クレジットカードや海外プリペイドカードで、ショッピングやキャッシングを使い海外旅行をスマートに実践している(と自負している)編集部のLeeです。
海外プリペイドカードの一つに、キャッシュパスポートがありますが、キャッシュパスポートには数多くのメリットがありますので、検討している方にぜひおすすめです。
この記事では、キャッシュパスポートの検討をしている方に向けて、キャッシュパスポートの概要を紹介するとともに、メリットを徹底的に紹介します。
↑年会費・発行手数料無料↑
キャッシュパスポートとは?
キャッシュパスポートとは、海外でカードショッピングをしたり、現地通貨を引き出したりできる海外プリペイドカードです。
キャッシュパスポートの概要表を、以下に掲載します。
年会費・新規発行手数料 |
無料 |
チャージ可能通貨 |
9通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル) |
国際ブランド |
MasterCard |
年齢制限 |
なし |
カード発行日数 |
1週間程度 |
入金手数料 |
1% |
ATM引出手数料 |
200円程度 |
キャッシュパスポートのメリット1
年齢制限・審査がない
数多くのメリットがあるキャッシュパスポートですが、最初に挙げるべきメリットは、年齢制限や審査がない点です。
クレジットカードは18歳以上でないと発行できない
海外旅行で不可欠なアイテムの一つに、クレジットカードがありますが、クレジットカードは原則として高校生を除く18歳以上でないと申し込めません。
海外留学で必要だと判断されれば、18歳未満の高校生であっても家族カードが発行されるケースもありますが、クレジットカード会社によって対応が異なります。
しかも、発行されるのはあくまでも本会員に付随した家族カードであり、本カードを発行することはできません。
他の海外プリペイドカードも年齢制限あり
キャッシュパスポート以外にも、海外プリペイドカードには「マネパカード」や「ネオマネー」など、数多くの種類があります。
しかし、そのほとんどが発行に際して年齢制限を設けています。
マネパカードは15歳以上、ネオマネーも13歳以上からしか申し込めません。
キャッシュパスポートには審査もない
年齢制限だけではなく、キャッシュパスポートには審査もありません。
クレジットカードには審査がある
クレジットカードには、必ず審査があります。
クレジットカードによって「審査が通りやすい」カードはありますが、審査がないクレジットカードはありません。
クレジットカードは、ショッピングにせよキャッシングにせよ、クレジットカード会社が一時的に利用料金を立て替えています。
つまり、利用者は一時的ではあっても、クレジットカード会社に借金をしているのです。
借金をするには審査が欠かせませんが、クレジットカードも決して例外ではありません。
キャッシュパスポートは自分のお金を使うので審査がない
一方のキャッシュパスポートは、ショッピングや現地通貨の引き出しに伴う利用料金は、自分のお金から支払います。
キャッシュパスポートにチャージした金額以上は使えないため、キャッシュパスポートの発行元から借金をすることはなく、審査の必要もないのです。
キャッシュパスポートのメリット2
スペアカードが発行される
キャッシュパスポートの2つ目のメリットは、スペアカードが発行される点です。
海外では、カードの紛失・盗難のリスクが高まる
海外旅行や海外留学中、カードの紛失や盗難の可能性は、日本よりも高いといえます。
日本とは勝手の違う商習慣やATMの操作方法で、うっかりカードを置き忘れてしまう場合もあります。
また、日本よりも海外の方が治安は良くないため、クレジットカードや海外プリペイドカードの入った財布を奪われる可能性もゼロではありません。
クレジットカードの再発行には時間と手間がかかる
クレジットカード会社の中には、現地でカードの紛失・盗難の被害に遭っても緊急で再発行をしてくれるところがあります。
旅行やエンターテインメントに強みを発揮する「アメリカン・エキスプレス」では、国内外を問わず、クレジットカードの緊急再発行を行なっています。
海外の場合は、「オーバーシーズ・アシスト」というところに電話をかければ、24時間365日、日本語で対応してくれます。
アメリカン・エキスプレスでは、紛失・盗難の際に「緊急仮カード」を発行してくれます。
ただし、通常翌営業日に緊急仮カードが発行されますので、その間はクレジットカードがない不安な日々を過ごすこととなります。
また、緊急仮カードは利用できるサービスなどに制限がかかっています。
キャッシュパスポートのスペアカードがあればストレスフリーに
一方、キャッシュパスポートの場合、初めからメインカードとは別に「スペアカード」が発行されます。
万が一の時に役立ちますので、スペアカードとメインカードは、必ず分けて保管しておきましょう。
アメリカン・エキスプレスの緊急仮カードは、メインカードと明らかにデザインが違いますが、キャッシュパスポートのメインカードとスペアカードは、見た目ではほとんど違いが分かりません。
カード番号の下4桁が異なるようですが、それ以外には違いがないため、保管の際には違いが分かるようにしておくことも重要です。
これはキャッシュパスポートのスペアカードがメインカードと遜色ないということを表しています。
もちろん、スペアカードはメインカードと同様に使うことができますし、メインカードを利用停止にしておけば、安心してスペアカードを使い続けられます。
キャッシュパスポートのメリット3
9通貨をチャージできる
そして、キャッシュパスポートの3つ目のメリット、それは9通貨をチャージできる点です。
カード1枚に9通貨をスマートに管理
キャッシュパスポートは、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの9通貨を同時にチャージできます。
9通貨の現金を持ち歩こうものなら、かさばりますし通貨がごちゃ混ぜになりそうです。
キャッシュパスポートならば、カード1枚に9通貨をスマートに保管できますし、ごちゃ混ぜになることもありません。
通貨の融通も利く
キャッシュパスポートは、通貨間の融通も利きます。
例えば、カナダへ旅行に行って、カナダドルをキャッシュパスポートにチャージしていれば、チャージしたカナダドルから支払えます。
仮に、カナダドルのチャージ残高が不足しており、日本円と米ドルのチャージ残高がある場合、カナダドルの不足分を自動で日本円や米ドルの口座から支出して支払いができるのです。
また、9通貨が通用しない国へ行っても、9通貨の口座から融通して支払うことができます。
キャッシュパスポートを海外に持っていけばこれだけ便利に!
上記3つのメリット以外にも、キャッシュパスポートを海外に持って行くと、以下のようなメリットがあります。
1週間のスピード発行
クレジットカードを申し込んでも、最低でも1週間はかかり、中には3~4週間かかるカード会社もあります。
出発まで間もない時にはすぐに発行してほしいものですが、キャッシュパスポートならば1週間程度でスピード発行してくれます。
クレジットカードと変わらない使い勝手
キャッシュパスポートは、クレジットカードと変わらない使い勝手です。
世界210以上の国や地域にあるMasterCard加盟店でショッピングできます。
また、MasterCardに対応した現地ATMから、現地通貨を引き出すことも可能です。
残高管理も簡単
これまでは、現地で長期滞在する場合、お金の管理のために現地の銀行口座開設が必要な場合もありました。
しかし、キャッシュパスポートがあれば現地の銀行口座を開設することなく、長期滞在ができます。
というのも、スマホやパソコンがあれば、インターネット経由で自分のネットバンキングからカードにチャージできるからです。
また、ネットバンキング口座を持っていなくても、事前申請をしておけば、家族の方がカード保有者に代わってチャージできますので、お金が無くなりそうなときでも心配いりません。
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