ヒマラヤトレッキングで歩き続けること6日…。標高4100メートルで、ようやくたどり着いたアンナプルナベースキャンプ(写真中央)のレストランは意外とメニューが豊富でした。ちなみに隠し味は、絶景です。
こんにちは。Mac破損、iPhone紛失、カメラ一式盗難にも負けず旅行中のたくろうです。携行品補償万歳です。
5/30〜6/7に掛けて、ヒマラヤのアンナプルナベースキャンプ(ABC)に行ってきました。6日かかりのヒマラヤトレッキングの末にたどり着いた、標高4100メートルのアンナプルナベースキャンプ(ABC)のレストランの様子を紹介します!
(トレッキングの記録についてはこちら)
アンナプルナは、ネパール・ヒマラヤの中央に東西約50 kmにわたって連なる、ヒマラヤ山脈に属する山群の総称。サンスクリットで「豊穣の女神」の意味。第1峰(8,091 m)、第2峰(7,937 m)、第3峰(7,555 m)、第4峰(7,525 m)で、第1峰は標高世界第10位。wikipedia参照。
色々な行き方がありますが一番メジャーな方法は、PokharaよりバスまたはタクシーでNayapulまで2〜3時間掛けて移動した後、徒歩で向かいます。僕はアンナプルナ、ダウラギリ、マチャプチャレといった山群を一望することが出来るPoon Hillという場所も寄ったためアンナプルナベースキャンプへは6日目の朝に到着しました。(アンナプルナベースキャンプだけを目指すなら、上りは3〜5日ほどで到着可能です)
なお、アンナプルナ全域に入るには、保護地域入域許可証(ACAP)とトレッキング情報管理システム (TIMS)の2つの許可証が必要です。Pokharaにて4000ルピー(4000円ほど)で即日取得できます。
こちらがアンナプルナベースキャンプの看板(左)。「ANNAPURNA BASE CAMP ABC 4130M」と書かれています。
こちらがアンナプルナベースキャンプ。ロッジは4個あり、レストランが併設されています。
アンナプルナベースキャンプを俯瞰して見るとこのような感じです。すぐ後ろにはアンナプルナが惜しげも無くその姿を覗かせます。青い屋根が荒涼とした大地に綺麗に映えています。
レストランにとって大事な要素である立地が最寄りの街から遠すぎるのがマイナスですが(笑)、周辺環境は満点です。なお、空気は綺麗ですが、薄めです。
僕達がアンナプルナベースキャンプに着いたのは朝5時半頃と、早朝にも関わらずレストランはしっかり営業していました。さっそく注文してみます!
これが約10ページほどありかなり種類があったので、せっかくなのでまとめてみました。
計163種類:
飲料:24種類(アルコール含む)/スープ:14種類/ブレッド:11種類/トースト:6種類/卵:11種類/シリアル:5種類/ライス:7種類/ヌードル:5種類/ピザ:7種類/マカロニ:6種類/スパゲッティ:6種類/サラダ:2種類/モモ:5種類/ポテト:14種類/スプリングロール:3種類/デザート:7種類/スナック:3種類
正直、ネパール名物ダルバートかカップラーメンくらいしか無いのでは侮っていましたが、その種類の多さには驚かされます。値段は街中と比べると軽く2倍以上はしますが、それでも日本のレストランと比べると高い訳ではありません。
ちなみにダルバートはこれ(おかわりし放題なので基本はこれを注文)
しかしこの日は朝早いこともあり、軽めにフレンチトースト(390ルピー)とマサラティー(120ルピー)を注文しました。
4100メートルのレストランなのでせっかくなのでテラスでいただくことにしました。
オーダーしてからの提供時間は結構掛かり、約20分。うむ…。見た目はあまり良いとは言えませんが、問題は味です。
どれ…
…うまい!
とは言え、フレンチトースト特有のしっとり感は全く無く、甘さも十分ではありません。仕方ないので、マサラティーに自分で浸して食べました。それにも関わらず、美味しいと感じるのは何故でしょう…。これには、僕が超絶貧乏舌なこと、フレンチトーストはどう作っても美味しいということ以外に、ヒマラヤの隠し味が効いているからだと思います。
まあまあなフレンチトーストをあんなに美味しいと思えた理由…それは言うまでも無く「アンナプルナベースキャンプまで来たという達成感」と「テラスから見えるヒマラヤの景色」に間違いありません。レストランのテラスからはこの絶景。
このヒマラヤの絶景の中、ここまで一緒に登ってきた友人達と食事を楽しんでいるのです。美味しくないわけありません。
アンナプルナベースキャンプまでは6日という時間がかかった分、その満足度は格別でした。ヒマラヤの絶景レストラン、ネパールに行かれる際にはぜひ足を伸ばしていただければと思います。
疲れも格別ですが。笑
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