フィリピン人のホスピタリティは本物だった話

2016.04.16 09:00 
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フィリピンといえば、ホスピタリティ。「フィリピンホスピタリティ」という言葉があるなど、世界一のホスピタリティを持つと言われることも…。フィリピンのレイテ島でしみじみ感じたお話です。

 

ひょんなことからレイテ島の僻地へ

フィリピン移住を決めた岩辺智博(いわなべともひろ)です!

マイナースポット好きな僕に、セブ島の語学学校の先生が勧めてくれたレイテ島の僻地ヒヌンダヤン。彼の家族や親戚まで紹介してもらい、もてなされた4日間の滞在はまさにフィリピン人のホスピタリティを実感する時間でした。

 

きっかけはセブの語学学校の先生

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左から2番目が先生

 

英語学習のためにセブ島の語学学校に通っていた頃、あるフィリピン人の先生と旅の話で盛り上がり、マイナースポットが好きな僕に「それならレイテ島に行ったらいいよ!」とおすすめしてくれたのでした。レイテ島にあるヒヌンダヤンという小さな街が先生の故郷だそうで、僕は1人旅だったのですが、先生が連絡して家族まで紹介してもらえることになりました。

 

ヒヌンダヤンとは?

ヒヌンダヤン(Hinundayan)はフィリピンの南レイテ州の自治区。2010年時点の人口は11610人。Wikipedia参照。

アクセス:マニラ→タクロバンまで飛行機で約1時間半。タクロバン→ヒヌンダヤンまで車で約2時間。

 

ヒヌンダヤンは観光地ではないため、外国人など滅多にやってくることはありません…。一般的にフィリピンの人は「陽気」といったイメージなのですが、レイテ島では「シャイ」といった方がしっくりきました。

 

親戚紹介で終わるヒヌンダヤンの一日

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ヒヌンダヤンでは、先生のお母さん(上)の家に滞在させてもらいました。初対面なのに息子との再会のように温かく迎え入れてくれました。ヒヌンダヤンの小さな街を案内しながら、お母さんはすれ違う知人に嬉しそうに僕を紹介してくれました。

 

お母さんの働く診療所の方々…
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声を掛け合う人の多くが親戚のようで、ざっと思い出しただけでも20人近くはいたと思います(笑)
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計4日滞在しましたが、お母さんや周りの親戚一同が代わる代わるぼくの面倒を見てくれました。こんな感じに(笑)

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ある日にはプールに遊びに連れて行ってもらうこともありました!
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ヒヌンダヤンのお祭りは盛大!

滞在中はとにかく行事が多かったように思います。その中でも印象的だった「Women Celebrate Day」というカトリックに関連した行事の様子を紹介します!

 

当日はみんなで同じ色のTシャツを着ました。街中では…
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女子高生がバトン行進をしたり…
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地元の子供たちが楽器を演奏しながら街を行進します。
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踊りもありました。ちなみにこの写真で踊っている女性は全員「母親」なのだそうです。
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宴会も多い!

親戚が多いためか、それだけ誕生日会も多く開催されます(笑)
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親戚一同が揃って盛大に祝う場には、フィリピン名物の豚の丸焼き「レチョン」が出てきます!
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…ヒヌンダヤンでの滞在で、僕の体重は自己最高記録を更新しました(笑)

 

ヒヌンダヤンの心の豊かさを感じる

ヒヌンダヤンで過ごした4日間、僕はついに財布を開くことはありませんでした
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突然の外国人の来訪を快くもてなしてくれる心の余裕からは、ヒヌンダヤンの人々の精神的な豊かさを感じました。小さいながらも自分を表現するイベントがあって、認めてくれる周りの人々もいる…

 

そんなヒヌンダヤンにまた帰ってくる口実を作るため、お母さんの家にわざと手紙とTシャツを忘れてきたのでした。

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岩辺智博
大学時代よりアジア・アフリカを中心に放浪。マラリアに倒れ、冷たい雨に震え、手錠をされて確かめた自由。当たり前を揺るがす毎日を。もっと世界に身をさらそう、もっと自分で生きてみよう。ジャーナリスト志望の東京在住社会人1年目。ブログTwitter

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