ポルトガルの港町「コスタノヴァ」はストライプにボーダーと、かなりシマシマ。そんなコスタノヴァへ、シマシマの格好で行ってみました…!
こんにちは!新婚旅行で世界一周中のタビワライフ、大地と涼です。
スペインからポルトガルにバスで移動してきました。ポルトガルでは有名な「傘祭り」に行くことを決めていました。
しかし、妻は「傘祭り」よりも気になる街があるというのです! そこは傘祭りが開催されている町から近い場所というので僕は「ついでに行けたらいいね!」というぐらいに思っていました。
でも、そこはあの傘祭り以上にカラフルでまるで絵本の中のような世界でした!
※早くスクロールすると目がチカチカする恐れがあるのでゆっくりじっくりお読みください。
まずは日本でも有名なアゲダの傘祭りへ
日本でも有名なポルトガルの「傘祭り」。正式には「Umbrella Sky Project」というもので開催期間は毎年7月~9月末と言われています。
ポルトガルのアゲダという町で行われており、僕たちはアベイロという隣町から電車で向かいました。
この「傘祭り」はアートの力でこの町を盛り上げようという取り組みが始まりだったそうです。
日本でもとても有名な「傘祭り」ですが、会場になっている場所は本当に小さな町で、アゲダの駅は無人駅でした。
そのためポルトガルの人でも、傘祭りのことを知らない人が結構います。
それでもこの「傘祭り」を見るためのツアーが組まれていたり、僕たちのように国外からわざわざここに来る人がたくさんいます。
地域活性化としては成功していた面白い一例だと思います。
…では本題へ!
パジャマシティの異名を持つコスタノヴァという街へ
アゲダの「傘祭り」を満喫した次の日に、今度はアベイロからバスに乗ってコスタノヴァという町に向かいました。
妻の涼にとってメインはどうやらこちらのようです。
ここコスタノヴァの特徴は写真のように家の壁がストライプにデザインされています。
それも1軒や2軒ではなく、町のいたるところに壁がストライプ柄の家が並んでいます。
ストライプの理由
最初はここもアゲダのように町を盛り上げるために壁をストライプにしてカラフルにしていると思ったのですが、どうやら違うみたいです。
このコスタノヴァは港町で目の前が海になっています。そのため漁業が盛んな町としても知られています。
このストライプ柄の始まりは、漁師さんたちが漁から帰ってくる時に、遠くからでも自分の家がどこかすぐわかるようにするための工夫だったようです。
現在では、カラフルな町として注目されるようになっており、カフェやレストランもこのようにストライプ柄の壁になっています。
誰が言い出したのか、この漁師の町コスタノヴァはその見た目からいつしか「パジャマシティ」とも呼ばれるようになりました。
パジャマシティでパジャマ写真を撮ろう!
妻の涼はここでやりたいことがありました。
「パジャマシティでパジャマ写真が撮りたい!」
僕たちはコスタノヴァに行く前日に、近くのショッピングモールに、パジャマを探しに行きました。
でも、街のような「ストライプ柄」のパジャマがなかったことと、そもそもそれを着て歩くことに抵抗があったので、とりあえずお揃いのTシャツを選ぶことにしました。
涼「ねぇ、ねぇ、どれがいいかな?」
と楽しそうにTシャツを選ぶ涼の横で僕は言いました。
大地「これってボーダーじゃない?」
でも、涼はストライプのTシャツはあんまりないし、ボーダーの方がカワイイからOKとのことでした。
コスタノヴァで撮った写真がこちら!
町を歩いていると至る所でストライプ柄の家を見つけることができます。
また自分の家を見つけやすくするためにお隣同士で同じ色が使われていることはほとんどないため、こういった色違いのコントラストも楽しめます!
妻は黄色いストライプ柄の家を見つけるとまるで自分を見つけたかのようにはしゃいでいました!
残念ながらオレンジ色の家は見つけられませんでした。
もちろん、この家には実際に人が住んでいます。
写真を撮らせてもらっていて感じたのですが、どの家も生活感がないくらい外にはほとんど物が置かれていませんでした。
たくさんの人が家の写真を撮りに来るこの町では、撮られる意識、見られている意識みたいなものが住人の方にもあるのかもしれません。
コスタノヴァ在住ボーダーおじさんと
最後にたまたま出会ったコスタノヴァ在住の優しいボーダーおじさんと一枚。
ストライプ柄の服を着た方とお会いすることはありませんでした…。
ボーダーを見るとポルトガルを思い出す…
今回、ポルトガルに行って初めて知ったコスタノヴァというストライプ柄のカラフルな町。
家の様子や町並みを写真に撮るだけでも面白いのですが、妻の「パジャマシティでパジャマ写真が撮りたい!」という発想から生まれたちょっとしたひと工夫が楽しさを2倍にしてくれました。
いまでも、このボーダーのTシャツを着ると、あのストライプの「パジャマシティ」コスタノヴァのことを思い出します。
ぜひコスタノヴァに行く際は、町に溶け込むパジャマをお忘れなく!
※Tシャツの文字は妻にとってはあまり興味がないみたいでした。
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