キツネザルもバナナ好きなの…?マダガスカルのナハンプアナ保護区で確かめてきた

2016.11.22 07:00 
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サルはバナナが好きだけど、キツネザルは…? 4種のキツネザルに触れ合えるマダガスカルの「ナハンプアナ保護区」にバナナ持参で行ってきました。

 

マダガスカルのキツネザルにバナナをあげたらどうなるか

こんにちは。なんとかなる。の2号です。

マダガスカルでたくさんのキツネザルたちと触れ合ってきました!場所はトラニャロ(旧名:フォールドーファン)という島の南部にある小さな、そして自然豊かな小さな街です。

今回はマダガスカルのキツネザルたちとのふれあい具合をレポートします。

 

キツネザルと遊ぶために通るマダガスカルの港町、トラニャロ

トラニャロはマダガスカル南部にある海に面した小さな街です。しかしこの街はキツネザルたちが生息していることで有名な「ベレンティー保護区」に訪れる観光客が必ず通る街です。

 

マダガスカルの港町・トラニャロ

 

トラニャロ(Tôlanaro)は、マダガスカルの都市。マダガスカル南部に位置し、インド洋に面する港町である。トゥリアラ州に属する。旧名はフォール・ドーファン(Fort Dauphin)。現在は南部の中心都市のひとつであり、特にベレンティー自然保護区の玄関口となっているため、多くの観光客が訪れる。

参照:Wikipedia「トラニャロ

アクセス:トラニャロへ来るには飛行機かタクシーブルースと言われる乗り合いバンで行くしか方法はありません。アンタナナリボから飛行機で約1時間、タクシーブルースで20時間以上かかります。

 

キツネザルたちと遊ぶべく、トラニャロの「ナハンプアナ保護区」へ

私たちが向かったのはベレンティー保護区ではありません!街から約10kmほどの山の中に「ナハンプアナ保護区」という場所です。ここにもキツネザルたちが生息し、そしてマダガスカルの自然を堪能できる場所なのです!観光客が少ないので、キツネザルたちをゆっくり見れます。

 

ナハンプアナ保護区

 

ここに行くには徒歩か車。


私たちはツアー会社を通して車で向かいました。ただものすごく道が悪いので、たった10km程度進むのに1時間弱かかりました。(舗装されていない上に、道の多くが大きく窪んでいたりするので、時速10kmぐらいしか出せないのです…)

遊園地のアトラクション並みに揺らされ辿り着いたのがここです。
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まずは絵に描いたワオキツネザルがお出迎え。期待が高まります。

 

入場するまでもなく現れるキツネザルたち

竹の道を通るとレセプションに到着します。保護区への入場料金は22,000アリアリ/人(約730円)。料金を払っていると後ろに…
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早速、ワオキツネザルが!
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中に入ってから見れると思っていたので、「もう?!」という戸惑いを持ちながらもテンションが上がります。かなり人に慣れているようで、逃げる様子はありません。奥にもいっぱいいます。
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子どもを背負っている母キツネザル。
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抱っこパターンもあります。キツネザルたちは子供を抱えたまま木から木へと飛び回ります。振り落とされない子供もすごいですね!笑
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こちらのキツネザルは座り込んで葉っぱを持っています…なんと愛くるしい!!
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次々と現れる新たなキツネザルたち!

私がワオキツネザルと戯れていると、近寄ってきたのはベローシファカ」(通称:マキ)!白いモフモフとしたフォルムが癒し系です。
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ベローシファカは元々木の上でしか生活しない動物でしたが、森林伐採等によって住む場所が少なくなったようです。彼らがやむを得ず地上に降りなければならない時に見せる移動方法が、コレ! 横っ跳び!!
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木から降りて、地上を横っ跳びで移動し、別の木に移るといった感じ。すごい跳躍力です!IMG_1142

 

そして時々こいつは、おっさんではないかと疑ってしまうポーズや表情をします。
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ここはまだ入口付近。さらにガイドに付いて奥へと進みます。

 

また違う種類のキツネザル!

次に現れたのは「チャイロキツネザル」
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また違うフォルムや色です。警戒心が強いようで、あまり近づけませんでした。

 

ちなみにここには「ワオキツネザル」「ベローシファカ」「チャイロキツネザル」「バンブーキツネザル」の4種類のキツネザルが生息しているようです。この区域には「ジャイアントバンブー」と呼ばれる巨大な竹があります。
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ここに住み着くのはその名の通り「バンブーキツネザル」。彼らはこの中に居たんですがシャイなようで、体全体を竹から出すことはありませんでした…。

 

キツネザルにバナナあげます

バナナには不思議な魔力があります。この区域内にバナナなんて持って入った日には、こうなります!
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あああぁぁぁーーーーー!!

…とキツネザルに襲われるけど、大丈夫です。笑 服をギュッとされるだけです!

 

キツネザルにこんなに近づかせてくれるバナナは偉大です。
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マダガスカルでキツネザルと触れ合いたいならナハンプアナ保護区へ!

正直、マダガスカルキツネザルを見るだけならどこでも見られます。ベレンティー保護区なんかも有名でたくさんキツネザルたちを見ることができるのですが、触れ合いは禁止されています。

キツネザルたちと触れ合いたいなら絶対にここを訪れてほしい!! 絶対満足します。

また、訪れる観光客も多くはないので、ゆっくりと自然を見て周ることができるし、他にもワニやカメなどの動物、シナモンやバニラなどの植物がたくさん生息しています!

ナハンプアナ保護区はマダガスカルで絶対訪れてほしい、私がイチオシする場所です!

 


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2号
2011年。約3か月の超速世界一周後、普通に企業へ就職したけれど、前回見てない世界を見るために、2016年夫婦で世界一周中。他力本願「なんとかなる」と決めつけて、もちろんルートもその時次第。1号2号の2号(陰で操る側)のほう。▶旅行日常ブログ ▶旅行情報ブログ ▶FB ▶instagram

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