インドを旅した時に目を奪われるのが、現地の女性が両手びっしりにほどこしたヘナタトゥーです。本場の専門店でプロの技を堪能してきました。
こんにちは。世界一周アラサー女子、YUNAです。私は今、インドを回っています。
ヘナタトゥーに挑戦したバラナシの街はこの辺りです。
ヘナタトゥーは「幸せな結婚」のシンボル!?
ヘナタトゥーについてネットで検索していると、Henna Worldというサイトに、
「ヒンドゥー文化では、手や足に複雑で手の込んだヘナのデザインパターンを描画するという習慣は、充実した幸せな結婚生活を送るためのシンボルであると言い伝えられてきました。」という記述を発見。
これはアラサー女子として、近い将来の結婚も視野に入れ、かなり真剣に意気込んでチャレンジして来ました。
ヘナとは?
ヘナとは、wikipediaによると、「ミソハギ科の植物の名。和名は、指甲花(シコウカ)・ツマクレナイノキ・エジプトイボタノキ。主にマニュキュアやヘナタトゥーなどの染料として古代から使用されてきたハーブである」とあります。
普通のタトゥーとは違い、このようなインク(中にヘナが入っている)で描きます。その為、個人差もありますが1〜2週間しか絵柄は保てないと言われています。
オリジナルのタトゥー
今回はバラナシの「Henna Making Center」でチャレンジ!街にはたくさんヘナタトゥーのお店があります。
まずはペイント箇所と柄を選ぶ事が可能です。現地のインド人は、足首に入れている人もいれば、両手の裏表にびっしり(肘から指先まで)入れている人を時々見かけます。値段は、柄が細かく広範囲な程高くなります。
お店のお姉さん・ミーナさんは、この道15年のベテランです。“幸せな結婚生活”が懸かっているだけに、適当に柄は選べません。迷っているとミーナさんが「あなたが嫌でなければ、あなただけにオリジナルのタトゥーを描くわよ」と言ってくれました。
プロの技
見本を全く見ることなく、「花は好き?ブレスレットのようにするけど良い?」等、時々確認してくれながら、どんどん絵柄は進みます。
施行時間20分程で完成です。まずは30分程、絶対触れないようにして乾燥させます。うっかり触るとインクが取れますし、柄が潰れてしまいます。
施行後30分経過すると、オイルを塗ってくれます。こうすると、肌に綺麗に色が転写されるそうです。乾いてしまえば、少し触れても柄が崩れる事はありません。
結婚に大きな期待(笑)
ヘナの色が肌にしっかり沈着するように、2〜3時間は剥がさないようにします。もちろん、この姿勢で静止する必要はありません(笑)。
施行日にシャワーを浴びてもOKですが、タオルや石けんでごしごし洗うのは避けるようにアドバイスをもらいました。2時間程経過すると、触っていなくても自然と剥がれ始めます。
施行日は少し薄い色ですが、
“結婚を視野に入れた”ヘナタトゥーでしたが、オンリーワンのプロの技を堪能出来、結婚にも大きな期待を抱く事が出来ました(笑)。ミーナさんの話では、「綺麗な柄のヘナタトゥーをしている人の旦那さん(奥さん)や彼氏(彼女)は幸せになる」とも教えてもらいました。
安心してヘナタトゥーに挑戦してみたい方、もちろん男性も可能ですので、ミーナさんの所で挑戦してみてはいかがですか?
「Henna Making Center」
住所:D.5/17,Tripura Bhairavi,Dashaswamedh,Varanasi
今回の私の柄:350ルピー(600円程)
*周りに数件ヘナタトゥーのお店があるので、住所の番地を確認して行って下さい。
文・写真:YUNA
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