東ティモールで世界で3番目に大きいキリスト像を見てきた

2014.05.04 12:00 
LINEで送る
Pocket

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

IMG_0056
東ティモールという国を知っていますか?21世紀最初の独立国であるこの国に、世界で3番目に大きなキリスト像があるというので行ってきました。

 

こんにちは!植竹智裕です。現在はインドネシアのバリにいます。今までは国内から過去の旅のネタを発信していましたが、4月28日、世界一周を開始しました。今後は訪れた先々から情報を発信していきたいと思います。

 

4月29日から5月2日まで東ティモールに滞在しました。2002年に独立したばかりで旅行者にとっては未知の国に、ブラジルのコルコバードの丘と同じような巨大なキリスト像があるというので行ってみました。

 

東ティモールってどこ?

東ティモールは東南アジアに属する島国です。僕はバリ島から空路で入りました。

 

東ティモール
1999年8月30日、国連主導の住民投票によりインドネシアの占領から解放され、2002年5月20日独立した。国際法上はポルトガルから独立したことになる。21世紀最初の独立国。

wikipediaより引用

 

ビザ情報
入国査証を取得する必要があります。Tourist & Business Visa は空港到着時に取得可能(30日まで滞在可能。手数料は30米ドル)
詳細は
こちら

 

東ティモール屈指の観光名所!?

キリスト像は首都ディリの郊外にあり、街からは海の向こうに小さく見えます。一見するとわかりづらいですが、
DSCF0503

 

拡大すると……ありました!こちらを見ています!ちなみに、東ティモールの宗教はキリスト教が99.1%です。
DSCF0480

 

バイクでキリスト像

ディリの中心部からキリスト像までは車で約30分。バスは無いのでタクシーで行くか自力で行くかのどちらかです。

 

 僕はレンタルバイクを借りて向かいました。24時間分の料金25ドルと保証金5ドルを支払い、パスポートを預けるとマニュアル式のHONDA REVOという110ccのバイクを借りられました。
DSCF0599

 

僕は、5年ぶりのバイク、人生初のマニュアル車だったので走り出し方もわからず、お店の人を青ざめさせてしまいました。運転方法を教わり、恐る恐る出発しました。
IMG_9967

 

中心部からキリスト像までは、
IMG_9997

 

海沿いの道をひたすら進みます。海が綺麗!
IMG_0068

 

ほとんど外国人の姿はありませんが、途中には観光客向けのホテルが点在しています。
IMG_0077

 

こんなのどかな光景も見る事ができます。
IMG_0080

 

更に進むと徐々に交通量も少なくなり、道も荒くなってきました。
IMG_9995

 

587段の階段を登る

遊泳客がほとんどいない白い砂浜を横目に進むと、右側に巨大な駐車場があり、そこにバイクを停め、徒歩でキリスト像を目指します。 途中、キリストの受難を描いた祠が何箇所かあります。
IMG_0024

 

現れた長い階段。数えたところ587段ありました……しかし、これを上る以外キリスト像に近づく方法はありません。
IMG_0027

 

バイクを停めた駐車場がどんどん小さくなっていきます。
IMG_0032

 

キリスト像まであと少し。
IMG_0047

 

一休み。振り向くとそこには絶景が広がっていました。
IMG_0050

 

ようやく土台が見えてきました。
IMG_0053

 

 

世界で3番目に大きいキリスト像

着いた!巨大キリスト像!大きい!
IMG_0056

 

夜になるとライトアップされるようですが、ディリの中心部からは目立ちませんでした……。 
IMG_0057

 

英語版Wikipediaによると、このキリスト像は東ティモールがまだインドネシアの州だった1996年に、当時のスハルト大統領から州編入20周年の記念として建設に559万USドル(当時の日本円に換算して6100万円)を投じて贈られたもので、高さは27mあるそうです。

ちなみに、ブラジルのコルコバードの丘のキリスト像は高さが約30m、そして東ティモールの旧宗主国ポルトガルの首都リスボンにも高さ28mのキリスト像があります。つまり、東ティモールのキリスト像は世界で3番目に大きいキリスト像。3番目とはいっても1、2mの違いなのでその姿は圧巻です!

 

 観光客はほとんどいませんでしたが、偶然出会ったインドネシア人の観光客に面白い写真の撮り方をレクチャーしてもらいました。 写真は体を張って、最高のアングルを探すインドネシア人のおじさん。こういう出会いも旅の醍醐味です。
IMG_0060

 

教えて貰って撮った写真。頭の上に光が載っているような写真や、 
IMG_0059

 

 

手に光の玉を持っている写真。
IMG_0065

 

交通手段が無い上に、587段の階段を登らなければならないなど辿り着くまでは大変ですが、その大きさは圧巻です。東ティモールを旅する機会があれば、海をはさんだ首都ディリを見守るキリスト像を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

文・写真:植竹智裕
HP:週刊!植竹智裕の気ままに世界探検ブログ

 


2018rank
The following two tabs change content below.
植竹 智裕
1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログTwitter

脳内トラベルメディア - 世界新聞

世界新聞の最新情報をゲット 世界新聞の最新情報をゲット


2018rank

crownRANKING

24時間記事ランキング TOP10

月間記事ランキング TOP10

累計記事ランキング TOP20