居心地が良すぎてベネズエラのメリダに居続けてしまっている、世界一周旅行中のmiaです。
「カボチャ」のようなアイスクリーム屋さん
さて、今回は少し変わったアイスクリーム屋さんへ行った模様をリポート! こちらのHeladería Coromotoというアイスクリーム屋さんは、860種類以上ものフレーバーを持ちギネスブックに載ったというのです。 それは調査せずにはいられません。
黄色と緑のカボチャみたいな建物がアイスクリーム屋さんの外観です。よくある南米の建物で、窓の縁やドアにスペインのコロニアル調がよく表れています。
お店の看板には「RECORD GUINNESS」の文字が! よく見ると蜘蛛の巣がすごい。これは夜になるとネオンがピッカピカに光っている証拠なのでしょう!
店に入るとすぐに、ちょっとしたイートインスペースがあります。
860種類もある理由
壁にはポルトガルからの移民である創業者の写真がありました。アイスクリーム屋オープン当時、試しに打ち出したアボカド味が大ヒットしたことから、様々なフレーバーを開発するに至ったそうです。昨年は、ベネズエラの不況によるミルク不足で一時的に店を閉じたこともありましたが、今まで35年間営業しています(Wikipedia参照)
そして反対側の壁一面に、各フレーバーの札が並べられています。ざっと数えても860種類くらいはありそうです!
なになに? 「コーラ」、「ココナッツ」、「ピーナッツ」、「柿」、「黒豆」、「キャッサバ芋」、「チーズ&米」味だと?! いろいろありすぎです。
壁に貼られた世界のお札
では、早速並んでみるとしましょう。
おや、並んだときに目に入る壁には各国のお金が貼り付けられています。意味も分からずわくわくしてしまいます。
日本のお金はあるかなーなんて探しながら楽しく並べるわけですね!
あなたなら、何味にする?
基本的に2種類以上のアイスクリームを選びます。値段は2種類で約60円、3種類で約80円です。
860種類が開発されてはいますが、一日に店頭へ並べられるのは60〜75種類だそうです(Wikipedia参照)。今日あるアイスクリームを覗き見しながら味を決めます。どれにしようかな!
その日あった味から3パターンまで勝手に絞り込んでみました。
・南米名物「豚の皮料理」と「揚げトウモロコシ」で南米にひたる
・アイスクリームは既にデザートですが、「コーヒー」と「チョコレート」の組み合わせで気分は益々デザートタイム
・ベネズエラの代表的ビール「ポラールビール」とトウモロコシチップス「ドリトス」でビールとおつまみを再現する。
ネタ的面白さと、自分が食べてみたいかどうかを両方兼ね備えた「ポラールビール」と「ドリトス」を頼むことに決定しました!
こちらがポラールビールです。
そしてドリトスです。写真はオニオンクリーム味ですが、アイスクリームはデフォルトのフレーバーかと思われます!
ビール味とチップス味を注文
店員に、まずコーンかカップか聞かれます。コーンはコーン自体も食べられるのでコーンにしました。
選んだフレーバーも伝えます。こうして容器からすくう様子は普通のアイスクリーム屋さん。
ビールのアイスって美味いの?
そして出てきた、ポラールビールとドリトスチップスの組み合わせ! 上の黄色い方がドリトスで、下の白い方がポラールビールです。
いただきま〜す!
それは期待通り正真正銘のポラールビールとドリトスチップスの味でした! ドリトスは、本物のチップスより塩っけが少なく、逆によりしっかりとトウモロコシの味がしました。ポラールビールは、ほんのり甘いビールシャーベットのようです。アルコールも入っているかも。
と言うと、「アイスクリームとしておいしくないのでは?」と思われるかもしれませんが、そこはミルクベースの甘いクリームと絶妙なバランスが不思議と保たれており、とてもおいしいのです。
食べ終わって出たゴミは、このゴミ箱に食べてもらって退場します。最後の最後までエンターテインしていただきました!皆さんは何を食べてみたいですか?
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