メキシコ・オアハカの名物市場「トラコルーラの日曜市場」では、どうも肉屋が人気のようです…!
お酒と音楽、そしておねーさんが大好きな肉食おじさんナシオです。
今回はメキシコのオアハカ州、トラコルーラの村の日曜市(ティアンギス)が賑わうということで足を運んでみました!
グロかったり生臭いのが定番の市場の肉屋エリアですが、トラコルーラ市場の肉屋エリアは美味しそうな匂いと煙で充満していました…!
今回はそんなトラコルーラの市場のレポートです!
トラコルーラの日曜市場
アクセス:オアハカ2等バスターミナルから出るバスでおよそ1時間ほど(15ペソ)。
トラコルーラの日曜市場はこの地域の代名詞とも言える。メキシコのオアハカで最も賑わう市場なだけでなく、オアハカ最大かつ最古の市場でもある。参照:「Tlacolula de Matamoros」
村の中心にある教会と隣接する市場「Mercado Munincipal Martin Gonzalez(メルカド・ムニンシパル・マルティン・ゴンザレス)を囲むように、沢山の露店が並んでいます。
ガイドブックにも紹介されているトラコルーラの日曜市場は、多くの人で賑わっていました。
色鮮やかな民族衣装を見たり露店を冷かしているのも楽しいのですが、トラコルーラの日曜市場の中に入ってみる事にしました!
トラコルーラの日曜市場の中へ足を進めていくと、何やら煙たくなってきました。刃物研ぎのおじさんも煙に包まれ、ぼんやりとしか映りません(笑)
もう少し進むと、煙たいだけでなく美味しそうな匂いもするので、煙の濃い方へ歩いていくと…
焼肉?バーベキュー?をしている皆さん。お肉屋さんが両側に立ち並び、その間を抜ける通路にバーベキュー台がずらりと並んでいます。
よくある市場の肉屋エリアは、ただ生臭かったりグロかったりするので素通りする事が多いのですが、トラコルーラの日曜市場は別格でした。
しばらく様子を伺っていたのですが…
肉屋で肉を買うと、目の前に置いてあるバーベキュー台で店員さんが肉を焼いてくれる事が判明。焼きたての肉を包んでお持ち帰りにする人もいれば、その場で食べている人も居ました。
…これはお肉を売る宣伝方法としては最高なんじゃないでしょうか?
お昼ご飯を済ませた直後だったのですが、見た目と匂いにつられて食べることにしました。すでに味の染み込んだCecina(セシーナ)と呼ばれる牛肉を注文。
量り売りしてくれると言うので、たっぷり目の250グラムを注文しました(40ペソ/約220円)。自分で焼きたい気持ちもありましたが、ここは肉屋のお姉さんに任せます。
焼き上がりを待っていると、ネギなどの野菜売りが寄ってきます。こうして野菜も焼かれていました。
お肉の焼き上がりはこちら。
手づかみで食べるお肉の美味しさ!脂身が少ない部分だったので少しパサついた感もありましたが、ビールを飲みたくなるような程よい塩加減です!焼肉のタレ要らずの絶妙な味の濃さでした。
別の店の野菜も焼けることを考えると、「手ぶらで行けるバーベキュー」スポットともいえますね!
ちなみに、座席としてお肉屋さんの中の椅子を用意してもらったので、肉屋目線でもトラコルーラの日曜市場を見ることが出来ました(笑)
まさか買ったそばから焼肉が味わえるとは思ってなかったので、大満足の市場見学でした!
焼肉、いや肉屋の即席バーベキューのシステム、商魂たくましいと言うか何でもありと言うか…買い物をするお客さんに「食べたい!」と思わせる絶妙なシステムに思えました。
ただ、一人だと色々な物を少しづつ食べる事が出来ないので大人数で行くと良いかもしれません!
以上、ナシオがお伝えしました!
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