アレを巨大化した奇抜な形で有名なベルギーの観光地、アトミウム。内部も若干ぶっとんでます。
どうも!ビール大好き三矢(@hideto328)です。
今回は連載「世界酒場放浪記」でも何回か紹介した世界有数のビール王国ベルギーの首都にある超巨大オブジェ「アトミウム」を紹介します。
ベルギーの首都ブリュッセルのシンボルでもあるアトミウム(Atomium)は郊外の公園内にあります。
アクセス 地下鉄6番線Heysel /Heizel 駅下車徒歩5分
アトミウムは1958年のブリュッセル万国博覧会「エキスポ58」のシンボルとして作られたモニュメントで、鉄の結晶構造を1,650億倍に巨大化したものです。原子を意味するアトムにアトミウムの外観を覆う主要素材であるアルミニウムの語尾を足してアトミウムと名付けられました。
アトミウム、内部に入る事も可能です。チケットを買って入ってみましょう。
アトミウムの中に入ったらまずはエレベーターで展望台に登ります。このエレベーターは時速18km/hで当時ヨーロッパ最速のエレベーターでした。92mにある展望台までわずか23秒で到達します。今日の最速エレベーターは時速60km/hを超えるそうですが時速18km/hでも速さは相当なもの。展望台まであっという間です。
92mの高さにある展望台からはブリュッセル市内が見渡せます。
遠くには「ベルギーのマンハッタン」とも言われるブリュッセルの北区、EU区などオフィス街も見えます。
展望台から地上に戻ってきたら一番下の球体にエスカレーターで登っていきます。
球体の中は薄暗く、58年のエキスポやアトミウムの歴史などを紹介する常設展示があります。
ここから先は企画展。企画展会場に上がっていくにはまるでSF!なエスカレーターを通っていきます。
動画だとこんな感じ。
企画展の内容は僕には奇抜すぎてよく理解できませんでしたが、アトミウムという近未来的な建造物にマッチした宇宙空間のような企画でした。
下りのエスカレーターも登りと同じようにキラキラ輝いていて自分がベルギーにいることを忘れてしまいそうでした。
夜間のライトアップもSFの様。まるで星空に浮かぶ宇宙基地の様でした。
今から60年近く前にこんな奇抜で斬新な建造物が建てられていたなんて! ブリュッセル観光では外されてしまいがちなアトミウムですが、案外楽しめました。時間に余裕がある人はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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