手塚治虫の「火の鳥」のモデルであり、その姿を見た者に「永遠の幸福が訪れる」という幻の鳥・ケツァール。取材班は幸せになりたい一心でコスタリカのジャングルに足を踏み入れたのだった。
デスクです。突然ですが、幸せですか!?うんうん……ですよねですよね。言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、色々ありますよね。ポイズン。
ところで中米に「見た者に永遠の幸福が訪れる」という幻の鳥、ケツァールという鳥がいます。手塚治虫の「火の鳥のモデル」になったと言われ、「世界で一番美しい」と形容されることもあります。この時点でもはやどんだけ〜なのですが、調べてみると、ケツァールはグァテマラでは通貨の単位になっているというじゃあーりませんか。ケツァール、一体何者?という訳で会いに行ってきました。
コスタリカの首都サンホセのバスターミナルにて。バスの運転手にケツァールが住むという雲霧林・サンヘラルド・デ・タについて聞くと衝撃の事実が……。
「バス停ない」って……。
なんでも、ケツァールが住むという雲霧林・サンヘラルド・デ・タには最寄りのバス停がないと言うのです。
デ「じゃどうすりゃいいの?」
運「70km地点で降ろしてやるから安心しな」
サンホセから70km地点で降りれば、そこはもう雲霧林・サンヘラルド・デ・タとのこと。てか、雲霧林って何?
【雲霧林】
間断なく雲や霧がかかる湿度の高い、山間の森林だそうです。
なんも無い……。
近くにいたおじさんに聞くと……
飼い犬に食い殺されるとは、ナマケモノの名は伊達ではありません。
とは言ってませんが、ガイドのお兄さんはちょっと強面です。
約2時間が経過。「やはりダメか……幻は幻でしかないのか……」。
その時、さすがに焦りを感じたのかガイドが……指笛を吹き始めました!
「静かにしろっ!」
最初からやらんかーい!
足下にケツァールの大好物、スモールアボガドを発見!ケツァールは近い!
ケツァール
鳥類キヌバネドリ科の一種。和名はカザリキヌバネドリ。メキシコ南部からパナマにかけての山岳地帯の森林に生息している。全長は35cm程度だがオスは長い飾り羽をもち、これを含めると全長は90~120cmにもなる。頭から背にかけて金属光沢のある濃緑色をしており、腹部が鮮やかな赤色である。(wikipediaより引用)
photo by Frank Vassen
photo by qmnonic
今も昔も人々は、ケツァールを崇拝の対象としてきました。古代のマヤ人やアステカ人もこの鳥を神聖な鳥として崇拝し、王族や聖職者は儀式の際にケツァールの羽毛を身に付けていたそうです。
皆さんにも幸せが訪れますように!
文・写真:デスク
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