海外を旅しながら夢を尋ねる、連載 Whats your dream? の第2回ミャンマー編です。ミャンマーで夢の概念が覆されました…。
こんにちは!東南アジアを旅しているゆうすけです。
旅先で出会った人々に「夢」を尋ねながら旅しています。
訪れる国はマレーシア、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、タイの東南アジア6カ国。
僕が夢を尋ねて旅する理由はこちら
ミャンマーで「夢」を聞いてみた
ミャンマーの言葉で「あなたの夢はなんですか?」は、「min eimeka pale? 」
ミャンマーのバガン遺跡を背景に撮影
ミャンマーはこちらです。
面積は日本の約1.8倍。人口は5,141万人
民族はビルマ族(約70%)とその他多くの少数民族がいます
ミャンマーは仏教徒が多く、人口の9割を占めています
(参照:ミャンマー基礎データ | 外務省)
僕が今回訪れたのはパガンとヤンゴンです。
広大な平原に無数の仏塔が立ち並んでいる世界三大仏教遺跡のひとつであるミャンマー・バガン
道は渋滞し、多くの人々が集まりゴミゴミとした雰囲気のミャンマーの旧都市・ヤンゴン
ミャンマーは自然体でいられる国
バガンとヤンゴンは違った雰囲気をもつ場所でしたが、どちらにも共通しているのがひとのあたたかさでした。
他の東南アジアの国ではぼったくろうとしてきたり、お土産をしつこく売りつけてきたりすることがよくありましたが、ミャンマーの人々は違っていました(笑)
ゲストハウスのスタッフもタクシーの運転手も親切であたたかい。子どもたちも人懐っこくてかわいい。
ひとり旅をしていても気を張らず自然な自分でいられる国でした。
そんなミャンマーで尋ねた夢を紹介します。
ミャンマーで聞いた夢5つ
1 お土産屋さんの女の子(14歳) @バガン
" I LOVE YOU "
大好き
バガンの遺跡のそばにあるお土産屋さんで働いている女の子です。
ペンとスケッチブックを渡し、彼女が書いてくれた言葉は「I LOVE YOU」。
夢というよりはメッセージ…思わずほっこりしてしまいました。
ミャンマーの数字の数え方も教えてくれました。
2 お土産屋さんの女の子(20歳) @バガン
" I want to a Queen "
女王様になりたい。
この日は学校が休みでお土産屋のお手伝い。学校では英語を勉強をしているそう。
ミャンマーでは、かつてイギリスの植民地だったことから英語が公用語とされてきました。現在でも幼稚園段階から、必修として英語教育が行われています。(参考:ミャンマー人の英語力)
こういったこともあり、ミャンマーでは英語が話せる方が多かったです。
女王様になりたいって素敵な夢だなぁ。この写真を見返す度に思います。
3 ゲストハウスのスタッフ(22歳) @ヤンゴン
I remember you alway
わたしたちはいつまでもキミのことを覚えてる
若いスタッフさんがたくさんいて、とてもあたたかく迎えてくれるゲストハウスでした。本当に居心地がよかったです。
いつも鼻歌を歌いながら仕事をしていたな(^^)
この方もスケッチブックに書いてくれたのは嬉しいメッセージでした。
4 サンドペインティング職人 @バガン
I go to the moon
月に行きたい
バガン遺跡郡のお土産屋で、2年前からサンドペインティング(砂を使って描いた絵)をはじめたそう。
砂を使って描いているから触ると表面がザラザラとしています。どの作品もとても丁寧に作られた作品でした。
月に行きたいという夢、すごくロマンチック。
夢を尋ねられてこういった夢がでてくるってなかなかないように思います。
5 3人の子どもをもつママ(42歳) @バガン
I hope Peace
平和を願う
3人の子供を持つママ。大学を卒業してから政府で働いていたのですが、いまは夫婦でサンドペインティングの作品を売って生活しているそうです。
夫が下絵を描いて、色を塗るのがこの方。ミャンマーではサンドペインティングを売っているお土産屋を多くみかけました。
“I hope Peace” この言葉はミャンマーのひとのあたたかさを表す言葉だなと思います。
ミャンマー人が教えてくれた大切なこと
あなたの夢はなんですか?に対して、「I LOVE YOU」「いつまでもキミのことを覚えてる」など、ミャンマーではメッセージを書いてくれることがとても多かったです。
そして、「I hope Peace」などパーソナルな夢ではなく、多くのひとの幸せを願うような夢…。
どちらも自分にはなかった感覚で少しハッとなりました。きっと周りのひとのことを想える心があるからこういうことが書けるのかな…。
自分の心に余裕をもって、ひとのこと想いやる気持ちをいつでも忘れないようにしよう。
そんなことをミャンマーの人々から気づかされ学びました。
ぼくのブログでは尋ねた夢をすべて載せているので、そちらも是非よろしくです(^^)
ミャンマーで出会った旅人の夢
最後にミャンマーで出会った旅人の夢もチラッと紹介します。
世界一周中のちかさん @バガン
どんなときも
どんなことも
楽しむMindを持つこと。
今まさに世界一周中!
30歳のときに仕事を辞め、旅をはじめました。2年間くらいかけて世界一周するそうです。
旅をしたい気持ちはあっても、仕事を辞めるのはきっと勇気がいることだったと思います。ぼくもちかさんのように後悔のないよう、自分がやりたいことを行動に移せる勇気を持っていたいと思いました。
世界一周を終えても旅を続けるえいしさん @ヤンゴン
宇宙旅行
北海道出身だけど肌はよく焼けている!笑
大学を休学して世界一周をして、今年の4月に帰ってきたそうです。
そしていまもなお旅を続けるえいしさん。世界一周しただけあって夢もぶっ飛んでますw
つぎ訪れるのはカンボジア!! カンボジアは居心地がよくて予定以上に居すぎてしまいました…。
次回もよろしくです(^-^)/
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