いろいろなイメージがつきまとうニューヨークのサブウェイ。乗って分かった1つの想定外。
はじめまして。長期で旅をしているNaokoです。今回は滞在中のニューヨークの地下鉄をレポートします。
ニューヨークのサブウェイと言ったら、汚い・危険・電車が時間通りに来ないなどというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
イメージ1「汚い」…◯(特に線路上)
日本に比べるとやっぱり汚い。雰囲気もお世辞でも明るいとは言えません。駅には清掃スタッフがいるのでプラットホームはそれでも綺麗になっていますが、ここ!!もうここが物凄く汚いんです!!!
ネズミもよく見ますしね、この線路上で(苦笑)。ねずみにとってはパラダイスでしょうが。
イメージ2「危険」…△(突き落とされることも)
治安に関しては昼間であればとくに問題はなし。夜も人がいるところに集まっていれば大丈夫といった感じです。大体の駅で警官か駅のスタッフが見回りとをしているので。
ただ日本のように安全というわけでは決してありません。人が減れば目に付きやすく、おどおどしていると「観光客」と思われて狙われやすくなります。また、無差別で後ろから急に線路に突き落とされるといった事件もあるそうなので、慣れてきても気を配る必要はあります。
私は3回目の滞在、今回は長期滞在というのもあってだいぶ慣れてきました。今ではサブウェイを乗りこなしてます(笑)でも常に危険センサーはピンと張っています。昼間でもたまに変な人が乗ってきますから。
イメージ3 「電車が遅れる」…◎(もっとひどい笑)
サブウェイ慣れしてきたにも関わらずビックリしたことがありました。
ニューヨークのサブウェイはよく遅れたり、線路の工事などで区間ストップがあったり、いつも使っている駅が急にクローズされていたりすることが多々あります。週末が特にひどい!!!前もって掲示板に掲載されていたりすることもありますが量が多すぎてみてられません。
・駅員が逆ギレ
で、日本で同じようなことがあったら、どこからか駅員さんの「申し訳ありません!」が聞こえてきますよね。でもニューヨークの駅員はなぜか強気なんです、いつも。
電車の遅れに抗議している人をたまに見ます。ですが駅員が日本のように謝ってるシーンなんて1度も見たことがないです(笑)。「だからあっちの線に乗れって言ってるでしょ!」なんて逆に怒っているシーンは見ましたけどね。
・停まるはずの駅に停まらない
あとビックリして苦笑してしまった”停まるはずの駅に停まらない”という件。私は今回の滞在で3回ほど経験ありです…。考えられますか、この事実(笑)
車内には「次の駅は〇〇です」という表示が出ます。「あぁ、次が私の降りる駅だわ」なんて降りる気満々で入り口前でこうやってドアが開くのを待っていたのに…
速度は変わらずなんとピューンとすっ飛ばし!!「えっ!?えーーーーー!!!!?」電車が遅れることに慣れているニューヨーカーもこればっかりは私と同じリアクション(笑)。
特に3回目はひどかった…。一度駅に停まったのにドア開かずそのまま出発。エクスプレスだったので1駅どころではなく4,5駅くらいすっ飛ばされました。もちろんその日の待ち合わせは遅刻です。謝罪の自動アナウンスすらございませんでした。おいおい、どこまで強気なんだい。
想定外 車内がダンスホールになる
ニューヨークのサブウェイには素晴らしい才能を持ったパフォーマー達があらゆるところに出没します。
車内にもマジシャンやミュージシャンなど色々なタイプのパフォーマーが乗り込んで来ます。1番ビックリしたのは車内がダンスホールになるということ。
これはここ最近特に、黒人ダンサー達の中で流行っていることらしいです。あの狭い通路で結構激しいダンス。車内にあるポールを使いクルクル回る彼ら。ギリギリを攻めてくるんですよねー。私はいつも楽しんでいるんですけど…。ニューヨーカーは迷惑そうでした(苦笑)。
ちなみにこんな感じで注意されちゃっています(笑)ポールは安全のため、ショータイムのためじゃないよ!!ですって。
やっぱりイメージと違った
いやー、ニューヨークのサブウェイには本当にいつも驚かされます。
「ちょっと、おいおい!!」なんて初めは思っていましたが最近ではこう思うようにしています。
ここ、ニューヨークだもんね。日本じゃないもんね!!って。
いつも素晴らしい驚きをありがとう!!
ただ、駅のすっ飛ばしだけは、それだけはやめて欲しいですよね…。
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