それは……スナックでもありジュースでもある。スパイスがたくさん入っているので夏バテに効き目があって、インドでは女性を中心に大人気……そんな摩訶不思議なインドの軽食、パニプリを巡るルポルタージュをお届けします。
おはようございます。デスクです。昨日、以前紹介したナマステ・インディア2013にノコノコ行ってきました。
東京の代々木公園で開催されているナマステ・インディア2013は、本日、29日(日)が最終日。
かなりの賑わいで、特にフードコートにはインド大好き食いしん坊達が大集結しております。皆さん、お目当てはカレーなどの定番のようですが、ナマステ・インディア2013で食べるべきは……
Govinda's(ゴヴィンダス)というレストランで売られております。
店には屋台のショーケースがあって、スナックのようなものが並んでいます。
デスクがインド旅行中、幾度となく路上で目にしたアレでした。「何やろう?」と気になってはいたのですが、食中毒のリスクに負け、手を出すことはありませんでした。
photo by irumge
しかし、ここは衛生大国日本。リベンジです。アレは一体、どんな食べ物だったのか?2年越しの大勝負。スタッフいわく、このオジさんがパニプリを日本に持ち込んだ人だそうです。
オジさんは誇り高きパニプリ職人なので、たとえ、目の前に材料があったとしてもパニプリを作ってくれるかどうかは気分次第です。
僕が「パニプリ!パニプリ!パニプリ!」と連呼すると、オジさんは「しょうがねぁぇな、坊主」といった様子でパニプリ作りに取りかかりました。
メニューにパニプリは「揚げボール状クラッカーにじゃがいも、レンズ豆、香辛料、ミントのチャツネをのせた軽食」とあります。これでは全く訳がわかりません。
オジさんの手に注目です。オジさん、北斗のケンシロウが秘孔をつくかのごとくパニプリに穴を開けました。
僕は完全にパニプリを甘く見ていました。まさかこんな破天荒な食べ物だったなんて……。
でも、辛い!様々なスパイスが大量に入っていることは確かです。あえて言うなら、胡椒が立っています。
「酸っぱいのか辛いのかどっちかにしてくれ!」と駄々をこねたくなります。
ちょっと心地よい。酸味と辛さが立ち消え、口の中は清涼感で満たされます。不思議な食べ物です。
パニプリについて調べてみると、スナックの方はプリと呼ばれ、アタ(小麦の全粒粉)やスージ(荒挽きの小麦粉)からできているそうです。汁のほうは、パニと呼ばれ、クミンシード、アジョワン、ブラックペッパー、タマリンドなどのスパイスが入っており、ミントとレモンジュースを加える事もあるそうです。
パニプリは現地でメジャーな屋台料理。スパイスに身体を冷やす効能があり、同時に水分も補給できるので灼熱のインドでは夏バテ防止として食べられ、特に女性に大人気だそうです。「インド人シェフのブログ」より引用
photo by kawanet
日本はもはや秋ですが、ナマステ・インディア2013では是非パニプリをご賞味あれ。
※オジさんがいなかったり、パニプリを作る気分ではなかったとしても当サイトでは一切責任は終えませんのであしからず。
ナマステ・インディア2013公式HPはこちら
代々木公園へのアクセスはこちら
文・写真:デスク
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