世界一美しい湖とも言われるアティトラン湖のほとりにある小さな村、サン・アントニオ・パロポ。「荷物になるから割れ物はちょっと……」という考えが一瞬で覆されるような素敵な陶器がわんさか!
こんにちは。Mayです。雑貨が好きな私は世界各地で買い物するのが旅中の楽しみなのですが、グアテマラは買い物好きにはたまらない国です。色鮮やかな刺繍や布に民芸品、そして物価も安いときたもんで買い物欲が大爆発!その中でも一番気に入ったサン・アントニオ・パロポの陶器をご紹介します。
サン・アントニオ・パロポはアティトラン湖沿いにある小さな村です。
アティトラン湖は、中米グアテマラのソロラ県にある湖である。中米で一番深い湖であり、世界一美しい湖の1つとされる周囲にはマヤ族の町や村もある。(wikipediaより引用)
整った形をした火山に囲まれ、空を映すようなキラキラした湖の面が本当に綺麗。人々を惹きつける神秘的な湖です。
村へは起点となるアティトラン湖畔の町・パナハッチェルからこんな荷台部分が改造された乗り合いトラックに揺られて約15分ほど。湖沿いを走る眺めの良い絶景ルートを走っていきます。
サン・アントニオ・パロポの村の景色は山の斜面に建つ家々の景観がまるでアマルフィのような美しさ。小さくて可愛い村です。
アティトラン湖周辺の村々はそれぞれ違った雰囲気で、そこで暮らす人々の民族衣装も村によって違います。この村ではみんなブルーを基調とした民族衣装を着ています。
一見小屋のようなその小さな工房の前には、今まさに製作途中の焼き物がズラリ。
村の若者たちが真剣なまなざしでひとつひとつ丁寧に作品を制作している姿に見入ってしまいました。
工房の中は陶器の宝箱のような部屋が広がっていました!この村の青をベースにした藍色の美しい焼き物の数々にうっとり。
どれもこれも素敵で、見るだけ……と思ってたはずがいつの間にか買い物モード全開へ。気になったものを工房のおじちゃんがとって見せてくれます。
手作りなので、色や形それぞれにムラがあって味があって同じモノはひとつもありません。カップもいいし、お皿もイイ!こっちの色も素敵……あっちの形も……とエンドレスな品定めタイム(笑)
迷いに迷って吟味して買ったのがこちらのカップ。グアテマラはコーヒー豆の産地でも有名なので、このカップでグアテマラコーヒーを飲みたいなぁ♡と妄想して購入したお気に入りの一品です。
青い民族衣装と湖がどこまでも美しく、素敵な陶器に出会える村、サン・アントニオ・パロポ。いつかスーツケースで訪れて、カップだけじゃなくてお皿や花瓶やら…大人買いしにぜひ再訪したい場所です。
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