「独立記念日」はアメリカ全土で気合いが入っている訳ではない

2015.07.21 10:08 
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アメリカの独立記念日といいえば、アメリカ中がこぞって祝うイメージがありますが、田舎ではこんな感じ。

 

こんにちは!ベルリン滞在中のがぅちゃんです!今年の独立記念日をあえて田舎で過ごしてみたのでレポートします。

 

独立記念日 (アメリカ合衆国)
独立記念日は、1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日。アメリカでは「独立記念日(インディペンデンス・デイ)」と呼ばれるのがもっとも一般的であるが、単に「7月4日」("Fourth of July")とだけ言うことも多い。独立記念日には各地でパレード、バーベキュー、ピクニック、野球などのイベントが開かれる。
Wikipedia引用

 

記念日当日は、アメリカ国内に留まらず世界各国で、アメリカ政府主催のイベントが開催されます。(写真はユニバーサルスタジオジャパンでのレセプションの様子)x

 

ワシントン記念塔越しに見る独立記念日の花火。気合い入ってますね!
Independence Day

 

8000人の街の「記念日」

一方、今回がぅちゃんが訪れたのは、マサチューセッツ州ウースターラトランドという、人口約8000人程度の小さな町です。州都ボストンから車で約1時間半ほどの場所なので、人里離れた田舎というよりは郊外という雰囲気でした。

 

記念日当日でもこじんまりしていました。photo-6

 

騒音パレード

ラトランドでの独立記念日は、パレードがメインイベントでした。パレードには順番があり、警察、軍関係、救急、消防、市民の有志という順でした。

 

たった1台の警察車両でパレードを先導します。photo-7

 


退役軍人の方々。なにかと軍人がリスペクトされているあたりはいかにもアメリカという感じでした。phsssoto-8

 


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次に救急車と消防車が通過します。photoss-9

 

このパレード、実はかなりの騒音でした。パフォーマンスとして、クラクション、サイレン、銃声が鳴り、さらには上空をパレードする軍用ジェット機の音が混ざり、現場は想像以上の音量でした。photo-8

 

 

この地域のパレードには、毎年それぞれテーマがあるそうで、今年のテーマは「サウンド・オブ・ミュージック」でした。

 

本作の劇中歌でもある「ドレミのうた」が、銃声やサイレンとともに鳴り響きます。
pshoto-8

 

他にも、生バンドがあったり、photos-8

 

国家斉唱が生歌で聞けました。バンドやドレミのうたと重なって響き渡り、独特の音色を奏でていました。
photo-10

 

平和だ……

騒音の中、子供達がおやつを投げて配ってくれます。
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もらう側も必死。
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高齢者も楽しみます。
phodto-9

 

地元のおじさん達がアイデアを出しあった結果、これに落ち着いたのだと思うと、なんだか微笑ましいものがありました。
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楽しければいい

見る前は正直、田舎の祭とナメていたのですが、飽きない程度には見ていられました。テーマやメッセージ云々より、「楽しければいい」みたいな雰囲気、嫌いではなかったです。写真は山火事防止を訴えているらしい熊らしいのですが、わかりにくい!
photoff-8

またあえて行こうとは思わないですが、それでも都会のちょっとしたイベントよりは見応えはあったかなと思います。

…それでもやっぱり、都会で独立記念日パレードが見てみたい。


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がぅちゃん
イスラエル・テルアビブ在住のネイティブ京都人。京都市立芸術大学卒業後、米国人の同性パートナーとベルリンに移住し、ライターとして活動を開始。世界新聞2代目編集長。日本、イギリス、カナダ、ドイツでの生活経験がある。▶︎ブログ ▶︎youtube ▶︎twitter

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