日本にも輸出されているワインの名産地・ニュージーランドのクラギーレンジのぶどう農園で働く僕の1日をご紹介!
こんにちは!ニュージーランドのワーホリビザを取得し、車上生活中のKです。
早いもので車上生活も9カ月目突入です。約半年間生活したインバーカーギルを離れて、現在は首都ウェリントンの郊外にあるマーティンボロという田舎町のホリデーパークで車上生活をしながらファームの仕事をしています。
連載バックナンバーはこちら
家賃は週5500円
車上生活にはホリデーパークが必須だと以前の記事に書きましたが、今度はすんなりと長期滞在出来るホリデーパークを見つけることが出来ました。
家賃は週$70(約5500円)と格安。今度のホリデーパークはフリーWifi付きなので快適に生活しています。
今回は、ファームで働く僕の1日についてお届けします。
東京ドーム30個分のブドウ園
マーティンボロは屈指のワインの名産地で、僕はクラギーレンジという農園で働いています。実はこの農園で作られたワインは世界各国に輸出されているほど大規模なブドウ農園で、日本でも購入することが出来ます。
敷地が170エーカー(東京ドーム約30個分)ととにかくデカイです。
仕事は雑草取りやブドウの手入れなど収穫に向けての準備をしています。実が熟してきましたので収穫までもう少しです。
ファームで働く一日の流れ
朝7時:仕事開始
朝7時から仕事が始まりますが、この通りまだ太陽が出ていません。ホリデーパークから農場まで車で30分近くかかるので朝6時半に出発します。
ホリデーパークには偶然にも同じ農園で働いているドイツ人が住んでいたので彼と一緒に農園まで行きます。ガソリン代が高いので交代でお互いの車を出しながら交通費を節約します。
同僚はバヌアツ人
仕事はブドウの収穫前の最後の準備として、鳥がブドウを食べないようにネットを端から端まで広げる作業をしています。ファームの仕事は主に個人で黙々とやる作業が多いですが、僕の仕事は何人かと組んで一緒に働いています。
ちなみに僕はバヌアツ人たちと一緒に仕事をしています。彼らは毎年ブドウのシーズンになるとニュージーランドまで出稼ぎにきます。
休憩やランチの時間にはよくお互いの国のことについて話し合っています。
バヌアツの人は常に陽気で笑顔で仕事をするので、こっちまで仕事をするのが楽しくなります。
仕事は一日に約8~9時間、週5~6日のペースで働きます。給料は時給で約16$(約1250円)で週約$650(約50000円)くらい稼ぎます。
帰宅したら「ホーキーポーキー」
仕事が終わってホリデーパークに戻ったら、僕は真っ先に疲れた体を癒すのにアイスを食べます。
特にニュージーランドで人気のホーキーポーキーというキャラメル味のアイスクリームが大好きです。
日本のアイスクリームと違って量がかなりありますが、これを週1ペースで食べきってしまいます。
その後は、翌日ファームに持参するランチを作ります。疲れながらもなんとか頑張って作ります。
料理はあまり得意なほうではなかったのですが、ファームを経験すると毎日作らないといけないのでかなり上達します。
ニュージーランドの物価は日本より高いので節約のため米やパスタの炭水化物が中心です。暑さでやられないように水は3Lのペットボトルを持っていきます。
休日はパーティなど
ファームは毎週日曜日や雨が降ったりするとお休みになります。そんな時はのんびりと大きな町まで買い物に出かけたり、みんなでパーティしたりしてます。一緒にブドウ園で働いている仲間です。
この日はお寿司が食べたいとの要望があって寿司パーティ。最初に働いた場所が和食のレストランだったのでこういう時に役に立ちます。
ワーホリでしか出来ないファーム労働
ワーキングホリデーで働く日本人はレストランや旅行ガイドなど色々な仕事を経験出来ますが、僕は一度ファームで働いてみるのをオススメします。地元の人だけでなく、他国のワーキングホリデーにくる外国人の友達が出来たりといい思い出になると思います。
それと仕事終わりにたまにビールがもらえたりします。炎天下で疲れ切った体にキンキンのビールが飲めるのは最高です!
この後、車で帰ったのですが日本みたいに飲酒運転は厳しくないのでこんな体験が出来るのもニュージーランドならではですかね。
K
最新記事 by K (全て見る)
- ニュージーランドのブドウ農園ではたらく僕の1日 - 2016/04/12
- 月5万でニュージーランドで「車上生活」するとこうなる - 2016/01/18
- ニュージーランドの「ホリデーパーク」に月2万5千円で住んでみた - 2016/01/08
- ニュージーランドで車上生活してみたら「家賃」が必要だった - 2015/08/12
- マツダのMPVで1年間、ニュージーランドを車上生活します - 2015/07/16