ビートルズを聴くと青春を思い出される50、60代の先輩方も多いですか?今時の若者は、ビートルズと聞いても、「なんとな〜く知ってる」というイメージでしょうか?しかし、当時全世界で一大ムーブメントを起こしたビートルズ。そんな彼らの「博物館」へ行って来ましたので、報告します。
実はけっこうビートルズ好きです。世界一周アラサー女子YUNAです。
ビートルズ博物館はリバプールのこのあたりです。正式名称は「The Beatles Story」と言います。
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ビートルズの歴史
展示は全て英語表記になっています。しかし、日本語音声ガイドを貸してもらえるので、安心です。
さっそく、かっこいい看板があります。エルビスプレスリーと同じ時代に活躍し、お互い刺激し合っていたそうです。
他にも、デビュー当時はメンバーが違ったことをご存知でしたか?最終的に新しいメンバーとして「リンゴ・スター」が加わったそうです。
ビートルズがデビューした当時の新聞です。これ、保存していた人が素晴らしいですね。こういう物(特に新聞なんて廃棄物になりやすい物)って後々、すごい出来事ほど希少価値が高くなりますもんね。
数々のゆかりの地
こちらは、ビートルズがインデイーズ時代に過ごしたリバプールの、活動していたクラブの前の道を再現しています。
実際私は、この道の近くのホステルに滞在していましたが、夜な夜な音楽が流れていました。騒音ではなく、何だかノスタルジックでとても良い雰囲気でした。もちろん、昔と今では雰囲気も全然違うでしょうが、今日も若者がミュージシャンとして活躍するために、音楽を演奏していると思うとロマンがありますよね。
こちらは、メンバーが通っていた楽器屋さんの再現です。この楽器屋さんに通っていた理由は、「ツケで楽器を買わせてくれていたから」らしいです。この楽器屋さんが無ければ、ビートルズの活躍はもっと困難なものになっていたかもしれませんね。
そして、ビートルズが活動していた「CAVERN」というバーの再現です。
舞台も再現されていました。ビートルズの曲が流れており、ヨーロピアンの推定60代のご夫婦は本当に嬉しそうに、音楽を聴いていました。
もしかすると、青春を思い返していたのでしょうか?素敵な光景でした。
若かりし頃のメンバーの写真が本当にたくさん飾られていました。
かの有名なこちらのCDジャケット。「アビーロード」というスタジオの前の道で撮影されました。
私もロンドン滞在中にここへ行きましたが、至って普通の道でした。(笑)
ビートルズも若者だった
後半には、悲しいですが解散に至る直前のお話もありました。不仲だったり、様々な理由があるようです。
そして、最後にはメンバーそれぞれのヒストリーを紹介している、ビデオスペースがあります。ジョンのコーナーには常にたくさんの人が並んでいました。
私はビートルズが好きですが、特別詳しい訳ではありません。有名な曲は知っている程度です。しかし、若者が夢に向かって、時には必死になり、時には楽しみ、青春を過ごしていた。ということが良く伝わって来る展示でした。
今の若者からすると、ビートルズは「少し古い」イメージかもしれませんが、そんな古さから「熱い思い」を感じられたビートルズ博物館。もし、一曲でも知っている曲があれば、訪れてみてはいかがですか?きっと、思いがけないところで青春が伝わって来ると思いますよ。
文・写真:YUNA
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