「稼げる」と噂のオーストラリアで20ヶ月もワーホリしたのに、現在は金欠にあえいでいます。果たして何がいけなかったのか?反省してみました。
>> オーストラリアのワーホリ生活についての過去記事はこちら
안녕하세요(アンニョンハセヨ)!
極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人だった」植竹智裕(うえたけともひろ)です。
現在は日本で短期アルバイトしているものの、初給料日はまだ半月以上先なのでかなり困窮しております。
ワーホリ中にかろうじて貯め込んだ2000ドルも結局は帰国時の飛行機代を払えずに海外送金して切り崩してしまいました。
今回はオーストラリアワーホリでどうやったらお金が貯められるのか、自分なりに反省・分析してみました。
これからワーホリでがっつり稼ごうと意気込んでいる方は是非ご覧ください。
なお、当てはまらなくても楽しい経験や出会いはいっぱい待っているのでワーホリ行くだけ行ってみましょう!
人間ですからたまには買い物してスカッとしたいですよね!
でも!
買い物したところで荷物は増える一方なので、結局は送料だったり飛行機に乗る際、手数料がかかったりと更にお金がかかります。
財布の紐はきつく締められる人がお金を貯められる事でしょう。
※僕も「流行に取り残されないように」だとか「自分のセンスを鈍らせない為に」という大義名分で服屋で試着をして写真を撮って満足……するはずもなく、結局は(速い時で即日)お買い上げ。
オーストラリア最後の思い出は空港での公開断捨離ショーです。
オーストラリアの場合、ファームでセカンドビザを取る人も多いはず。
農業が盛んな街ではシーズンが終わると枝切りをしたり、違う果物や野菜の収穫が始まったりと年中何かしらの仕事にありつけます。
例えば僕が最初に働いていたレンマークという街は柑橘類のファームが有名ですが、他にもさくらんぼや桃、柿、ピスタチオ、ロックメロン、スイカ、ズッキーニ、トマトなどの収穫もあります。
ただし、農業が盛んな街はあくまでも田舎です。
場所によっては遊ぶ場所が無かったり、車がないと行けなかったり……夜になるとカンガルーが跳ね回っているような場所です。
都会の華やかな生活に憧れず、ストイックにひとつの街でずっと働ける人はきっとお金が貯められる事でしょう。
長く居て信頼が得られればいい仕事も紹介してもらえるかも!
※僕も都会でのオシャレな暮らしや、ほかの場所への冒険心を捨てていれば、ハゲていたかもしれませんがお金は貯まったのでしょうか?
僕みたいにあちこち迷走しているとその分収入が無い期間が増えます。
ワーホリ出稼ぎ人とか謳いつつ、お酒もタバコもかなり嗜む僕にわたくしにとってはオーストラリアの物価の高さは大問題でした。
比較的に安くタバコを吸う方法もありますが、これを機に禁煙してみるのもいいかも知れません(出来る方は)。
世間では「ナンパ上手が出世する」なんて実しやかに囁かれていますがあながち間違いではないのかも知れません。
オーストラリアの都市部で仕事を探すには直接お店に行ってレジュメを配るのが一般的です。
よく50件配って一番待遇のいいところに決めたなんて話も聞きますが、見ず知らずの人にしかも英語で話しかける度胸がないととてもやっていられません。
※胃が飛び出る思いでした。
ひとつの仕事で十分に稼げるに越した事はありませんが、ジャパニーズレストランなどは時給が法定最低賃金を大きく下回る場所も多いです。
空いた時間に違う仕事をしてみたり、思い切って決まった曜日を休みにして、もっと待遇のいい仕事を探してみるといいと思います。
※周りのダブルワーカーはそうやって時給の安いバイトからフェードアウトしていました。
僕も仕事が慣れたらもうひとつ探すつもりが、慣れたら毎日仕事を頂けたのでスケジュールが立たず、そのうち面倒臭くなってしまいました。
出稼ぎ人は出稼ぎ人であることを忘れず、お金を使う暇を作らないよう、体を壊さない程度にいっぱい働きましょう(自分への戒め)。
能力者を求めるのは企業の常。資格や免許はあるに越したことはありません。
面接でパッと自分の知識や技術を提示できるのが資格や免許です。
オーストラリアに限らずワーホリに役立ちそうな資格の一例をご紹介します。
・英語能力検定(TOEICやIELTSなど)
日本人経営の企業やお店で働いても必ず必要になる英語。
「わたしこのぐらいは英語いけますよ」という指標があれば雇い主も安心して雇ってくれるでしょう。
・運転免許
これがあれば配送などの職にもありつけます。
・日本語教員免許
オーストラリアでも日本語を学ぶ人はいます。
・コンピューター関連の資格(PhotoshopやIllustratorなど)
日本でWebデザインなどの経験があれば高給取りも夢ではありません。
その他、バーテンダーの資格やツアーガイドの資格など、日本の資格や免許が海外でそのまま使えるとは限りませんが、面接や履歴書提出の段階でかなり能力をアピールする事ができます。
※8年ペーパードライバーの僕は運転免許すらありませんでした。
迷走兄弟が免許停止になりかけて免許を取るよう言われた時はあまりの不安に寝込みました。
資格も大事ですが、一番大事なのは人柄だと信じています。
いかがでしたか?
以上、全て僕が出来なかった事です。
オーストラリアで法定賃金でがっつり稼いでぼろ儲けするのは結構ハードルが高いのです。
稼げなかったくせに先輩風を吹かせてみましたが、自身の失敗や反省をネタにしてでもこれから出稼ぎに行く人に役立てて頂きたかったのです。
※決してネタまでも困窮しているわけではありません(←そういう事だったのか)。
>> オーストラリアのワーホリ生活についての過去記事はこちら
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