旅ブログを書く時、一番大事なことは言うまでもなく、あなたがその場で見たこと・感じたことです。しかし、あなたがその場に行ったとしても知り得ないことは確実にあって、そのほとんどをGoogle先生は知っているのです。
テーマはやっぱり大事
前回からかなり時間が経ってしまいましたが、マイペースで続けますよー。
第1回では記事にテーマを持つこと、第2回ではテーマを持って記事を書くためのコツについて書きました。そして今回もテーマ絡みのお話です。※当連載における「テーマ」とは「(記事の)切り口」を意味します。詳しくはバックナンバーにて。
1 テーマがないとその記事は存在しないのと同じ【旅ブログ道】
2 ブレない記事を書くためにすべきたった1つのこと【旅ブログ道-2】
調べる=テーマを探す
近頃、ライターさんの原稿を見ていて思うのが、「調べようぜ!」ということです。実は、「調べる」という行為は「テーマを探す」ということでもあります。
例えば、このぞーしきの記事は、ドーハが「世界一退屈な都市」と呼ばれていることを知らなければ、産み出されることはありませんでした。もし、その知識がなければ……
「ドーハで19時間のトランジットがあったので、街をブラブラしてきた」
のようなタイトルに落ち着いていたでしょう。どっちが読みたいですか?
そもそも、上のタイトルでは、ドーハを知らない人は読まないでしょうね。でも、「世界一退屈な都市」というキーワードがあれば、ドーハを知らなくても読んでくれるかもしれません。これは、より多くの人に読んでもらえる可能性が広がったことを意味します。
その場に行っても知り得ないことはある
で、よくよく考えて見るとこの「世界一退屈な都市」=テーマ(切り口)なんですよね。だって、「世界一退屈と呼ばれる街がマジで退屈かどうか調べる」というのがこの記事のテーマな訳ですから。
もちろん、旅ブログを書く時、あなたが見たこと・感じたことが一番重要です。しかし、「その場に行っても知り得ないこと」は確実に存在します。そしてそれがしばしばヒットの種になります。
なので、街・スポットに行く前、せめて記事を書く前に、「調べる」ということをしてみることをオススメします。
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