メキシコの保育園を訪問しがてら、子供達にたこ焼きを振舞ってみました。初めてたこ焼きを食べた彼らの感想とは…?
こんにちは!はやとんです!現在メキシコでタコスまみれの生活です。
各国の保育園や幼稚園を見学したり、自前のたこ焼きをふるまいながら世界一周をしています。
…ということで
「世界でたこ焼きをふるまう旅」と「元保育士が行く!世界の保育園訪問記」の二つの連載を始めます!
義務教育は3歳から18歳まで・私立が人気なメキシコの教育事情
まずはメキシコの教育事情からお伝えします。
メキシコは3歳~18歳(幼稚園~高校)までが義務教育です。
3歳になるまでの施設を保育園(またはプレスクール)と呼びます。
公立の場合学費などは全て無料です。
…しかし!
現地の人曰く、公立は質が悪いので私立に通わせたいとのこと。
保育園の場合も同様で公立もありますが数が少なく大半は私立の保育園です。
ただメキシコは経済格差が大きく、やはり公立に行かざるおえない家庭が多く公立の保育園は待機児童のようになっています。
保育士の給与は月30000円程度でメキシコの平均月収(40000円)より10000円低い程度ですが、公立の保育士はこれよりも低く成り手が少ないようです。
これも公立保育園に通えない一つの理由みたいです。
今回取材をOKしてくれたのは「Kids on Going」という保育園・幼稚園・アフタースクールまで運営している施設です。
このショッピングモールの2階全てを使ってます。
行き方 「chapultepec」駅からM1バス「Santa Fe」行きに乗り終点で降りる。そこから歩いて15分。
流暢な英語で聞き取りやすかったです。
幼稚園クラス
豆とパスタを線の上に貼っていました。たぶん指先の力を鍛える練習。
0歳児クラス
1歳児半クラス
コップに水を注ぎ飲む練習。1歳児半でこんなことするなんて驚きです。もちろん机はびちゃびちゃ。
預かり時間は7:00am~8:00pm。
1日の流れは各クラス決まっており音楽、アート、英語の時間があります。
0歳児クラスからこのような時間割りが取り入れています。
日本の保育園でもきっかりと設けられているわけではないですがこのようなことはやってます。
お昼寝は1時間(0歳児は1日2回。幼稚園児は無し)と日本よりも短い!日本は大体2時間くらい寝てますからね。
それから食事は最大5回。
朝ごはん、軽食、昼ご飯、軽食、夜ご飯と全て園が提供しています。
そしてお散歩は厳禁!
治安上と交通事情を考慮してとのことです。
また遠足には親の許可が必要と子どもを園外に出すことにはとても厳しいメキシコの保育園。
ある意味メキシコらしい(笑)
せっかくなのでたこ焼きを作ってみました。
たこを使うこと、謎の鉄板がジューと音を立てて和風の香りをまき散らしていることに興味津々の子ども達。
結果は50:50。
食べる子は何回もおかわりをするけど食べない子は全く食べない。
見た目がメキシコ料理っぽくないためか、タコなんか食えるか!という感じです。
日本と似ているようで似てない保育園事情。
ただ子どもたちは人懐っこく元気で素敵な笑顔をくれました!
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