タンデム(2人乗り)自転車で世界一周したsawaです。今回は、アメリカ南部にある見渡すかぎり真っ白な砂漠「ホワイトサンズ」を紹介します。ここは夏には気温40度以上にもなる世界ですが、暑さとは裏腹に、見た目はまるでスキー場のような風景が広がっている不思議な場所です。
photo by MiguelVieira
ホワイトサンズ国立公園はメキシコとの国境の街であるエルパソの北150kmの位置にあります。この時点でもう白いですね。
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ホワイトサンズ国立公園の入り口です。ビジターセンター(解説、展示の施設)も併設されています。
入り口からしばらくは、ニューメキシコ州らしい荒野が広がっています。
さらに進むと道路も一面真っ白!まるでスキー場に来たかの様です。
朝日が昇ってきました。真っ白な世界を照らし出して幻想的です。
実は気温が40度以上にも達する真夏に訪れてしまい、少しでも涼しい朝の内に観光しようという作戦です。日中はとてもじゃありませんが、太陽の下にはいれません。
変わった形のベンチやトイレがある広い場所まで来ました。ここは月面基地の様なシュールな世界が広がっています。
ホワイトサンズ国定記念物は、ニューメキシコ州オテロ郡の標高約1200 m に位置する白い大砂丘地帯で、アメリカ合衆国国定記念物に指定されています。山に囲まれた盆地にあり、石膏の結晶でできた約710 km2 (シンガポール、東京23区、あるいは淡路島の面積と同じ) の広大な白い砂丘から成っています。wikipediaより引用
まるで雪の上を歩いているかの様。でもキュッキュッと締まる砂の音がするという不思議な体感です。
砂丘からの景色。360度、見渡すかぎり真っ白な世界です。これは吸い込まれそうな絶景です。
新雪を歩くように、自分の足跡を残すのが楽しい。雪と違い砂なのでくっきり跡が残ります。
しかし……はしゃいでいられたのも朝日が出てから30分まででした。白砂漠では上下からの太陽熱で尋常じゃない暑さになります。すでに気温は40度まで上がっていました……。見た目は寒そうな雪景色なのに、体感では40度を越えるという頭の中がごちゃごちゃになる不思議なスポットでした。
文・写真:hirokazu sawa
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