世界各地で毎年5月1日に行われるメーデー。ベルリン・クロイツベルグのメーデーは何かと「ヤバい」という噂…。銃を携帯した警察官の姿もあったイベントで見たものとは?
世界新聞編集部のがぅちゃんです!
まことしやかに囁かれる「ベルリンのメーデーがヤバいらしい」という噂…。
メーデー(May Day/5月の日)は、世界各地で毎年5月1日に行われる祭典。ヨーロッパでは夏の訪れを祝う日である一方、労働者が統一して権利要求と国際連帯の活動を行う日でもある。「労働(者)の日」(International Labour Day)とも言われる。Wikipedia参照。
「ベルリンのトルコ」と言われるクロイツベルグ地区で開催されるらしく、「may day kreuzerg(メーデー クロイツベルグ)」とググって出てくる画像もなかなか激しめ…車燃えてますね…。
クロイツベルグ地区にて開催されるメーデーのイベントは「My Fest」と呼ばれ、今回はその様子を紹介します。
2016年5月1日開催の第14回「My Fest」では、8つのステージにて、政治関係やエンターテイメント等のパフォーマンスが披露される。開催時間は12時〜22時。My Fest HP 参照。
アクセス:地下鉄 U8線「Kottbusser Tor 駅」すぐ。
メーデー当日は、クロイツベルグ周辺の金融機関は特別なフェンスで覆われていました。
ちなみにクロイツベルグの雰囲気はというと、東京でいう新大久保と下北沢を足したような感じでしょうか…。
銃を携帯する警察官らしき姿もあり、早速ビビってしまいます。
爆音のギャングスタラップが流れるステージがありました。ステージのポスターには…
「ファイト・ザ・パワー」と書いてあります。
「なんかすごいイカツイ場所に来てしまった…」と思っていました。この時までは。
恐る恐る「My Fest」の中心へ向かってみると…
老若男女が歩いています。
路上では小さな子供達が遊んでいたり…
少年少女が談笑していました。
あれ…、思ってたのと違う…!
「危険というかむしろハッピーなんじゃ…」と思いつつさらに調査を続けます。
あちこちで音楽ライブが開催されていました。
【動画】やけにハッピーな音楽ライブの様子
他にも…
【動画】ロックなライブエリアや…
【動画】路上でパフォーマンスしだすラッパーもいました。
オーディエンスも自由で幸せそうでした…笑
「あんなにビビってたのは何だったんだろう?」というくらい平和でした。
ビビってた割には「ただのハッピーな日曜日の午後」が過ごせました。というか、普通のイベントすぎて退屈なくらい平和でした。
ただし、僕が「My Fest」に参加したのは夕方までで、夜には政治団体同士の小競り合いがあったそうです。なので、平和と言い切るには早いイベントなのかもしれませんね…。ちなみにニュースによると、「今年の極左は大人しかった」そうです。笑
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