中国旅行といえば北京や上海が定番ですが、上海からたった30分の場所にこんなに風光明媚な街があるんです……!
中国の今と昔を味わえる「蘇州」
こんにちは!しゃんいえーです。
皆さんは、私の留学先である、中国の江蘇省に位置する蘇州という都市をご存知ですか?実は、中国の「昔」と「今」の魅力を併せ持った、趣溢れる人気の観光地なんです!今回は、世界中の人々を魅了する蘇州の見どころをお伝えします♪
蘇州市は中華人民共和国江蘇省東南部に位置する地級市。古くから絹織物で発展した国家歴史文化名城であり、上海市に隣接する地の利があり、現在も省の経済的中心である(Wikipediaより引用)。
上海からたった30分
上海浦東国際空港から車で約2時間、上海から高速鉄道に乗車すれば約30分で蘇州に到着(詳細はこちら)……アクセス良好!上海に隣接しているため、街は近代的発展を遂げています。
写真は、世界一の門と言われる「東方之門」。現代の蘇州のシンボル的存在です。
マルコ・ポーロも絶賛した「東洋のヴェニス」
蘇州は水の都として名高い街。中国では古くから、「地上の楽園」といわれています。蘇州を舞台に詠まれた詩「楓橋夜泊」は、日本の多くのご年配の方が、学生時代に学ばれたそう。それほど、日本とは昔から縁があり、中国が誇る古都として知られていることが窺えます。
園林と呼ばれる古典庭園や、中国版ピサの斜塔ともいえる「虎丘」(写真)など、世界遺産も多く残されています。
趣のあるファミリーマート
蘇州の山塘街という観光地にあるファミリーマートは、街の景観を配慮し、中国仕様の外観です。京都の街並みに合わせたコンビニやファーストフード店を彷彿とさせます。中国独特な飾り窓はもちろん、黒い看板と、白い壁は、昔ながらの蘇州を体現しているようにも思え、趣を感じられます。
「オシャレカフェ」などのカルチャーも
中国の伝統的な歌劇の起源である「昆曲」は、誕生以降、蘇州で今も愛され続けています。
また、以前にご紹介した『中国のイメージが180度かわるカフェ「猫的天空之城」』は、蘇州の中でも高い人気を誇る文化ストリート・平江路を起点にして各都市へ展開していきました。
このように、蘇州では日々新たな文化が創造されています。
いかがでしたか?蘇州は謂わば日本でいう、京都のような存在。中国の「古さ」と「新しさ」を楽しめる、一度で2度おいしいスポットなのです。ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
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