メルボルンの高級タワーマンションの一室で、多国籍な男子8人がシェアハウス。僕らの暮らしはこんな感じです。
メルボルンの自慢の新居を大公開します!
こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。現在オーストラリアのメルボルンで仕事を再開しながら細々と暮らしております。
(連載「オーストラリアのワーホリは稼げるのか?」バックナンバーはこちら)
メルボルン
メルボルン(Melbourne)は、オーストラリア・ビクトリア州の州都で、ポート・フィリップ湾に面した港市。オセアニア有数の世界都市。「世界で最も住みやすい都市ランキング」6年連続1位(2011〜)。Wikipedia「メルボルン」「Melbourne」参照。
先月の半ばに5ヶ月暮らしたバッパー(ホステル)の突然の値上げや、部屋の下見競争など大混乱を経て、新居に引っ越しました(詳細はこちらを参照されたし)。今回はそんな新居を大公開します!
メルボルンの新居のスペック
苦労してようやく見つけた物件は駅前にあるいわゆる「タワーマンション」の高層階でした。スペックは以下の通り
・サザンクロス駅から徒歩3分
・トラムストップから徒歩3分
・Wifi付き
・洗濯機付き
・共用ジム付き
・共用プール付き
・共用サウナ付き
・共用ボルダリング場付き
・共用屋外BBQ場付き
・オートロック
・バス・トイレは1個
・4人1部屋×2で合計8人暮らし
・家賃は週130ドル(約10400円)
・22階
・角部屋
住民構成
一緒に住んでいるのは自分を除いて日本人2人、台湾人1人、フィリピン人1人、チリ人1人、ドイツ人2人の計8人。全員男なので気が楽ですし、男だらけの方がかえって部屋は綺麗に整頓されるものです。
寝室はこんな感じ
部屋は2つあり、それぞれ2段ベッドが2つずつ置いてあるので合計8人暮らせます。広くはありませんが、クローゼットもあって、窓からの見晴らしもいいのでよしとしましょう。
引っ越し時に増加していた荷物も、無事に設置完了。奥には大晦日に買った新年パーティーグッズが見事にインテリアと化しております。
リビングはこんな感じ
リビングには机が2つあり、一応一人1席、自分のスペースがあります。
新年に住人の兄弟が来たり、前に住んでいた人が帰国前に1週間だけ転がり込んだりした時にこのソファーも立派なベッドになります。
オール電化のキッチン
お皿やカトラリー、調理器具は揃っているのであとは各自食べたいものを買って好き勝手料理するのみ。棚や冷蔵庫のスペースも、広さの公平性には欠けますが全員分用意されています。
オーシャンビューのベランダ
ベランダはこんな感じです。洗濯物ラックとエアコンの室外機が場所を取っている為、洗濯物を取り込むか煙草を吸う時ぐらいしか外に出ませんが、
ビルの隙間からやんわりポートメルボルンの海が見えるので気に入っています。
唯一問題(多発)のバスルーム
8人で住むには小さな部屋ですが、みんな生活リズムやお気に入りのポジションがバラバラなのでそれほど気になりません。ただ1カ所、バスルームを除いて。
8人で1つのバスルームをシェアするので、一人が占領すると他の人は2階にあるジムのトイレか、6階にある屋外BBQ場のトイレまで行かなければなりません。
この前ドイツ人が50分ぐらい占領していて大顰蹙を買っていました。
(ちなみにトイレットペーパーは各自で購入しなければいけないというのを知らず、自分のベッドの下に置いてあったものを使っていましたが、ドイツ人の私物だったらしく、この前こっそり2ロールをベッドに返しておきました)
シャワールームの床にはシャンプーやボディーソープがごちゃごちゃしています。シェアしていいものか分からなかったので自分のも購入しましたが、風呂場の掃除の際に、自分のシャンプーをピックアップするのを忘れて捨てられてしまいました。
ルームメイト同士は意外と仲良くない
8人で暮らして顔を合わせば挨拶や軽い世間話はしますが、実際のところ、一緒に遊びに行ったりするような関係ではなく、日本人同士ですらたまに話す程度です。
この点に関してはバッパーの方がいろんな国の人とワイワイ出来て楽しかったと思うのですが……前に住んでいたバッパーも徒歩2分の所で、まだ顔なじみも沢山居るので、週に2~3回はお酒を担いで遊びに行っています。
バッパーでは5ヶ月暮らし、お酒を飲んでも騒いで周りに迷惑をかけるような事はしなかったので、いつ何時遊びに行ってもバッパーの従業員さんにも嫌な顔をされません。大特権!
メルボルンから抜け出せなくなりそう
出稼ぎも順調にいっているとは言えず、メルボルン滞在も6ヶ月目を迎え、そろそろ違う都市を経験してみたい気もしますが……、この物件に引っ越したことで気持ちが揺らぎ始めました。こんな値段も設備も好条件のタワーマンションに住める事なんてもうこの先無いかもしれないからです!(宝くじでも当たらない限り)
ちなみに僕の住んでいるマンションは上記のような数人シェアの部屋がたくさんあり、Gumtreeや伝言ネットなどの情報サイトで物件を探すとたいてい1件は出てくると思います(相場は週150ドルほど)。
ワーキングホリデーや留学でメルボルンにお越しの方は、リーズナブルな金額でぜひ、日本ではなかなか出来ないようなタワーマンション生活を過ごしてみてはいかがでしょうか?
次回はタワーマンションの共用設備についてご紹介したいと思います!
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