新婚旅行で世界一周中の僕たち夫婦。スーダン・カッサラに存在する、スーダンの新婚カップルの定番デートスポット「タカ山」に行ってました!
こんにちは!新婚旅行で世界一周中のNO TRAVEL NO Life、大地と涼です。 今回もスーダンからお届けします。(新婚旅行で世界一周、今までの過去記事はこちら)
スーダンの新婚カップルの定番スポットへ向かう
僕たちは新婚旅行で世界一周をしているのですが、リゾートや高級ホテルなどいわゆるハネムーンっぽい所へはほとんど行っていません。
そんな僕たちですが、スーダンのカッサラにて、新婚カップルがハネムーンで訪れるという愛の聖地があるという情報をキャッチし、実際に行ってきました。
新婚旅行でスーダンに行く方はあまりいないかもしれませんが、これからハネムーンの行き先を決めようという新婚カップルの皆さんに少しでも参考になれば嬉しいです!笑
カッサラ
カッサラ(アラビア語: كسلا、Kassala)は、スーダンの都市。スーダン東部に位置し、エリトリアとの国境に近い。カッサラ州の州都である。標高529m、人口234,622人(1993年)。以前は鉄道の運行の中心だったが、2006年から鉄道は運休している。西400kmのところにある首都ハルツームと北のポートスーダンとを結ぶ高速道路上に位置する交通の要衝である。参照:Wikipedia「カッサラ」
スーダン・カッサラのハネムーンスポット、タカ山
スーダンの新婚カップルにハネムーン先として定番になっているのがカッサラにあるタカ山というこの岩山です。僕たちもせっかく新婚旅行で世界一周をしているので、その夕日を見ようと愛の聖地タカ山に行ってきました。
タカ山の形はとても変わっていて、日本にある山ように土があって、木が生えているという山ではなく、写真のような大きな岩山です。
しかも、街の中心部からもその姿を見ることができるくらい大きな岩が連なっていて、ドラゴンボールに出てきそうなくらいの迫力です!
カッサラからバスでタカ山に向かう
カッサラの街の中心部にあるバスターミナル付近で「タカマウンテン!タカマウンテン!」とタカ山に行きたいアピールをしていたら、「これに乗れば行ける」と色んな人が案内してくれました。
タカ山まではバスで向かいます。バス代は一人2スーダンポンド(約32円)です。運転者さんとは別にお金を集める人がいるのでみんなその人に手渡します。
僕たちはこのバスが本当にタカ山に行くのか?もし合っていてもどこで降りればいいのか?と不安だったため、周りに座っている人に笑顔で「タカマウンテン!タカマウンテン!」とここでもアピールしておきました。
15分ほど走ると、街中からは遠くに見えていたタカ山が近づいてきてその迫力にワクワクしてきました。隣に座っている人から「タカマウンテンの入り口はココだよ!」と言われてバスを降りました。
そこは街の中心部に比べてとても静かでゆったりとした場所でした。バス停から山の方へ続く道を歩いて行くと入場口のようなものが見えてきました。
タカ山にいざ入山
この入場口でお金を払います。タカ山への入場料もバス代と一緒の一人2スーダンポンド(約32円)でした。
近くまではわからなかったのですが、入り口から山の中腹付近までカフェやお土産屋さんがたくさんあります。まだ日差しが暑い、日中はあまり人がいないなと思っていたらみんなカフェでゆっくりしていました。
新婚カップルもカフェでお茶をすることがデートの定番のコースのようです。
ちなみにスーダンのカフェではみんな写真のようなコーヒーをよく飲んでいます。
このコーヒーはジンジャー(生姜)が効いていてクセのある味がします。カップは日本酒を飲む「おちょこ」のような小さなカップに半分くらい砂糖を入れて飲みます。量が多くない分、何回もお代わりしてみんなで飲むのがスーダンのスタイルです。
カッサラでずば抜けて高いタカ山からの眺め
カッサラの街には高い建物がほとんどないため少し登ると地平線まで見渡すことができます。
ただ、カフェやお土産屋さんを通り抜けると次第に足場が悪くなってきます。山の途中からは決まったルートがなくなり、自分たちで登りやすい道を見つけて進んでいきます。
僕たちが行った時は気温が30℃以上あり、少し登っただけで汗が止まりませんでした。
登っている途中に出会った人はみんな岩陰で休憩したり、下山している途中だったりとあまり高い所まで登っている人はいませんでした。
本当はあの頂上付近まで行こうなんて意気込んでいたのですが、タカ山の大きさとその険しさを肌で感じました。
遠くに見えるあの大きな岩山もそうですが、僕たちが立っているこの岩ですらとても大きく、どうしてこういう景色になったのか愛の聖地は地球の神秘を感じられるスポットでもあります。
僕たちが少し登ったところでセルフタイマーをセットして記念写真を撮ろうとしていると、タカ山に観光に来ていた学生たちが「一緒に写真を撮ろう」とと話しかけてきてくれました。
出会えば、一緒にお茶!というのがスーダンスタイルです!笑 僕たちは暑かったので、冷たいジュースでも飲みたかったのですが、彼らがコーヒーを注文してくれたので一緒にいただきました。
彼らは英語を勉強している学生だったので、お互いのことを質問し合った後、いまそれぞれの国で流行っている音楽をスマートフォンで流して聞き合ったりしていました。
タカ山から見る夕日
そんな風にカフェでゆっくりしているうちに辺りが暗くなってきました。夕日がキレイに見えそうな山の中腹付近までもう一度登り、そのからゆっくりと地平線に沈んでいく夕日を眺めることにしました。
カフェでゆっくりしていたスーダンのカップルたちもそろそろだなという感じで、山を登ってきてみんなが静かに夕日を眺めている様子がなんともロマンチックでした。
カッサラの街の向こう地平線に沈む夕日。
昼間見ていたカッサラの街とは違い、すべてが優しいオレンジ色に照らされてただゆっくりと夕日が沈んでいくのを見ている時間はまさに黄昏時でした。
(※夕日が沈んだ後はすぐに暗くなるため、懐中電灯など足元を照らせるものを持参したほうがいいです)
スーダンのタカ山で愛を叫ぶ
ここから見る夕焼けはとてもキレイで、徐々に闇に包まれていくタカ山もとても幻想的でした。
今回、スーダンの愛の聖地「タカ山」に行ってみて、連なる岩山、そこから見える地平線に沈む夕日と地球の神秘や自然の偉大さを感じました。
この場所で愛を誓う合うことは何かパワーがあるような気がして、スーダンの新婚カップルにハネムーン先として選ばれる理由が少しわかったような気がします。
何よりもこの広い世界で巡り会い、一緒にこの景色を見られるという奇跡が2人の愛を深めてくれるのかもしれません。
新婚カップルの皆さん!ぜひスーダンの愛の聖地「タカ山」で2人の愛を叫んでみてください!
(新婚旅行で世界一周、今までの過去記事はこちら)
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