人も動物も嘘みたいに穏やか…。地上の楽園・ドンデット(Don det)を守っていたのはメコン川でした。
孤島の楽園を見つけた
こんにちは!最近会社を辞めて早くもプロフィール変更の必要がある岩辺智博(いわなべともひろ)です!今回はラオスより、メコン川の孤島の楽園についてレポートします!
ラオス最南部のシーパンドン(4000の島)というエリアに浮かぶ、ドンデットという小さな島。メコン川の激流からは想像できない程のどかで、また人も動物ものほほんとしていて、地上の楽園と呼ぶに相応しい場所でした…。
5-6年前までは無名の地。ごく最近、電気の24時間供給がされるようになった。チュービングの影響で若者が移り住むようになり、現在ではバックパッカー向けの安宿やバーなどで賑わう。Wikitravel参照。
バスと舟で約3時間の道のり
ラオス南部の主要都市パークセーから、ナーカサンまでバスで3時間(30000キープ/440円)。
ソンテウと呼ばれるバスの中の様子
ナーカサンからは渡し船で約10分程(15000キープ/250円)でドンデットに到着します。いざ!
長居したくなる安宿
トイレ/シャワー付きで1泊30000キープ(約430円)!ハンモックもあります!
雨宿りする犬をハンモックから見下ろしながら読書…。雨の日が贅沢に感じられる宿でした。
嘘みたいにほんわかした日常
朝は子供たちの声で目が覚めます。時が止まったかのようなのほほんとした平和がここにはありました…。
ここの動物はとても人懐っこかったです。宿で雨宿りしていた犬と戯れたり…
食堂のおっちゃんがフラフープで遊んでいても、ここならなんか許せます笑
これ以外何もいらないと思えたメコン川の夕日
太陽が沈むまで眺め続けられたこの雰囲気…スローライフな感じがたまりません…。
ドンデットは荒々しいメコン川に守られていた
こんなに穏やかなメコン川にも、荒々しい表情がありました。自転車で南の方へ向かってみると…
コーンパペンの滝にたどり着きました。東南アジア最大の滝というだけあり、かなりの轟音でした。
メコン川は大型船も航行できる川幅はあるが、ラオス南部にコーンパペンの滝群があるため、外海から遡上できない。以上の条件により、原料の輸入や製品の輸出にはコストがかかる。Wikipedia参照。
ドンデットは近隣に比べて物価が少し高かったりしますが、荒々しさも兼ね備えたメコン川のおかげで、この場所の環境が保たれてきたのではないかと思います。
「そのままであってほしい」
先進国の基準を当てはめて発展途上国を見下すような風潮もある中で、僕にとってドンデットは「そのままであってほしい」と思える楽園のような場所でした。
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