マレーシアで11人に夢を尋ねてみたら…マレーシアへの見方が大きく変わりました。
こんにちは!東南アジアを旅しているゆうすけです。
旅先で出会った人々へ「夢」を尋ねながら旅しています。
訪れる国はマレーシア、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、タイの東南アジア6カ国。
僕が夢を尋ねて旅する理由はこちら
マレーシアで「夢」を訪ねる
まず旅のはじめに訪れた国はマレーシア!
「あなたの夢はなんですか?」はマレー語で「Apakah impian kamu?」
マレーシアは東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部に位置しています。
面積は日本の約0.9倍。人口は2,995万人。
民族はマレー系(約65%)、華人系(約24%)、インド系(約8%)と典型的な多民族国家です。
イスラム教が国教となっており、マレー系を中心に広く信仰されています。(参照:Wikipedia)
格差を感じたマレーシア
今回ぼくはマレーシアの首都 クアラルンプールとビーチリゾートで多くの観光客で賑わうペナン島を訪れました。
どちらの街でも歩いているとイスラムの服装をした女性を多く見かけます。
マレーシア・クアラルンプールにあるチャイナタウン。イスラムの女性はスカーフを頭に被っている。
綺麗な空港や駅、大型ショッピングセンター。
世界中にあるマクドナルドやケンタッキーなどのチェーン店も多くみられます。
クアラルンプール・KLセントラル駅のショッピングモール「nu sentral」の中にあるKFC
こちらはクアラルンプールの中心部に位置するムルデカ・スクエア(独立広場)の近く。
このように綺麗に道路が舗装され新しい建物が並んでいる場所もあれば、
少し裏路地まで歩くと生臭さの漂うマーケットのような場所も多くあります。
発展した街並みと素朴な街並み。高級な車に乗っている人々もいれば綺麗とはいえない服を着て地面に座り込んでいる人々もいる。経済格差・貧困格差の大きさを感じることもありました。
苦労したマレーシアの夢集め
大抵マーケットで働く人々や、街を歩いているひとに声を掛けるのですが、マレーシアでは3人に1人。いや5人に声をかけてやっと1人に夢を書いてもらえるということもありました。
特にイスラムの服装をした女性からはほとんど断られました。
あとになって知ったことなのですが、イスラム教の女性は親族男性以外に触れられてはならないといった教義があり、知らない男性から話しかけられることにはあまり慣れていないのかもしれません。
一方、マレーシアでは夢を尋ねたすべての方が英語で会話できました。英語国内普及率は約90%もあるそうです。
「あなたの夢はなんですか?」in マレーシア
お茶屋で働くマレーシア人(23歳)
" Big $(to eat oyster everyday) "
「多くのお金を手に入れたい(オイスターを毎日食べるため)」
お金を手に入れたい理由がおもしろい!
もっと書くスペースがあれば「刺し身」とも書きたかったそう!笑
この後お茶をご馳走してくださいました。ちなみにマレーシアで多く飲まれているお茶はウーロン茶とプーアル茶だそうです。
レストランでバイトをしながら大学へ通うアルジェリア人(28歳)
" SUCCESS IN MY LIFE ♡ "
「自分の人生を成功させる♡」
2年前にアルジェリアからマレーシアのクアラルンプールに来たそうです。
この写真の後ろに写っているレストランでアルバイトをしながら、クアラルンプールの大学へ通っています。
とても気さくに話してくれました。
お土産屋で働くバングラデシュ人(30歳)
" BE MY OWN BOSS. I mean sole Entrepreneur. "
「社長になりたい!つまり、自分ひとりで起業したい。」
10年前にバングラデシュからマレーシアのクアラルンプールへ来たそうです。
クアラルンプールの多くのお店や宿が並ぶチャイナタウンでお土産屋をしています。
トークが上手く思わずお土産を買ってしまいそうになりました(笑)
タクシーの運転手をしているマレーシア人(53歳)
“ I AM DAVE ANAND MY DREAM IS TO BECOME MiLIONERE Ah Ah Ah ”
「オレはDAVE ANAND オレの夢は大富豪になることだ あはは」
街を歩いているとタクシーに乗らないか?と声をかけてきたおじちゃん。
タクシーには乗らなかったけど心良く夢を書いてくれました。
スケッチブックに文字を書きながら、「オレの夢は大富豪になることだ!」と口を大きく開いて話していました!
マレーシアを旅している人々の「夢」
20カ国以上旅するイギリス人(28歳)
" to travel the world and write (and play video games) "
「世界を旅して、本を書くこと(それからビデオゲームがしたい)」
ゲストハウスで同じドミトリーでした。
本当はビデオゲームが好きだけど、旅先ではできないため久しぶりにやりたいのだとか(笑)
2ヶ月旅しているフランス人(36歳)
BE "HAPPY"
「“幸せ”になる」
つぎはアフリカへ行くそう!
東南アジアのオススメの場所を教えてくれたりもしました。
旅人同士、お互いに「Have a good trip!」(いい旅を!)と言って別れました。
お金に関する夢が多い
マレーシアでは現地に住んでいる方 11名に夢を尋ねて、そのうち5名は他国からマレーシアに来ている方々でした。アフガニスタン、アルジェリア、インド、パキスタン、バングラデシュ…etc。
マレーシアは一人あたりのGDPが周辺諸国に比べるとかなり高い水準であるため、出稼ぎに来ている人々が多いようです。(参考:東南アジアにおける出稼ぎ労働者の現状)
マレーシアで夢を尋ねて感じたことは、多くのお金を手に入れるなどお金に関する「夢」や、人生を成功させる、起業をしたいなど、仕事の成功に関する「夢」が多いと感じました。
出稼ぎにきている人々が多いこともあり、こういった夢を持つ方が多いのかもしれません。
つぎはミャンマーで「夢」を尋ねていきます(^-^)/
※ブログの方では尋ねた「夢」すべてを掲載しているのでそちらもよろしければ!
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