2000年前、ヴェスヴィオ火山の噴火で一瞬にして消えた古代都市ポンペイ。長い時を経て発掘された遺跡には、当時の奔放すぎる性風俗カルチャーが眠っていました。
こんにちは。ミステリー大好きうちゃかです。
前回はイタリアの古代都市ポンペイの火砕流で生き埋めになった人々についてご紹介しましたが、今回はポンペイに眠っていた2000年前の性文化についてご紹介します。
おさらいすると、ポンペイとはイタリア・ナポリ近郊にあった古代都市(世界遺産)です。
居酒屋やパン屋、大衆浴場や劇場など現在のイタリアを形作る文化が花開いていた街でした。
中でも有名なのが、脱衣所、サウナ、風呂がしっかりと残っている古代ローマ風呂跡。装飾が2000年以上前のものとは思えないほどの保存状態で残っています。
サウナ室も太陽光を取り入れたり、噴水が出る仕組みになっていました。
しかし、79年のヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって一瞬にして地中に埋もれてしまいました。
とまあ、前置きはこの辺で。実はこのポンペイ、とあることでも有名なのです。それは……街の端の方に向かって歩いていくと石畳にこのような男性器マークが道標として出てきます。
実はポンペイは「娼婦の館」なる売春宿を公認して運営していた街でもあったのです。とはいえ、当時のイタリアは性に対しては非常に奔放で、このような跡が見つかるのは決して珍しい事でもないそうです。
早速、娼婦の館の跡地に行くと、部屋の壁には当時の四十八手図のようなものが描かれていました!しかも色が残ってます!
そして、ベッドの跡も残っています。生々しい。こんな感じで、娼婦の館に気軽に入ることができ、当時の性風俗の様子を垣間見ることができるのもポンペイの魅力です。
他にもベッティの家(Casa di Vetti)という場所には男性器を露出させた絵や像などを見ることができます。ちょっとした秘宝館です。
さらに街のはずれにあり、当時謎の儀式が行われていたと言われる「秘儀荘」。2000年以上たった今も残る「ポンペイレッド」という朱色の塗料を背景に描かれた壁画を見ることができます。
ガイドブックにはよく分からない解説しか掲載されていないのですが、現地のガイドに聞いてみたところ、若い男女に性行為を指導する場所だったそうです。
こんな自由奔放な性文化があったポンペイ。なおさら、一瞬にして消えてしまったことが悔やまれます。ポンペイに行くことがあれば、なるべく団体ツアーではなく、自由行動で行ってみると良いと思います。驚きの発見が待っていますよ!
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