25回宇宙を旅したスペースシャトル「エンデバー(Endevour)」の展示が見られるアメリカのカリフォルニアサイエンスセンターは入館無料。展示までの焦らすかのような道程でついつい学べてしまい、アラフォーの僕でもワクワクしてしまう施設でした…!(エンデバー見学は別途2ドル/3ドルかかりますが、無料で見学できた方法も紹介!)
スペースシャトル「エンデバー」が無料で見られる時も!
お酒と音楽とおねーさん、そして科学にも興味のあるナシオです。
カリフォルニア州ロサンゼルスの「カリフォルニア・サイエンスセンター(California Science Center)」に展示されているスペースシャトル「エンデバー」(endevour)。25回も宇宙を旅した実物のスペースシャトルとは一体どんなものなのかをこの目で確かめてきました。
展示室までの長い道程に焦らされつつも、ついに目の当たりにした本物のスペースシャトル「エンデバー」は、触れそうな距離での展示の迫力には圧倒されました…!
通常2ドル/3ドルかかるエンデバー見学が運良く無料になることもあるので、それについても紹介しています!
エンデバー (Endeavour, OV-105) はスペースシャトルのオービタ。2011年6月の引退までに25回の飛行を行った。Endeavour(エンデバー)の名前は、キャプテン・クックの南太平洋探検の第1回航海の帆船 Endeavour(エンデバー号)に由来している。エンデバーは日本人宇宙飛行士の搭乗率が高く、毛利衛、若田光一、土井隆雄がそれぞれエンデバーに搭乗した。Wikipedia参照。
カリフォルニアサイエンスセンター(California Science Center)
アクセス:メトロ(地下鉄)で、「Union Station 駅」(Metro Red Line か Metro Purple Line)→「7th Street / Metro Center 駅」(Metro Expo Lineに乗り換え)→「Expo park/USC 駅」。約40分。「Expo park/USC 駅」より徒歩10分。
開館時間:10:00〜17:00(定休日は正月、クリスマス、感謝祭/サンクスギビングデー/11月の第4木曜日)
入館無料
※エンデバーの見学は通常有料:電話予約3ドル/オンライン予約2ドル
エントランスからすでに本気な軍用機の展示
一刻も早くスペースシャトルのエンデバーの姿を拝みたかったのですが、男心をくすぐる軍用機の展示に行く先を阻まれます…
駐車場の脇に展示されていた超音速戦略偵察機A-12ブラックバード(練習機型)。
館内に入るとまたもや軍用機(F-20/左&T-38/右)のお出迎えが…。
ババーンと軍用機を2機もぶら下げちゃうあたりに、アメリカを感じた気がします…。
簡単にはたどり着けないスペースシャトル「エンデバー」までの道のり
後ろ髪をひかれつつもスペースシャトルのエンデバーへと歩みを進めます。
館内2階、左手にある「エンデバー(Endevour)」と書かれたゲートに入っていきます。
スペースシャトルのエンデバーとついにご対面!…かと思いきや、またもや「エンデバー(Endevour)」と書かれたゲートに遭遇します。
スペースシャトルの中の装備の展示
次こそスペースシャトルのエンデバー!…と思っていたのですが、スペースシャトルの中の装備品などの展示コーナーでした。
スペースシャトルの中のトイレに…
スペースシャトルの管制室のレプリカ。
スペースシャトルのエンデバーにたどり着くまでに、すでにお腹いっぱいになってしまいそうな展示品の数々…。
そしていよいよ…
スペースシャトル「エンデバー」の展示コーナーに入場!
宇宙船内のコーナーを抜けると、またもやエンデバーの標識。辿ってみると…
やっと本物のエンデバーの展示場へたどり着くことが出来ました!
エンデバーの展示場入場の際に見せたのがこの無料チケット。入場者が多いと入場者制限がかかる事もあるそうですが、この日は人もまばらだったためか無料チケットが館内で配られていました。今回はラッキーでした!
※エンデバー見学は通常は有料(3ドル/2ドル)
手が届きそうな距離で見られるスペースシャトルのエンデバー
倉庫の様な展示室に入ると、念願のスペースシャトル「エンデバー」がありました!2012年から公開されているそうです。
エンデバーの胴体の真下にも行くことが出来ます。ジャンプしたら手が届きそう!
後姿も格好良い!
スペースシャトルのエンデバーは、カリフォルニアサイエンスセンターの他の展示を忘れてしまうくらいの迫力でした…。展示室には子供連れも多かったのですが、大人のカップル達も目をキラキラさせながらエンデバーを鑑賞していたのが印象的でした!
カリフォルニアサイエンスセンターは夢中になって学べる博物館
スペースシャトルのエンデバーへの焦らされていたかのような道程も、エンデバーの理解を深めるための予習だったのだな…と、後になって気が付きました(笑)夢中になって学べる博物館でした。
エンデバーの展示室の看板には「The journey coutinues…(旅路はまだ続く…)」。人々に夢を与えるという航海をエンデバーはまだ続けているのかも知れませんね。
L.Aより、ナシオがお伝えしました!
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