ボリビアでタダでメシを食う方法

2014.02.14 07:00

P2020250
誰だってタダでメシを食えればそれにこしたことはありません。南米のボリビアにて思いがけずタダメシにありつけたので、一部始終をレポートします。

ある日、ウユニの中央広場にある建物の中からワイワイ声が……
P2122433

何かやってます。
P2020249

男が料理を作っているもよう。
P2020250

鍋の中をのぞいてみると
P2020275

鶏！「料理教室かな？」なんて思っていると……
P2020262

椅子に座っていた女性たちが立ち上がり、
P2020280

男の元へ。
P2020282

鍋を手に何かを説明している様子の男。
P2020290

その後、男が配った紙を見て謎が解けました。これは料理教室ではなく、鍋の実演販売だったのです！
P2020247

この鍋はどうも、同時に3つの料理が作れるらしく、それを実演しているようです。ラクしたいのはボリビア人も一緒なんですねぇ。
P2020327

そしてみんなの目当ては間違いなく、このメシでしょう。タダメシでしょう！
P2020323

鍋について熱く語っている（であろう）男。
P2020380

もう待ちくたびれましたよ。2時間くらい話していましたからね。
P2020296

そしていよいよ、お待ちかね。配給の時間です
P2020339

最初はお行儀よく並んでいたマダム達も、
P2020347

最終的には争奪戦の様相に。
P2020371

男が「ハポネス（日本人）！」と手招きして僕にもちゃんとくれました。炊き込みご飯、じゃがいも、バナナの蒸したもの、チキン。2時間待った甲斐がありました。
P2020334

みんなも満足気。
P2020375

しかし、食後、男はさらに1時間ほど喋り続けたのでした。
P2020385

文・写真：デスク