香港に実在する龍の背中…その名も「ドラゴンズバック」の上を歩いてきた(龍脊)

2016.11.18 07:00 
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都会なイメージの香港に存在する、アジア最高峰のハイキングコース「ドラゴンズバック(龍脊)」。こんな香港…見たことないかも。

 

香港らしからぬアジア最高峰のハイキングコース、ドラゴンズバック(龍脊)

大自然&秘境を求めて夫婦で世界一周をしているBack to the Natureのおだやんです!

今回紹介するのは、大都会・香港にある「ドラゴンズバック(龍脊)」と呼ばれるハイキングコース。過去に、米国のタイムズマガジンでアジアベストハイキングコースにも選出された有名なコースです。

…でも、都会のイメージしか湧かない香港のハイキングコースって一体どんな場所?気になったので行ってみました!

 

ドラゴンズバック(龍脊)までは香港中心部から約1時間

ドラゴンズバック(龍脊)は香港島の東端に位置します。

 

アクセス:地下鉄各線を乗り換え、香港島を通る港島線の筲箕灣駅(Shau Kei Wan)で下車。繁華街の九龍エリア中心部からは一人14.5HK$/188円。そこから9番石澳行きの路線バスに乗り「土地湾」というバス停で下車。一人6.9HK$/90円。バス停の前が登山口になっています。

 

筲箕灣駅のバス乗り場に着くと、周囲は高層マンションに囲まれていてまだ都会っぽさは拭えません。本当にこの先に自然が広がってるのか不安になってきます。
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しかしバスが山を登っていくと、車窓からは緑豊かな景色が見え始めました!
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ドラゴンズバック(龍脊)ハイキングスタート!

バス停のすぐ脇からドラゴンズバックへの登山口が始まっています。山頂を越えて山の反対側にあるバス停まで、およそ3時間のハイキングがスタート!
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登山口の案内板にはドラゴンズバックの名にちなんでカワイイ龍のイラストが描かれてました。
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最初の30分はひたすら石段を登っていきます。自分が香港にいるとは思えないほど自然が広がっていました。
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聞こえるのは鳥の鳴き声のみ。香港の喧騒とは正反対で本当に癒されます。
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歩きやすい道なので初心者でも安心でしたよ!

 

ドラゴンズバック(龍脊)ハイキング開始後30分で見たもの

歩き始めて30分ほどで周囲の木々が低くなり、徐々に空が見え始めました。尾根が近いようです。
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尾根に近づき日陰がなくなると、直射日光が当たって急に暑くなりました!必ず帽子は持参した方がよいでしょう。

 

開始から45分ほどで山の尾根の端にある展望スポットに到着!ここが第一の休憩ポイントになっていました。
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眼下には高層ビルでなく海が広がっています。香港にいるのに不思議な気分に浸れます!

 

よく見ると海岸沿いにはビーチがありました!香港の海って思ったより綺麗でびっくりしました。
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実は香港のビーチはいい波が寄せるらしく、知る人ぞ知るサーフィンスポットになっているんです。

 

目の当たりにした「ドラゴンズバック(龍脊)」の由来

さて、休憩を挟んで、いよいよドラゴンズバック・ハイキングコースの目玉とも言える場所を歩いていきます。このハイキングコースがドラゴンズバック(龍脊)と呼ばれる理由は頂上付近の尾根を歩くと分かります。
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この尾根、高低差がない場所からはただの山道にしか見えません。
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しかし上から見下ろすと、まるで龍の背中を歩いているように見えるんです!
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…どうです?だんだん龍の背中に見えてきますよね?これがドラゴンズバック(龍脊)​の正体だったのです!

ただし、綺麗な心を持った人でないと龍の背中には見えないらしいので、注意が必要です。

 

ドラゴンズバック(龍脊)の頂上から見る香港

そしてドラゴンズバック・ハイキングスタートからおよそ1時間半、標高284mの頂上に到着!
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山頂に立つ看板の龍が「お疲れさま」と手を振ってくれています。
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ドラゴンズバックの頂上からの景色。この写真だけ見ると、自分が本当に香港にいるのかどうか疑問に思てきます。
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ちなみに、ドラゴンズバック(龍脊)の山頂までの道はそれほどきつくなく、女性や子どもでも気軽に登れるほど。靴もスニーカーで十分でした!

帰りは1時間かけ、反対側の麓にあるバス停まで降りていきます。

 

ドラゴンズバック(龍脊)の帰り道でおまけ

山を降りる途中、湧き水を発見しました!
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香港に湧き水があることにビックリ!湧き水スポットはいくつかあり、ハイキング客の休憩所となっていました。

 

帰りが楽チン!ドラゴンズバック(龍脊)の終点はバス停

ドラゴンズバック・ハイキングスタートから3時間、山頂からは1時間半で反対側のバス停に到着。大潭峡(Tai Tam Gap)という場所がゴールのバス停になっていて、バスの終点は行きで降りた港島線の筲箕灣駅です。
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コース全体を通して急斜面や足場の悪い道はなかったので、さほど疲れることなく下山できました。ドラゴンズバック(龍脊)、香港とは思えない自然と景色に癒されたハイキングでした!

 

香港のドラゴンズバック(龍脊)、気軽に行けます

香港を観光中に喧騒に疲れてしまった時は、このドラゴンズバックで大自然に癒されてはいかがでしょうか!日帰りで行けて、さらにいい運動にもなるので、心も体も癒されますよ!

ただし行かれる場合は、水分と帽子は必須です!そして蚊対策はしっかりとしていきましょう。

以上、おだやんでした!

 


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おだやん

おだやん

1987年生まれ。大学時代に北米最高峰マッキンリーの単独登頂、野生のヤギを食料に10日間の無人島生活に挑戦するなど様々なサバイバルに挑戦。卒業後、NHKでディレクターを4年間経験したのち、2016年5月より妻・ちょくとともに世界一周の旅を開始。旅のテーマは「絶景&自然&動物」一眼レフで映像を撮影中。▶︎ブログ ▶︎Facebook

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