていたのですが…、やっぱりゴリになってしまいました。
…予想通りです。笑
ちなみにこちらが散髪のbefore(左)after(右)。
この床屋で散髪したら、子供はみんなこんな感じになるのでしょう…。日本ではあまり見られない感じの髪型でしたが、ミャンマーではよく見かけたように思います。それにしても、こんな綺麗に散髪してもらったのは初めてでした。「あのキラキラ男子のポスターはなんだったの!」と突っ込みたくはなりましたが。笑
ミャンマーのヘアースタイルが結構気に入った様子の渉は、「次の旅先でも散髪する!」と張り切っていました。
海外で散髪すると、ヘアスタイルにお国柄が出るためか、かなり楽しい経験になりました。モノではない思い出作りに、散髪オススメです!
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