言うまでもなく、世界はきれいごとだけではありません。表面をなぞっただけでは窺い知れない事実を抱えていることがあります。
それは時に残酷です。
ボリビアのラパスの街中で微笑ましくなって、思わずシャッターを切りました。どこかのお金持ちの子でしょうか。
しかし、この写真、ボリビアのある事情を物語っていたのです。
よく見ると、靴磨きの顔がマスクで覆われています。
ボリビアでは、靴磨きは貧困層の仕事であり、差別の対象となるんだそうです(参照)。3年前、ラパスで目にしたほとんどの靴磨きがマスクを被っていました。
もう一度、写真を見てください。
全く違ったものに見えてきませんか?
【旅人は見た!】投稿募集中!誰でもメールで投稿OK。詳細はこちら
世界新聞の最新情報をゲット
RANKING