夫婦でスペインのホストファミリーと過ごした3週間。「遊ばない?」と距離を詰めてくるスペイン男子がイケメンすぎて、妻と仲良くなりすぎて、本当に複雑な気分でした…。
こんにちは!新婚旅行で世界一周中のタビワライフ、大地と涼です。
アンダルシアのひまわりを存分に楽しんだあと、僕たちはスペインでもワークアウェイを利用することにしました。
今回、お世話になったのはゲストハウス! そのゲストハウスを営む家族には3兄弟がいるということを事前のやりとりでわかっていたので行く前から会えることを楽しみにしていました。
ワークアウェイとは
workawayとは働き手を必要としているホスト(受け入れる側)と、なるべくお金をかけずに旅をしたい人(受け入れてもらう側)の、双方のニーズに応えたマッチングサービスサイトです。旅人が1日数時間の労働をする代わりに、ホストから宿と食事を提供してもらえます。そのためお互いにお金のやり取りはありません。
今回、僕たちがワークアウェイを利用してお世話になったのはスペインのメリダという街から車で1時間ほどのところにあるこちらのおしゃれなゲストハウスです。
位置はこの辺り
僕たちはここで3週間お世話になりました。
ただしこの期間は、プールを新しく建設するための工事をしている真っ最中であったためゲストを迎えることはありませんでした。
そのおかげと言ってもいいかもしれませんが、ゲストハウスを営む家族たちと一緒に過ごせる時間がたくさんありました。
ここの家族はポール(お父さん、イギリス人)、イヴァ(お母さん、クロアチア人)、エマ(お姉ちゃん9歳)、ニキ(お兄ちゃん7歳)、ルカ(弟ちゃん3歳)という家族構成で家の中では英語とスペイン語が飛び交っています!
お父さんのポールはマドリードで英語の先生もしているので家に帰ってくるのは週末だけ。僕たちもあまりゆっくりと話すことができませんでした。
そのため、お母さんのイヴァはゲストハウスの仕事と家事を1人でこなしていました。
ワークアウェイとしての僕たちの仕事は、広い庭の水やりや部屋の掃除、愛犬ディナのお散歩と忙しいイヴァ(お母さん)のお手伝いという感じで、難しいことはありませんでした。
唯一、妻の涼は平日のお昼ごはんを作ることを任され、毎日の献立を考えることに悩まされていました。
でも、「こんなに広いキッチンで料理できるのは楽しい!」と子供達が喜ぶように味付けなど工夫しながら作っていました。
子供達とはすぐに仲良くなれました。ごはんが食べたあとは一緒に遊ぶことが日課になっていました。
ちょうど夏休み期間に入った時期でもあったので、映画を見たり、プールに行ったり、サッカーをしたり…何をするにも僕たちを誘ってくれました。
イヴァ(お母さん)は「子供たちに付き合わず、いまは休んでいい時間よ!」とも言ってくれましたが何よりも僕たちの方が子供たちと遊んでいることが楽しかったですし、英語もスペイン語も話せる子供たちは僕たちの先生役にもなってくれました。
反対に、子供たちは僕たちの真似をしたがり、食べる前には「いただきます!」、パスタもピザもなんでも箸を使って食べたがります。
また、自分の名前を漢字で書いて欲しいと言われて、当て字で書いてあげると次の日からその漢字を書く練習もしていました。
一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、僕たちはこの3兄弟のことを大好きになっていきました。
3兄弟の中でも特に末っ子のルカは遊びたがりで僕たちが部屋にいるときでも「Can you play with me?」とかわいい声で呼びに来てくれました。
しかし、僕はそのかわいさにまんまと騙されていました。
彼は3歳でありながら男です!
あどけなさが残るかわいい顔をしながら、パッチリとした目と長いまつ毛に金髪のキラースマイルで妻の涼は完全にメロメロになっていきました!
お出かけした帰り道はいつも2人で楽しそうに歩いています。このころはまだまだ距離感があってぎこちない感じでしたが…
ある日、僕が部屋に戻ってくるとまたあの男が妻の横にいるではありませんか! しかもこの距離感!ちょっと近づきすぎじゃないのかっ!
前に撮った動画を2人で楽しそうに見ています!これはもう完全にラブラブな恋人同士の雰囲気です!
妻は完全にこの甘いマスクにメロメロにされています。
僕はというと、あんなに仲良く遊んでくれていたエマ(お姉ちゃん)、ニキ(お兄ちゃん)からも敵扱いされて頭を切られています!これも妻をメロメロにした男ルカの命令だと思われます。
なぜなら、ルカ1人だけが本気で僕の頭を切ろうと全力で立ち向かってきます!笑
そんな心も体もボロボロになった僕を癒してくれるのは愛犬ディナだけでした。
妻は完全にルカにメロメロになっていましたが、滞在期間の3週間が終わりこの3角関係も終わりを迎えました。
こうして僕たち夫婦には、また安泰な時が戻ってきました。
これからも世界を旅する中でたくさんのイメケンに出会うと思うので、僕も妻に見放されないように、そしてまたスペインのライバル「ルカ」に再会するときには成長した姿を見せられるように男を磨いていきたいと思います!
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