靴磨きがマスクを被らざるをえない理由 【旅人は見た!】

2015.05.22 11:00 
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kutsu

 

言うまでもなく、世界はきれいごとだけではありません。表面をなぞっただけでは窺い知れない事実を抱えていることがあります。
それは時に残酷です。

 

ボリビアのラパスの街中で微笑ましくなって、思わずシャッターを切りました。どこかのお金持ちの子でしょうか。

 

しかし、この写真、ボリビアのある事情を物語っていたのです。

 

よく見ると、靴磨きの顔がマスクで覆われています。
ボリビアでは、靴磨きは貧困層の仕事であり、差別の対象となるんだそうです(参照)。3年前、ラパスで目にしたほとんどの靴磨きがマスクを被っていました。

 

もう一度、写真を見てください。

 

全く違ったものに見えてきませんか?

 

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デスク
世界新聞の通称「デスク」。株式会社世界新聞代表取締役。これまでに35カ国以上を訪れる。 2011年〜1年間の世界一周旅行へ。ブログ村世界一周ランキング1位。2013年、世界新聞を立ち上げる。 著書に「世界一周できませんと思っていたらできちゃった」(幻冬舎) 海外旅行に関する講演もちらほら。

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