地球の裏側・ベネズエラでみそ汁を作るとこうなる

2015.04.14 11:00 
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今回は、みそ汁が進化します!

 

こんにちは。夫婦で世界一周中のmiaです。旅をしながら「日本のお袋の味を届けようではないか!」という意気込みから、世界中で味噌汁をふるまうMISO SOUP IN THE WORLDという連載を書かせてもらっています。今回は南米のベネズエラで、地元料理のクリームスープからアイディアを得た味噌汁を作って食べてもらった様子をお送りします。

 

ベネズエラってどんな国?

ベネズエラは南米大陸のブラジルから見て北側に位置し、南米指折りの自然が残る美しい国です。

以前ベネズエラでは「コーラ1缶660円」というのは本当なのか? や、インフレのベネズエラでビックマックは97円では、ベネズエラの物価が安い! ということをお伝えしました。

 

旅人にとっては物価が安く暮らしやすいこと、美しい自然が残ること、ごはんがおいしいこと、人々が穏やかであることは、わたしがベネズエラでおよそ2ヵ月滞在する理由です。写真はメリダの街の様子。山に囲まれてきれいでしょう!
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実は、ベネズエラへ着いてからずっと1ヵ月以上も滞在している家族経営の民宿があります。毎日顔を合わせるので自然と仲良し。今日はその宿の娘のステファニーちゃんに味噌汁をふるまおうと思います!
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さて、味噌汁作りの前におさらいしておきたいことがあります。当連載MISO SOUP IN THE WORLDでは、毎度その土地の料理を紹介しています。味噌汁を現地の方に気に入ってもらうために、まずその土地の食べ物の特長をつかんでおきたい! というわけです。

 

ベネズエラの食事

印象的なのはこのアレパという小麦粉かトウモロコシ粉で作るパンです。ベネズエラの主食といっても過言ではないでしょう!素朴なおいしさにわたしもハマってしまいました。vm25

 

こちらはパペジョン・クリオージョという国を代表する一皿。黒豆、煮込んで割いた肉、チーズ、卵、卵の下に隠れて見えないですが米のセットです。十分すぎるタンパク質!vm26

 

続いては、牛の胃袋を使ったモンドンゴというスープ。人によってはゲテモノですがわたしはとても好き。昼時のレストランでよく食されています。ジャガイモや玉ねぎ、香草が入ってます。
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地元のクリームスープを参考にする 

どんな味噌汁にするかが最大の見所であるこの連載。今回は、滞在中のメリダの地元料理だと言うあるスープからヒントを得ました。ミルクをベースにした、野菜とチーズと卵が入ったピスカアンディーナという名のスープ。朝ご飯として地元の人々に好まれています。具材の野菜は細かく刻まれており、汁そのものも楽しめる調理法です。これこそがベネズエラ人に味噌汁の汁までおいしく食べてもらうヒントなのでは?! とビビっときたのでした。
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ピスカアンディーナのように肉が入らずとも、細かく刻まれた根菜類と香草、そして汁自体を楽しんでもらえる味噌汁–我ながら良いアイディアだと思います!

 

味噌汁作りスタート

玉ねぎ、ニンニクを細かく切り、ネギや香草も入れ、最後に卵でとじようと思います。野菜は細かく、ジャガイモのかわりにカボチャでトロッとさせます。ここまではピスカアンディーナと似ていますが、今回はチーズなしで進めます。いったんこのレシピで作ってうまくいったらチーズも加えてみても良いかもしれませんね。前の上司に「検証するなら1つずつ」と習いました。賢明なので従っておきます。

 

まず、こちらの本格派鰹節は、静岡県西伊豆の鰹節です。バックパックの中にいつももって歩いています。
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続いてこちらも自慢の味噌。新潟県長岡市の伝統味噌です。
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野菜。玉ねぎ、ニンニク、カボチャ、ネギ、香草です。ちなみにここメリダはニンニクの産地で大変香りが良いニンニクが手に入ります。
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では鰹節から削りましょう。鰹節って木目のようなものがあって、長く削れるときと短くしか削れないときがあるんですね。だんだんわかってきました。
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玉ねぎは、ピスカアンディーナのスープのように細かく角切りにします。
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まろやかにな〜れ! と思いを込めて包丁の柄でニンニクを潰します。
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甘めのカボチャです。これも細かめに切りました。
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根菜類からあらかじめとっておいたダシへ加えます。このダシは本当においしいできるヤツです。
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葉物類、味噌、卵も順に加えられるよう準備しておきましょう!
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葉物も入れ全てに火が通ったところに、
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自慢の味噌を溶き入れ、
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溶き卵も加えます。
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完成です。ピスカアンディーナをこっそり真似した味噌汁!
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味噌汁というよりどことなくミソスープ的な雰囲気ですね。
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真似したことは内緒

では早速食べてもらいにステファニーちゃんのもとへ! ステファニーちゃんは宿の受付番をしていました。ちなみに、こっそり餃子も並行して作ったのでそちらも差し上げました。「ムーチョ!(こんなにたくさん!)」と歓声をあげていました。
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「ムイ リコ!(とてもおいしい!)」と何度も言ってもらえました。これだけピスカアンディーナというスープにこだわっておきながら、真似して作ったことはちょっと恥ずかしいので伏せておきました…終わり良ければ全て良し!
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わたしが風邪をひいたときや、街の道がわからないときなどいつも親切に助けてくれるステファニーちゃん。お礼と言っては大げさですが、こうして味噌汁をふるまうことができて感激です。それにしても、キッチンがある宿って良いですよね。今度はチーズ入りの味噌汁でも作ってみてもよいかもしれません。そのときはまた書きたいと思いますので、お楽しみに!

 

文・写真:mia

 

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mia
カナダの大学を卒業後、なぜか秋葉原のバナナ屋さんで怒濤のネットショッピング運営を担当。自らの運命により再び世界へ。味噌汁を振る舞うおもてなしの旅をしながらデッカくなりたい! ブログ:味噌玉世界旅 Take a Scoop of Miso with You

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