ここは…下北ですか?
日本人経営の古民家カフェ
古民家カフェにPCを持ち込んで何時間も居座ってごめんなさい。デスクです。
古民家カフェって居心地がいいですよね。カフェなのに家。だから温もりがあって…落ち着きます。
最近、続々と古民家カフェができていますが、今回はメキシコのはずれで日本人がやっていた古民家カフェのお話です。
はじめて行った時、「ここは下北か?」と思うくらいの衝撃でした。
まず、隠れ家感がスゴい
場所はサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(以下サンクリ)。グアテマラ国境に近い、メキシコのはずれに位置します。
街はメキシコの地方都市といった感じで落ち着いた雰囲気。これといった見どころはなく、デスクもグアテマラへの経由地として滞在しました。
そんなサンクリに「日本人がやっているカフェ」があると聞いて、なんとなく行ってみました。
こちらが歩き回ってやっと見つけた「道草屋」。街のはずれにある上にこの隠れ家感……こりゃ分かりませんよ……。
可愛い看板。入り口をくぐると……
センスがひっそり佇む店内
ここは…下北ですか?
ひっそりした空間に、オシャレな雑貨たちが並んでおります。
服も売っていました。こだわりの一点ものであることが一目で分かります。
日本なら1000円クオリティーのランチ
庭から見ると、完全な古民家であることが分かります。テラスでランチを取ることに。
まさかの庭に馬がいました。
こちらがメニュー。右はスペイン語。本日のランチ40ペソ(=約200円/2012年当時)を頼みます。マクロビメニューを提供しているようです。ここまででかなり期待値は上がっていたのですが……
まさかここまでオシャレなのが出てくるとは……。このクオリティー、下北で食べたら1000円はしますよ。
こちらはメインの豆腐ハンバーグ。お味のほうも味噌の香ばしい香りがして、幸せな気分になりました。
嗚呼、世界は広い
こちらのお店、日本人の夫婦がやっているとのこと。僕が訪れた時は旅行中の夫婦にかわり、近くの日本人宿に泊まっている彼ら(写真)が店番をしてました。聞けば、お店もメニューもみんな旅人の手作りだそうです。いやはや、旅の途中にここまでのものを作り上げてしまうとは……。
まさか、メキシコのはずれでこんなクオリティーのカフェに出会えるとは思ってもみませんでした。お店は現在は閉店して和歌山に移転したようですが(道草屋)、
世界は広いなぁと……デザートのきなこケーキを食べながら思った記憶があります。もちもちぷるるん。
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