子連れ海外旅行は食事だけでも一苦労。食の好みも両極端な2人の1歳児はどんな台湾料理が食べられるのか!?子供の食事トラブルへの我が家の鉄板解決法についても紹介します!
子連れ海外最大の難関といえば「食事」
こんにちは!子供にもらったインフルエンザで全身痛でもなおバックパックを背負いたい…子連れバックパッカーのめとめです!
「ちびっこバックパッカーズが行く!」連載第3回目(バックナンバーはこちら)は、兄の渉(わたる)と弟の旅人(たびと)が、それぞれ1歳の頃、台湾で食べたものについてです。
子連れ旅行経験者なら、旅先でのご飯に一度くらい困った経験があるのでは…?特に年齢が低ければ低いほど大変…辛いものは食べられない、甘いものばかりもダメ、屋台ではお腹の調子悪くしないかとヒヤヒヤです。
日本では出会ったことのなかった未知の食べ物に、我が家のちびっこバックパッカーズはどう向き合ってきたのでしょうか。また、旅先での子供の食事のトラブル対処法も紹介します!
好きな食べ物が両極端な2人
細身の兄・渉(右)と、丸っこい弟・旅人(左)、彼らの食の好みは面白いくらいに違います。
草食の兄・渉の好きな食べ物
トマト、きゅうり、キャベツなどの生野菜、フルーツ全般、豆腐、ざるそば
…女子か!とツッコミたくなるラインナップ。とにかくサッパリしたものが好みの様子。1歳の頃の渉は本当に少食で、「果たして彼の食べられるものが台湾にあるのか?」と旅立つ前はかなり心配していました。
肉食の弟・旅人の好きな食べ物
お肉、揚げ物、点心、お寿司
…「好きな食べ物って、やはり見た目に大きく関係しているんだな」と思わざるをえないラインナップ笑。1歳の頃から何でもよく食べる旅人の口癖は「お腹空いた」…一日中言ってます。
…このように、草食の兄・渉と、肉食の弟・旅人…食の好みが両極端な2人が1歳の時に台湾で食べたものを比較しながらご覧ください!
草食の兄・渉(当時1歳9ヶ月)が初台湾で食べた台湾料理
朝食を食べに行った世界豆漿大王にて…
渉が気に入ったのは「蘿蔔糕」(ルオポガオ/大根餅)でした。
…食べられるものがあった!…よかった!
その後も、台湾最大の夜市「士林夜市」で見つけたししゃもフライ、
九份名物の芋団子「芋圓」…
魚丸湯(魚のつみれ入りスープ)と汁なし麺…
台湾風揚げパンの「油條」…
…思ってたより食べます!
さらには雙連朝市で購入した紅豆粽(あずきのちまき)や…
苦瓜汁…
マンゴープリンは飲むほどうまかったみたいです。
…案ずるよりもなんとやらってやつで、思ったよりも食べる食べる。しかも結構果敢に挑んでいくじゃありませんか!
中でも特に気に入ったのは、九份周辺の瑞芳や十分などで見かけた、蕃薯粿と地瓜の天ぷら(台湾の芋の天ぷら)でした。最初はずいぶん嫌そうな顔してましたが、「おいしいって書いてあるよ!食べてみて!」と勧めると…
まずはひとくち…その後は…
「もっとくれー、もっとくれー」と、止めるまで食べ続けてました。どちらもお芋の天ぷらですが、日本のサツマイモよりもねっとりしていてかなり甘みがあり、とっても食べやすかったようです。
肉食の弟・旅人(当時1歳6ヶ月)が初台湾で食べた台湾料理
紫米飯糰という台湾のおにぎりにかぶりつく旅人(右)。謎の具がやたらと入ってて「大丈夫かな?」と思いましたが、自分で「これがいい」と1つ選び、ペロリと全部食べきってました。
その後もまあ食べること食べること…。渉は食べたがらなかった小籠包や…
揚げ餃子に水餃子、さらには…
具沢山な自助賓(バイキング)弁当と魯肉飯(台湾の豚丼)。ついには…
ゲテモノ料理のひとつ、鶏脚(ジージャオ)にまで手を伸ばします。
渉がこんなに嫌がっている横で…
旅人は涼しい顔して足首からかぶりついてました笑。
海外旅行先で急に始まる子供の「お腹すいた」
意外と何でも食べてくれてホッとするのもつかの間、急に「お腹すいた」とか言い出すのもまた日常です。機嫌よく遊んでると思った次の瞬間…
「お腹すいた!ギャーーーーー!」
…大人同士なら「そろそろお腹すいたね、何食べに行こうか?」的な会話が成立しますが、子供にはそれが無理です。待った無しです。周りの飲食店を把握できている時はいいのですが、海外旅行先でそれをすぐに見つけ出すのは結構大変…。
我が家の「お腹すいた」解決法
1:パンをあげる
移動中でも食べやすく、かなりの確率で子供たちの機嫌を直してくれます。バックに一個忍ばせておいて得した記憶しかありません!宿の付近のパン屋を事前に調べることにしているほど、我が家はパンを頼りにしています。
…ただし「今食べたいのはパンじゃない!」って言われたときのために、日本からいつも持参している三種の神器が…
2:小袋のおやつ三種(海苔、いりこなどの小魚、ナッツ類)をあげる
…どれも小袋タイプのものを用意しておき、「ぐずった時にサッと取り出し、はいどうぞ」です。袋を見せて一旦落ち着かせてから、一気に目的地に移動です。
子連れ海外を円滑にする「魔法の言葉」
話がよくわかるようになった最近では、おやつを渡した後に魔法の言葉を囁くという工程も加えています。その魔法の言葉は…
「ゆっくりゆっくり食べてね、ゆっくり食べた人の勝ち!」
時間稼ぎしたい時、ゆっくり食べさせるための作戦です!子供は「勝ち」とかいう単語に弱いのです!…それはそれはゆっくり食べてくれますので、是非お試しください!
なんだかんだで食べてくれて、母は嬉しい
子供の適応能力って思ってる以上に高い…。結果として、旅人は何でもムシャムシャと食べ、食の細かった渉でさえ好物を見つけて食べていました。最初は嫌がっていても滞在しているうちに挑戦してみてくれたりします…
そもそも、レトルトの幼児食などがあれば安心かもしれませんが、あえて持って行きませんでした。なぜなら、せっかくの旅だから現地で食べられるものを探して一緒に楽しみたかったからです。また、「旅先の料理を食べて、その国について知ってくれたら嬉しいな…」なんて母の想いもありました。
2人とも1歳代での初台湾旅行で心配していましたが…案外どうにでもなるもんです…!
めとめ
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