トルコのイスタンブールから足を伸ばすなら素朴な世界遺産の街・サフランボルがおすすめ。オスマン帝国時代の建築が残りタイムスリップしたかのような市街、穏やかな住人など…素顔のトルコに出会える街。
こんにちは、アジアを横断し、現在ドイツ在住のはるぼぼです。
トルコの世界遺産の街、サフランボル。オスマン帝国時代の建築が残る歴史ある街とはいうものの、その素朴さには懐かしさすら感じてしまうほど…。サフランボルでは人も親切で、サフランボルにすっかり魅了されてしまいました。
サフランボル
サフランボル(Safranbolu)はトルコのカラビュック県に位置する人口47,257人の街。オスマン帝国時代の建築保存状況が良好なことから、1994年に「サフランボル市街」でUNESCOの世界遺産に登録された。サフランボルの名前の由来は、香料サフランの集積地として発展した歴史にある。Wikipedia「サフランボル」/「Safranbolu」参照。
アクセス:イスタンブールからバスでおよそ6時間半~7時間半。トルコの主要バス会社のひとつ、メトロを利用する場合の運賃は55~65リラ(約2千円)。
昔ながらの素朴な街並みに心が和みます。
土壁に木の窓枠が並ぶ伝統家屋を眺めながらゴツゴツとした石畳の道を歩けば、タイムスリップした気分…!
特に心を打たれたのは、サフランボルが一望できる「フドゥルルックの丘」からの眺め。歴史あるトルコ式風呂(ハマム)からは湯気が立ちのぼっていますね…。
「どうしてこんなに懐かしく感じるのだろう…」と、ひたすらこの景色に見入ってしまいました…。トルコで心の琴線に触れる光景に出会うとは思ってもいませんでしたが、「心のふるさと」を見つけたような気持ちになってしまいました。
サフランボルでは、いたるところでかわいい動物たちとの出会いがありました。
街を歩いていると犬が後をついてきたり…
サフランボルの動物は人をあまり恐れていない様子…。
サフランボルの動物たちが人間をまったく怖がることなく近づいてくるのは、街の人々が動物たちに優しく接しているからなのかもしれません。
日本語が話せるサフランボルのおじいちゃんは、愛用のヤマハのスクーターやソニーのカメラを嬉しそうに見せてくれました。
それだけでなく、チャイをごちそうしてくれたうえに、サフランボルの街の見どころも教えてくれました。「はるばるこの街を訪れた旅行者にサフランボルの魅力を知ってほしい」という思いがひしひしと伝わってきました。
トルコの世界遺産の街「サフランボル」では、訪れた自分まで心が温かくなるような体験ができました。トルコにこんな場所があったのですね…!
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