ミラノ万博2015で日本館が超人気だった理由を「天ざる」に見い出しました。
イタリアからこんにちは!ピザよりパスタより、ミラノ万博で食べた蕎麦が忘れられないがぅちゃんです。
2015年5月1日〜10月31日までイタリアのミラノで開催されたミラノ万博。日本館が展示デザイン部門において金賞を受賞して話題になりました。しかし、スゴいのは展示だけではありませんでした。日本館のフードコートで見た日本の本気を紹介します。
ミラノ万博とは
ミラノ国際博覧会(ミラノこくさいはくらんかい、milanoexpo-2015)は、2015年5月1日から10月31日までイタリアのミラノで行われた国際博覧会。総合的なテーマを扱う大規模博覧会として実施された。博覧会テーマは、「地球に食料を、生命にエネルギーを(Feeding The Planet, Energy For Life)」である。145カ国が参加。来場者2220万人。
Wikipediaより引用
アトラクションの代わりに各国を代表した展示館(パビリオン)を巡ることができる、テーマパークのような場所でした。
最大10時間待ちの日本館
万博会場への入場口にてチケットを購入します。1日券大人39ユーロ(5160円)
約1.6キロメートルのメイン通り。この通りの両脇を各国のパビリオン(入場無料)が並びます。ちなみにここでギネス記録となった世界最長のピザが生まれました。
会場内でも特に「大盛況」と言われていた日本館の前の様子。入館まで最大10時間待ちの日もあったようです。僕が行った日は比較的空いていてましたが、それでも50分程度待ちました。
例のフードコートは、そんな日本館の出口付近にありました。
日本円も使えるフードコート
まるで日本のショッピングモールのような雰囲気。中で働くスタッフは見たところ日本人の方達ばかりでした。日本から部屋ごと持ってきたかのようで、イタリアにいることを忘れてしまいそうな雰囲気でした。
開催期間によって提供メニューが変わるようで、この日は美濃吉、カレーハウスCoCo壱番屋、和食麺処サガミ、柿安、モスバーガーの5店による提供となっていました。メニューはこちら
食券機では、
電子タブレットで注文できるようになっています。ヨーロッパでは特にお目にかかれなさそうな「天ざるそば(和食麺処サガミ提供)」を注文。価格は20ユーロ(2650円)と、気分は高級店。
ユーロで払いましたが、日本円も使えるというのには驚きました。しかも日本語表記。
日本館が提供していたのは「リアルな日本」
天ざるの味は完全に日本のものでした。
ただ、味は特別美味いというわけではありませんでした。それでも僕は、2650円という値段を安いと思えました。なぜなら、日本で普段から食されているそのままの味で、はるばる日本へ行かなければ味わえないと思えるほどのクオリティだったからです。
そういった体験を提供できるくらい気合いの入っていた日本館だから、人気だったのかなと思えた瞬間でした。
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