嫁がセミを食べた【嫁の観察日記 @世界一周】

2015.09.13 10:47 
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日本でお嬢様キャラだった嫁がなんと、セミを食べました。旅はどこまで嫁を変えるのか…!?

 

こんにちは。夫婦で世界一周しております旅人 草 -tabibito sou-です。他人の嫁を通して世界一周しようという心意気ではじまった連載・嫁の観察日記の第3回をお届けします。

連載バックナンバーはこちら

 

フィリピン→ベトナム→カンボジア→ベトナム→ラオスときて東南アジア最後の国はタイです。タイ嫁の成長ぶりを垣間見ることができました。

 

嫁、大好きになったラオスに別れ

2015年3月19日

ラオス・ルアンパバーンの宿で仲良くなったオーナーと写真を撮り、大好きになったラオスに別れを告げました。

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宿から長距離バス乗り場に向かうトゥクトゥクの中で。この後、許しがたい悪夢が待っているとも知らず笑顔です。

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嫁、詐欺に呆然

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しばらく怒っていた嫁も、あまりの酷い対応にただただ呆然…

 

ラオス・ルアンパバーンからタイ・チェンマイまで長距離バス(5,250円/一人)を予約した僕ら。このバスはリクライニング付き・乗り換えなしで目的地へ到着するはずでしたが…

待っていたのは…オンボロの小さいバン

他の乗客も話が違うと運転手に詰め寄ります。しかし運転手は悪びれることも無く、むしろ「嫌なら乗るな」と喧嘩腰です。「俺は運転手だから文句があるなら自分で電話しろ」そう言って全く取り合ってくれません。

旅行代理店に電話するも通じず、乗客20名全員が騙され、しぶしぶバンに乗り込みました。

 

早朝4時に放置される嫁

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バスが何時に来るか・本当に来るかすら分からない状況の中で呆然とする嫁

 

僕らが座わらされたのは運転席と助手席の間の狭い空間。背もたれはなく足も小さく折りたたまないと乗れないほど窮屈な席でした。

経験したことがないほどの悪路を何時間も走り続けるバン。しかも助手席の親父に「一緒に布団に入って寝るか」とセクハラを受けたそうです。そんなこんなで眠ることが出来ない嫁…。そんな状態で11時間ほどが過ぎた早朝、不意に全員が外に追い出されます。

「ここで次のバスが来るまで待て」と、バス停に放置されました。ここはまだラオスで、違うバスに乗り換える必要があるのだと言います。そう、乗り換えなしという情報まで嘘だったんです。

 

23時間移動で嫁、限界

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死んだように眠る嫁の顔はちょっと酷い…w でもしょうがないか。

 

結局チェンマイの宿に着くことが出来たのはラオスを離れて23時間後のことでした。そしてダイレクトで着くはずが4回も乗り換えさせられました。ほとんど寝ることが出来なかった嫁はベッドに倒れ込みました。

 

嫁、チェンマイを楽しむ

あまりに疲労しきっていた僕らは2日間ほど何も出来ませんでした。
ようやく元気を取り戻し街歩きをしてみると、チェンマイという街は居心地が良い上に観光スポットが山のようにある場所でした。結局僕らは2週間以上も滞在しました。

 

2015年3月30日

チェンマイのWat Umongというお寺を散策しました。遺跡好きな嫁にはかなりツボな場所だったようです。

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2015年3月31日

温泉に向かう途中で見た夕日。日本ではバイクに乗ったことがなかった嫁はツーリングが大好きな様子。

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2015年3月25日

チェンマイのターペー門の近くで見つけた食堂にて。旨いものを食べた時は、どんな綺麗な景色を見た時よりもいい顔をしています。

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チェンマイで見た嫁の「変化」

自分なりのやり方で旅を快適にしようとする姿が見られるようになってきました。

 

元々キレイ好きな嫁はほぼ毎日手で洗濯することを欠かしません。バックパッカーでも綺麗であり続けたいようです。

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1回約80円で回せる洗濯機を見つけ大喜びしていました。

自分の洗濯物を盗られないように見張っている嫁。誰も盗らないのに…。

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穴が開いた僕のズボン、靴下、下着、バックパックを大事そうに縫い付けてくれています。
お金のないこの旅で、あるものを大切に使うようになった嫁。日本にいた時は1ヶ月2万円以上服にお金を使ってきた嫁からすれば、想像もできない変化です。

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嫁、セミを食べる

2015年4月6日
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チェンマイで泊まっていたゲストハウスのオーナーが「食べてみろ」と言ってきたものはなんと…”セミの唐揚げ”でした。

僕はその場のノリでなんとか食べられたものの、さすがに嫁は食べられないだろう…

 

しかし!周囲の人の食べろコールに負け、ついにパクリと食べてしまいました。DSC_4216-1

 

嫁がセミを食べる一部始終を見たい方はこちらの動画をどうぞ。※虫が苦手な方は閲覧注意

 

予想に反して、嫁は旅に順応してきている様子です。

しかし、次の国は最大の敵になるであろうインドです。バックパッカー経験者でも弱音を吐くというその国に、"最弱"嫁は対応できるのでしょうか?

 

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元理学療法士と元幼稚園教諭の二人。ともに仕事を辞め世界に飛び出します。世界一周が初のバックパッカーとなる二人のちぐはぐ・デコボコな旅…。ホテルだけでなく、人の家、カウチサーフィンやWWOOFなどを利用するちょっと変わった新婚旅行をお伝えします。 ブログ:tabibitosou.com fbページ:旅人 草 -tabibito sou-

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