MENU
  • エリア
  • スポット
  • ストーリー
  • グルメ
  • カルチャー
  • 旅の持ち物
  • ABOUT
世界はこんなにオモシロい!海外B級スポット・グルメをレポート
世界新聞
  • エリア
  • スポット
  • ストーリー
  • グルメ
  • カルチャー
  • 旅の持ち物
  • ABOUT
世界新聞
  • エリア
  • スポット
  • ストーリー
  • グルメ
  • カルチャー
  • 旅の持ち物
  • ABOUT
  1. ホーム
  2. エリア
  3. ヨーロッパ
  4. オーストリア
  5. スポット
  6. オーストリアのヒトラーの生家でぼくが見たもの

オーストリアのヒトラーの生家でぼくが見たもの

2016 6/30
ヨーロッパ オーストリア スポット スポット 建築・建物
2016/06/292016/06/30
Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
Pocket

haus

著名人ゆかりの地というのは観光スポットになりがちですが、オーストリアのヒトラーの生家はひと味違いました。ある意味、こんなに歴史が生きている場所を見たのは初めてでした…。

 

目次

ヒトラーの生家はまるでフィクション…

世界新聞編集部のがぅちゃんです。

オーストリアのブラウナウに存在するヒトラーの生家は奇妙な雰囲気…。明らかにそこにあり、しかも石碑まであるのにもかかわらず、その存在が隠されたかのような雰囲気なのです。

ヒトラーという存在が禁じられているかのような…まるでハリーポッターのヴォルデモートでもいたのかと思ってしまうくらい、フィクションのような現実がそこにありました。

 

ブラウナウの街並はこんな感じ。

DSC_0776

 

ブラウナウ

 

ブラウナウ・アム・イン(Braunau am Inn)は、オーストリアのザルツブルクから北へ60キロメートルのオーバーエスターライヒ州西北部のイン川の畔にある基礎自治体(Gemeinde)で、ドイツとの国境にある街。市の条例は1260年から引き継がれており、オーストリアで最も古い都市の一つ。Wikipedia参照。

アクセス:ドイツの「ミュンヘン東駅(München Ost)」からブラウナウ駅(Braunau/Inn)までは電車で約2時間。片道約2400円/約20ユーロ。オーストリアの「ザルツブルグ空港」からは車で約1時間。

 

ブラウナウ駅から徒歩約15分の場所に、例の「ヒトラーの生家」はありました。

 

ヒトラーの生家は一見普通

こちらがヒトラーの生家。

DSC_0757

 

ヒトラー出生時、この建物はゲストハウスだった。ヒトラーの両親はこの建物の部屋を借りており、ヒトラーが3歳の時まで家族でここに住んでいた。Wikipedia参照。

 

現在は空き家だそうで、なんとも生活感のない扉でした。それよりも…

DSC_0751

 

壁の黒いシミがなんとも不気味に見えてしまいました。「何かいそう…」と窓を覗いてみたところ…

DSC_0750


編集長おすすめ予約サイト

 

何も見えませんでした…。本当に誰も住んでいないみたいです。

DSC_0748

 

ヒトラーの生家そのものは「ただの建物」といった雰囲気でしたが…

 

ヒトラーの生家の真正面には石碑

石碑というよりは「歩道に岩が置かれている」という感じで、妙に目立っていました。石碑に書かれた文字を読んでみると…

DSC_0741

 

「平和、自由、民主主義のために。ファシズムを二度と繰り返さない。数百万の死の記憶」とドイツ語で刻まれていました。

DSC_0742

 

1989年、ブラウナウ市長のゲアハルト・シーバはヒトラーの生家の前に、戦争とファシズムに反対する石碑を建てた。石碑の正式名称は「戦争とファシズムに対抗する追悼の石碑」であり、マウトハウゼン強制収容所敷地内の石を使用している。Wikipedia参照。

 

不思議なことに、「戦争とファシズムに対抗する追悼の石碑」がヒトラーを意識したものなのにもかかわらず、「アドルフ・ヒトラー」という文字は一切見つかりませんでした。まるでヒトラーという存在を隠しているかのようで、「ヒトラーがいなかったことにしたいのでは…」とさえ感じてしまいました。

 

ヒトラーの生家が隠されたような雰囲気

観光客がたむろできないように、駐車場とバス停はあえてヒトラーの生家の正面に設置されているそうです。

DSC_0765

 

隠されているかのように見えたヒトラーの生家の雰囲気ですが、あながち雰囲気だけではないのかもしれません…。

 

【5月28日 AFP】オーストリア政府は27日、ナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の生家がネオナチの「聖地」になることを阻止するため、この住宅を収用する法案を提出した。AFPより引用。

 

ヒトラーの生家はかえって象徴的な場所

ヨーロッパではヒトラーがタブー視されていることもあるようですが、ヒトラーの生家はそれが体現されている場所と言えるのかもしれません。ヒトラーを避けるあまり、意識していることをかえって示しているかのようで、ヒトラーの歴史が生きている家のようにも思えました。

とはいえ当時ヒトラーは3歳。ただ住んでいただけなのに、ダークツーリズムさながらな業の深さを感じる場所でした…。

 


編集長おすすめ予約サイト

The following two tabs change content below.
  • この記事を書いた人
  • 最新の記事
アバター画像
Twitter のプロフィールFacebook のプロフィールMy Instagram profileMy YouTube channel

がぅちゃん

イスラエル・テルアビブ在住のネイティブ京都人。京都市立芸術大学卒業後、米国人の同性パートナーとベルリンに移住し、ライターとして活動を開始。世界新聞2代目編集長。日本、イギリス、カナダ、ドイツでの生活経験がある。▶︎ブログ ▶︎youtube ▶︎twitter
アバター画像
Twitter のプロフィールFacebook のプロフィールMy Instagram profileMy YouTube channel

最新記事 by がぅちゃん (全て見る)

  • それ、日本ですか? 本当にあった海外の日本食28ヶ国分のまとめ - 2018/03/03
  • トランプも安倍さんも触れたエルサレムの嘆きの壁で本当に触れるべき「紙くず」の話 - 2018/02/04
  • マニアックな旅人向きな旅先リスト10選(1月の記事まとめ) - 2018/02/04
  • 神父がキレてしまってるイスラエルのお正月(エルサレム・聖墳墓教会) - 2018/01/21
  • いつも揉めてるエルサレムでは元日に何が起きるのか?旧市街で初詣してみた - 2018/01/13
ヨーロッパ オーストリア スポット スポット 建築・建物
オーストリア がぅちゃん
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • インドの秘境に潜むチベット亡命政府の拠点、ダラムサラのマクロードガンジに行ってきた
  • 韓国の世界遺産都市「慶州」の山奥にはSEX博物館

この記事を書いた人

がぅちゃんのアバター がぅちゃん


イスラエル・テルアビブ在住のネイティブ京都人。京都市立芸術大学卒業後、米国人の同性パートナーとベルリンに移住し、ライターとして活動を開始。世界新聞2代目編集長。日本、イギリス、カナダ、ドイツでの生活経験がある。▶︎ブログ ▶︎youtube ▶︎twitter

関連記事

  • 「地上に現れた天国」ウユニ塩湖画像まとめ【厳選80枚】
    2013/07/19
  • 土楼とは?300人が暮らす中国の世界遺産に行ってみた
    2013/07/19
  • モントセラトに行ってきた -大噴火によって首都が壊滅したままの国-
    2013/07/19
  • 上海にも下町はある。どこかほっとする「庶民の生活」
    2013/07/24
  • -桂林の奇岩- 中国に実在するドラゴンボール初期の風景
    2013/07/27
  • -ミャンマーの鉄道- ヤンゴン環状線に乗ってみた
    2013/07/27
  • フランスのカウボーイ祭り「Abrivado」に行ってみた
    2013/07/30
  • セントマーチン島の飛行機が低空飛行するマホビーチ に行ってみた
    2013/08/02

24時間記事ランキング TOP10

  • c 孵化しかけた卵、あなたは食べられる…?フ... 59件のビュー
  • 20130315-24542-2 [ケブル(ユムシ)韓国]直訳すると「犬の... 28件のビュー
  • image (11) 「キルト(スカート)の下はノーパンって本... 28件のビュー
  • DSC_7778 日本人はたぶん好き!北朝鮮で食べておいし... 20件のビュー
  • hjv866776767f7 蘇る公衆便所の香り…。今でもトラウマな韓... 19件のビュー
  • canvasdwdqddddd 女子大生のわたしがアムステルダムで見たも... 18件のビュー
  • DSC_0403 - コピー [ギザ]本当にケンタッキーからスフィンク... 17件のビュー
  • IMG_3520 亀食文化のあるメキシコの街「フチタン」で... 15件のビュー
  • DSC_1721 ヒマラヤ岩塩の採掘場(ケウラ塩鉱山)はピ... 14件のビュー
  • あなたには見える?トルコのアララト山で「... 13件のビュー

月間記事ランキング TOP10

  • c 孵化しかけた卵、あなたは食べられる…?フ... 1.6k件のビュー
  • DSC_0403 - コピー [ギザ]本当にケンタッキーからスフィンク... 529件のビュー
  • 20130315-24542-2 [ケブル(ユムシ)韓国]直訳すると「犬の... 465件のビュー
  • canvasdwdqddddd 女子大生のわたしがアムステルダムで見たも... 459件のビュー
  • hjv866776767f7 蘇る公衆便所の香り…。今でもトラウマな韓... 445件のビュー
  • image (11) 「キルト(スカート)の下はノーパンって本... 436件のビュー
  • DSC_7778 日本人はたぶん好き!北朝鮮で食べておいし... 415件のビュー
  • IMG_7640 [クイ料理]ペルーで食用モルモットを食べ... 326件のビュー
  • DSC_1721 ヒマラヤ岩塩の採掘場(ケウラ塩鉱山)はピ... 301件のビュー
  • あなたには見える?トルコのアララト山で「... 271件のビュー

© 世界新聞.

目次