30人で共同生活!オーストラリアの農園で働くとこんな一日を送ることになる

2016.04.10 10:10 
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ワーホリでオーストラリアに出稼ぎ中の編集部・植竹…。ライム農園で働く「農民」の1日をレポート!

 

近況報告:給料が下がった

こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。現在は南部のレンマークという地方都市で農民として働いています。

 

まずはちょっとだけ近況報告をすると、同じライム農園の中でも果実がいっぱい生っているエリアに移動しました。果実が多い=難易度が低いのでかつては1箱95ドルだった歩合が1箱75ドルに下がってしまいました。

「果実が多いならもっと短時間で今まで以上に収穫出来るのでは」と期待したのも束の間、「小さい実は獲るな」という指令が下りました。確かに果物はいっぱい生っていますが、小さい実ばかりの木も多く、獲れ高は変わりません……。以上、愚痴でした。
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それでも毎日頑張れるのは、仕事が終わってから息抜きの時間があるからです。今回は仕事が終わった後、毎日どんな生活を送っているのかをご紹介したいと思います。

連載「オーストラリアのワーホリは稼げるのか?​」バックナンバーはこちら

 

帰宅後にはまずビール

ライム農園での仕事のタイムスケジュールについてはこちらの記事を参照して頂ければと思いますが、17時半頃に帰宅してからまずする事は……ビールを飲む事。時にはシャワーを浴びるよりも先にビールに手を出す事も。
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WiFiを拾いに図書館へ

残念ながら滞在しているバッパーにはWiFiが付いていないので、スマホでテザリングするかWiFiがある公共施設に行かなければなりません。
僕が使っているのはバッパーから徒歩15分程のところにある図書館。ところが17時30分に閉館するので大抵は外で暑さや寒さ、蚊と闘いながらネットを使わなければなりません。
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食材の買い出し

徒歩10分ほどのところにあるスーパーで食材調達。物価が高いオーストラリアではお肉もなかなか高くて手が出ないのですが、なんと砂肝とレバーは500グラムが2ドル(約160円)!こっちでは内臓を食べる文化があまり無いのだとか。
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夕食と翌日の弁当作り

30人近くが共同生活をするバッパーでは、夕方になってみんな帰宅すると、キッチンの争奪戦が始まります。隙を突いて夕食と翌日のランチを作ります。かつては自炊した事が無かった僕も、毎日違った味のパスタを作るようになりました(写真は砂肝とパクチーとごま油の和えパスタ)。
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時には誰かが率先して全員分の軽食を用意してくれる事も。写真はトルティーヤ。
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カンガルー肉のシチューも作ってくれました!
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毎晩ちょっとしたパーティー

さて、仕事や次の日の準備を全部終え、僕が一番楽しみにしているのが、裏庭での飲み会。平日でも毎晩、スピーカーから音楽が流れ、ウクレレを弾いたり踊ったりして騒いでいます。
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時には隣町までフットボールの試合を観に行ったり(ルール全く分からないですけど)、
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街を出て行ってしまう仲間の壮行会や、バースデーパーティーをしたり、
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街に(たぶん)一軒しかないパブやクラブに行ったりする事も。とにかく毎日誰かしら一緒にお酒を飲む人が居て、ちょくちょくイベントもあるので、仕事と同じかそれ以上に忙しいです。
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大半の人は23時前に就寝

翌日も仕事があるのでみんな早めに寝ますが、何故か日本人だけ性懲りも無く毎晩2時過ぎまで起きてはワインを飲んだくれる毎日です。毎日の睡眠時間は短いですが、毎晩楽しい事があるからこそ仕事だって頑張れるってもんですよね,

ワインもビールもえも言われぬ速さで減っていくのでなかなか節約が出来ませんが、そこは日々の食費を切り詰めたいと思います。という訳で次回は、物価が高いオーストラリアで、自炊経験の乏しい僕がどのような食生活をしているのかご紹介したいと思います。

 


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植竹 智裕
1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログTwitter

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