ウユニ塩湖にトイレを作るために100万円集めた男・宮﨑 大輔を知っていますか?
旅人のクリエイターとしてのポテンシャルについて
デスクです。
突然ですが、世界新聞を今後「表現したい旅人」が集る場所にもしていきたいんですよね。
僕が世界新聞を作ったきっかけとして「旅人最強ライター説」があります。プロが何十万もかけて取材に行く場所に、旅人は「旅のついで」に立ち寄ることができる。「ついで」というところがポイントです。本業にしたら、ペイしないといけなくなりますからね。そういう意味での「最強」です。
でも、それに気づいている人が少ないんです。いや、「むしろ旅に付加価値とかつけたくねぇ。楽しめればいいわ」って人はそれでいいと思います。
ただ、僕は旅人ってクリエイターとして可能性を秘めた存在だと思うので、このサイトをやっている訳です。
なので、これからちょいちょいそういう系の記事を[トラベルクリエイター塾]として書いていきたいと思います。
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ウユニ塩湖にバイオトイレを作りたい・宮﨑 大輔
で、今日取り上げるのは、宮﨑 大輔さんです。
元青年海外協力隊の宮﨑さん、クラウドファンディングREADYFORでこんなプロジェクトを立ち上げ、わずか1週間で100万円を集めたというのです。
青年海外協力隊OBが、ウユニ塩湖がある南米ボリビアのウユニ市に、環境汚染を防ぐために「バイオトイレ」を作り、ごみ問題の改善活動を行います!
READY FORより引用
ここではプロジェクトの詳細には触れません。目標金額100万円を達成したもののまだ募金は行っているので興味のある方はこちら。
旅人は当事者になれる
この話題を取り上げたのは、100万円集めた旅人がいたか?ってところなんです。これまでもクラウドファンディングで資金を募る旅人はいましたが、100万円は記憶にございません。いたらごめんなさい。
しかも、彼は事前(旅の前に旅をプレゼンして資金を募るパターン)ではなく、旅中にプロジェクトを立ち上げた。ここが新しい。
何が言いたいかというと、可能性を感じるわけです。
僕は世界一周していた時、基本的に「自分は通り過ぎるだけの存在」だと思っていました。でも、旅人は当事者になれるということを彼は証明したのかなと。
ウユニ市長(左)と宮﨑さん。市長ってこんな人だったんですね…
「枠」を取り払って行動する時代
宮﨑さんが主催した30名の日本人旅行者とウユニのゴミを拾うイベントの様子
プロジェクト成功の要因は、
・ウユニ塩湖というキャッチーな対象
・社会的なコンセプト
・宮﨑さんの日頃の取り組み(月15万PVのサイトの管理人でもある)
などいろいろあると思います。でも、一番の理由は、
誰もが思っていたけど、やらなかったことをやった
というところに尽きると思います。
ウユニ塩湖を訪れたことがある人なら、踏み荒らされて黒くなった湖面、街のゴミを目にしたことがあるでしょう。
でも、僕も含めてどこかで自分の仕事ではないと思っていたと思うんです。
それを彼はやった。
ここまで「旅人」とか「旅」とか散々書いてきましたが、そういう枠を取り払って行動する時代に突入したのではないかと思うんです。
写真:宮﨑 大輔
運営サイト:jiburi.com
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