LGBTフレンドリーということで世界的にも有名なウルグアイ。首都のモンテビデオにそんなウルグアイを象徴するかのような公園があると聞き、行ってきました。
こんにちは!特に自分を変えようと思わないで世界中を旅するRilyです! 今回は、ウルグアイの首都「モンテビデオ」という街に珍しい公園があるということで行ってきました。
ちなみにウルグアイはこの辺り。
By Connormah – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
報酬の大部分を財団に寄付し、月1000ドル強で生活するという質素な暮らしから「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれた有名な、ホセ・ムヒカ元大統領が治めていた国です。
By Roosewelt Pinheiro/ABr – Agencia Brasil [1], CC BY 3.0 br, Link
そんなウルグアイの首都・モンテビデオの市内を観光して歩き回ったので、休憩をするために賑やかなメインストリートから路地裏へ入ってすぐの小さな公園へ行くことにしました。
モンテビデオはウルグアイの首都。観光地として多くの記念碑や博物館、歴史的建造物や通りがある。モンテビデオはラテン・アメリカで最も生活の質が高い都市である。参照:Wikipedia「モンテビデオ」
道中、一緒に観光したアメリカ人がモンテビデオに詳しい方だったので、いろいろと解説してもらいました。モンテビデオでは、毎年恒例の「ゲイ・プライド・パレード」が開催されており、同性愛者の権利平等を求めるゲイやレズビアン、運動支援者ら多数がカラフルで陽気なパレードに参加すると言います。
ウルグアイでのLGBTの権利は、南アメリカだけでなく世界的にも最高峰である。2013年より同性婚が認められている。参照:Wikipedia「LGBT rights in Uruguay」
そして到着した場所は「Free gender park」と呼ばれる公園でした。
日本語にすると(同性愛も全て含む)フリーな愛の公園。同性愛者に対する性の自由や差別をなくしたいという思いを訴えて、それをメッセージにしています。
木の幹の周りに、カラフルな手形がたくさん押してある壁を発見しました。これは、世の中にはいろん人種、性別、考え方の人たちがいることを表現しています。
一方でこのダークな色使いの写真は、スペイン語でHomo(ホモ)Lesbo(レズビアン)の文字が書かれています。そしてFOBIAは、恐怖症の意味です。強いメッセージ性を感じる絵ですね。
他にも平等、平和、差別、偏見などの単語がたくさん書かれていました。
小さな公園ながら、大きなテーマを掲げている公園で、人も少ないのでのんびりできます。 モンテビデオに来た際は、是非この公園で休憩がてら、アート鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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