ピカピカ照明に、吊るしたドクロ、水槽にサッカーボール…。まさかこれが当たり前…?アゼルバイジャンの首都バクーに存在する、創業130年の老舗公衆浴場に潜入してきました!
アゼルバイジャンの首都バクーの公衆浴場「Tazebey Hamam」
こんにちは、たくろうです!
今回は第2のドバイとも言われ、豊富な天然資源をベースにすごい勢いで都市化が進んでいるアゼルバイジャンの首都バクーにて、創業130年の超老舗公衆浴場「Tazebey Hamam」があるということで行ってきました。そのぶっとんでいる内装を紹介させていただきたいと思います。
アゼルバイジャン共和国(通称、アゼルバイジャン) は、南コーカサスに位置する共和制国家。東ヨーロッパに含められることもある。首都はバクー。Wikipedia「アゼルバイジャン」参照。
Tazebey Hamamへのアクセス
1886年創業の公衆浴場「Tazebey Hamam」はこちら。
住所:Baku, Str. Sh. Shamil, 30
アクセス:地下鉄Icheri Sheher駅より西に徒歩約5分。
公衆浴場なのに、外見から既におかしな様子
アゼルバイジャンの首都バクーの綺麗な街並みの中、違和感の塊は突如現れます。
130年の歴史ある公衆浴場がこんなワケないと信じたくも、残念ながらこれが本物であることは看板からも間違いなさそうです。
通路もおかしい
…え、やだ、何これ…。ヴィレッジヴァンガードかと思いました。笑
勇気を出して、いざ公衆浴場の中へ
エントランス料金約1230円(19manat)を払えば、サウナ、プール、アイスルーム、シャワーが使用できるそうです。残念ながら湯船はありません。また、アカスリ940円(14manat)、マッサージ1300円(20manat)にくわえ、散髪、マニキュア、ペディキュアから靴磨きまであります。まさに痒いところにも手の届く細やかなサービス。
…いや、むしろここまで必要なのでしょうか。
※女性も喜んでいただけそうなサービスにも関わらず、このハマムは男性専用とのことでした。
荷物を全部ロッカーに入れ、店員に促されるままスッポンポンになった後、用意してもらったタオルとサンダルを装着すれば準備完了です。なお、他の客は全員下着着用でした。
なんだが辱めにあった気がします。
ある意味、意表を意表突いてくるサウナ
着替えた後は、ドアを開け有料エリアへいざ。おかしなオブジェに囲まれた通路を進むと…
ありました、サウナです。…え、でも…普通。これでもかというほど普通で、なんだったら130年の歴史も感じることのない普通のサウナです。
ふ、普通…。
少し予想外でしたが、これが伝統的ハマムのあるべき姿です。何を僕は落ち込んでいるのでしょうか。何も落ち込む必要はありません。
サウナで温まった後は水風呂へ
アカスリ部屋の中に水風呂への扉がありました。お姉さん、セクシーです。
水風呂といえばピカピカ照明に、吊るしたドクロ、水槽にサッカーボールと相場は決まっています。
…どうやら僕は見事に洗脳されているようです。
なお、このプールですが深さは150cmほどありますのでお子様は注意が必要です。僕がタオルを外してすっぽんぽんでボールにしがみついていたら、どこぞのお子様が来たかと思えば僕を見てすぐ戻っていきました。お子様には危険ですので賢明な判断ですね。
冷たすぎるアイスルーム
プールを楽しんだ後は、ついでにアイスルームとやらにも行ってみます。店員のおじさんが付いてきてくれるので入り口でタオルを渡します。再びすっぽんぽんになりアイスルームという名のプールに入ります。
…とにかく冷たすぎました。刺すような冷たさの中、薄れいく僕の意識と縮みいく僕のナニ。
楽しむ余裕は一切なく、あまりの寒さに急いでシャワールームに飛び込んだのでした。もうこんなドクロは驚くに値しません。
楽しみすぎた僕は、軽食エリアで休憩することに…
浴室以外も気が抜けない内装
PLAYBOYを読みながらついつい飲み過ぎた僕は、ムラムラもとい尿意を感じたためにトイレに行ってみると…
テレビに新聞に車にジュースに電話にタバコに人形…。もうお腹いっぱいです。
老舗らしからぬ公衆浴場、「Tazebey Hamam」
いかがでしたでしょう。130年という歴史や既成概念に囚われない、アゼルバイジャンの前衛的なスーパー銭湯「Tazebey Hamam」。正直まだまだ突っ込みどころはあるのですが、皆さんもお腹いっぱいだと思うので今回はこの辺りで紹介を終えさせていただこうかと思います。本当にとてもとても楽しいところなので、是非機会があれば行っていただければと思います!
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